宮崎。青島神社に鵜戸神宮とモアイ像。海岸沿いの絶景の中の神社をめぐってドライブです。
2021/01/26
4月7日、8日で宮崎に観光に行ってきました。
今回は久しぶりのソロです。久しぶりだなぁって思ってましたが、ソロで純粋に観光ってほとんどないんですよねぇ。
ずっと登山どっぷりだったのでお出かけは基本「山に登って帰る」ってパターンばかりでした。笑。
行き先は宮崎。私は福岡出身なので近いといえばそうなんですが、行ったのは学生の時に1回だけですね。大学の先輩と日帰りでした。
で、調べてみると結構いろいろ見どころがありそうな感じです。
で、結果今回のスケジュールはこんな感じ。
初日
1)青島神社
2)サンメッセ日南
3)鵜戸神宮
4)都井岬2日目
1)高千穂峡
2)高千穂神社
3)天岩戸神社
4)天安河原
5)棚田
6)クルスの海
7)馬ヶ背
8)大御神社
宮崎県って結構でかい。
で宮崎空港が真ん中にあるんですが、今回の目的の観光地は都井岬で馬を見るのと高千穂でボートに乗るの2つです。これが宮崎の下と上なんで、ちょっと移動が大変でした。
宮崎空港は愛称があって、「宮崎ブーゲンビリア空港」ってなってます。なので、空港を出るとブーゲンビリアだらけです。
沖縄ほどではないですが、南国感が漂う空港でした。今回ももちろんレンタカーでの移動なので、まずは車を取りに行きます。
空港内にはカウンターがなかったので、レンタカー乗り場があって、そこから近隣のレンタカー屋さんへ移動する方式みたいです。これは初めてでした。
ちなみにいつも値段をケチってコンパクトカーを使ってるんですが、結構疲れます。とはいえ、一人で旅行来てるのに、でかい車借りるのももったいないので悩ましいところですよ。
青島神社
まず向かったのは、青島神社。目的の観光地が北と南に分かれているので初日は南を観光して、翌日は北に移動するという予定にしました。
青島神社はでっかい有料の駐車場がいくつかあったのですが、なぜか隣の公園の「青島参道南広場」の駐車場(無料)にたどり着いてしまったのでそこに停めて行くことにしました。台数が少ないのでラッキーでした。
春霞なのか、晴れてはいてもずっとこんな雲がかかったような空でした。それでも気持ちいいです。
そして、これが奇岩「鬼の洗濯板」。青島はこの鬼の洗濯板に全体を囲まれているので航空写真って言うか上から見ればすごく面白いんです。
「鬼の洗濯板」は国の天然記念物になってるそう。まぁここだけじゃなくて、海岸沿いはずっと洗濯板になってましたねぇ。
この鳥居をくぐって進むんですが、上が白色になってて、二色なんですね。
しかし、この日は4月とは言え、すんごい暑い。ずっとTシャツでした。それもあって南国に来た~って雰囲気です。
歴史は古くて、最古の記録だと1200年前だそう。もう記録がないだけで、それはそれはずっと前からって事です。300年とか400年はまぁよくありますが、1000年を超えると確かにすごい!と思います。平安朝時代からですから。
そいえば、最近東京でもよく見かけるようになった古挽(芋焼酎)は宮崎でした。最近は日本酒ばかりでしばらく飲んでないですが、美味しいんですよねぇ。
願いを込めて巻き付けるらしいんです。産霊紙縒(むすびこより)と言うらしいのですが、夫婦ビロウの木に、願い事によって色が異なる紙縒を結ぶと願いが叶うといわれているそう。良縁・夫婦円満、心身健全、生業成就、商売繁盛なんか。
足のケガが早く治るように「心身健全」を結んで来ればよかったかもしれません。
まぁ一人で観光してて、ちょっとこれを結ぶのは気が引けますが、結んでる人を見つつ、感心してました。
裏はお皿を投げて割るところ。なんと日本書紀にも書かれてるそうです。
願いが叶ったり、厄払いになったりするそうです。なるほどねぇ。
この前行った川越(埼玉県)でも厄払いで玉を投げつけて割ってましたけど、各所いろいろあるんですね。日本書紀にも書かれてるってことはほんと昔からの習わしなんでしょうね。
いやいや、青島神社よかったです。お勧めですね。
いろいろ見て、最後にまた鬼の洗濯板を見て戻ります。これは確かに洗濯板っぽく見えますねぇ。
弥生橋を渡って戻ってきたところに、黄色い郵便ポストがあります。「幸せの黄色いポスト」
犬吠埼で見たのは白いポストでしたが、黄色もあるんですね。ちなみに九州各所にあるそうです。日本全国にもありそうなので定番なんですね。ほかにも色あるんだろうか?
隣に、「宮交ボタニックガーデン青島」があるのでそこを通って駐車場へ戻ります。
では海岸沿いを南下して行きます。
堀切峠
ここも鬼の洗濯板を見れるスポットになってます。正確には「隆起海床と奇形波蝕痕」と言うらしい。笑。
そのさきには、道の駅、フェニックスがあってそこからも見れます。
霞んでるのがやっぱり残念ですがそれでも絶景かなって思います。
って感じで、ずっと海岸線で鬼の洗濯板を見ながら進んで、向かったのはサンメッセ日南。
サンメッセ日南
サンメッセ日南って、公園なのかな?駐車場700円。一応テーマパークになってるそうです。って言っても広大な敷地の公園にモアイ像があるだけ・・・なんですけどね。笑。
イースター島以外ではココだけって言うことなので、やっぱり1回は行ってみたいかなと思いまして。ココだけと言うには、イースター島の長老会に許可を得て復刻されたものって事で、どうも日本がイースター島のモアイ像の復興を支援したのがその理由と言うことでした。
日本のモアイ修復チームが、1992年から3年かけて倒れていた15体のモアイ(アフ・トンガリキ)を立ち上げた奉仕と友情に対し、ラパヌイ(イースター島)の長老会と島民が、日本で復元することを初めて許可し、サンメッセ日南に世界で唯一7体のモアイ象(アフ・アキビ)を完全復刻することができた。(高さ5.5m 重さ1体18~20トン)
世界で唯一、1回だけ認めたという事です。
次々にみなさん写真撮ってるので私は誰かが写ってる写真しか撮れませんでしたけど、これが一番人が少ないかな。笑。
モアイ像は7体あるのですが、それぞれ象徴するパワーがあるらしく、仕事運、健康運、恋愛運、全体運、結婚運、金運、学力となっているそうです。
そうやってみると、それぞれに顔の表情が違いますし、面白いもんですね。
みんな、それぞれお願いしたいところのモアイと写真を撮ってたのかな?
家族連れで遊ぶには結構広くていい感じです。私はモアイを見たかっただけなので、ブラブラしながら戻ります。
鵜戸神宮
続いて向かったのは、鵜戸神宮(うどじんぐう)。ここも海岸沿い進んだところにあります。ここも超有名なところですよね。
途中、道幅が狭いところがあるので注意しながら進んで、駐車場から見えるのがこの景色。
すぐ隣は海ですし、奇石がありつつ、超きれいな青。曇りが残念ですが、まぁ晴れればきれいでしょう。
いくつか橋を渡りますが、最後の橋を渡った先に御本殿があります。
前の崖のところ。見えてるのは、「霊石亀石(れいせきかめいし)」
赤い球が見えますが、男は左手で、女は右手で運玉を投げて、輪の中のくぼみに入れば願いが叶うらしいです。運玉は前で買えます。
私はやりませんでしたが、やってる人見ると結構難しそうでした。笑。
なんでこんな丸い奇石がぼこぼこできてるのかって、なんでも800年前の微生物が活躍したらしい!?ちょっと説明読んでもよく分かりませんでした。笑。まぁ大変珍しいそうです。
で、改めて奇石を眺めてると・・・。これウサギに見えませんかね?
これ、立ち位置によって全く見え方が変わってくるんですが、微妙な位置に立つとこのとおりウサギのように見えます。
神社には、ご祭神と最も近しい「神使」と言われる動物がいるらしく、それが稲荷神社はキツネで、天満宮は牛なんだそうで、ここ鵜戸神宮はウサギって事です。えー、そうなんだ。ちょっとウサギに見えるのは偶然じゃないのかも。
これは犬だったかな?さっきのウサギに比べるとちょっと見えるのは難しい気もしますが。
なかなか良かったです。延暦元年なので、782年ですかね。今から1200年以上前の創建。そりゃすごいです。
日南海岸国定公園
さてさて、海岸沿いのドライブが続きます。鬼の洗濯板も続いてます。
猪崎鼻公園
立ち寄ったのは、猪崎鼻公園。Googleで調べて寄ったのですが、観光地としては超マイナーかもしれません。展望台があるだけと言えばそうですね。
公園と言う通り、いくつか散策路のコースがあったようなのですが・・・、とても歩ける状態ではなかったようです。
展望台からは地図で言うところの大島がこんな感じで見えます。これはこれでちょっときれいでした。
続きます。