小江戸、川越を散策。神社や東照宮などの史跡に、蔵造りの町並みもあって見所満載。
2021/01/30
ずいぶん前になりますが、2月24日川越へ観光に行ってきました。
最近日帰り観光にはまってますが、だんだんとネタがなくなってきつつ、いろいろと近隣でまだ行っていないところを探していたところ、ちょうど川越を見つけました。
地名は知ってましたが、埼玉県なので近いですし、観光ってイメージはなかったのですが、どうもHPで調べると結構見所がありそうです。
ってことでかみさんを誘って行ってみました。
22日に娘の都立高校の入試が終わったので、親としては(当然、娘もですが)ちょっとひと段落です。笑。で、娘をおいて遊びに行く親。
自宅からだと2時間かからずいけるので、小旅行って感じではないので、正直あまりドキドキ感は無いです。(遠くに行きたい病です)
駅の観光案内所で分厚いパンフレットをもらってスタートです。観光に力入れてるんでしょうね。見てみると28ページにもなる散策ガイド。もちろんタダです。旅行はかなり行ってますがここまで本格的な散策ガイドを配ってるところは初めてです。
でいろいろ見たいと言うか、走ってでも全部回りたいって思う、ちょっと病気的な私ですが、見どころが多すぎてなかなか大変でした。(全部は無理でした)笑。
回ったのは、これです。まぁまぁのボリュームですかね。
川越八幡神社
川越大師 喜多院
仙波東照宮(せんばとうしょうぐう)
日枝神社
成田山川越別院
川越商工会議所、埼玉りそな銀行
川越氷川神社
蓮馨寺(れんけいじ)
熊野神社
駅からは少し離れてます。まず向かったのは駅から一番近い川越八幡神社です。
川越八幡神社
パンフレットにはかっこで、健康神社って書いてます。?何のことやら。
ええ、2本のイチョウが寄り添って1本に結ばれてるということで、縁結びの木ですね。全国的に有名?
平安時代の創建なので1000年前という由緒正しいというか、古社なんですね。1000年ですか。
よく見ると、狛犬?が踏みつけられてます。なにかいわれがあるのかな?
中には定番ですが、他の神社(神様)がいろいろです。三峰神社。
そして、これ。愚痴を聞いてくれるという、とってもありがたい方です。「ぐち聞きさま」
かみさんに内緒で愚痴を言わないといけません。笑。ちなみにお守りも売ってるそうです。
で、パンフレットに健康神社って書いてましたが、これがそうみたい。
で、これ。厄除け。100円だったかな。「厄割り桃」って言うらしい。
やってみました。でも当たらなかったので、厄除けはできなかったかもしれません。笑。
川越の神社は他にもこんな感じでちょっと遊び心がありました。全国的にも珍しいですね。すごい数の神社行ってますが、川越だけじゃないかな?
ハトは至る所に隠れております。で、こんなところにも。これはかわいいですね。
なかなか面白かった。ぐちを聞いてもらって、厄を払えるところです。
歩いてる途中には、こんな神輿がいくつか見れました。お祭りも楽しそうです。
一番賑わう「川越まつり」は無形文化遺産にも登録されているそうで、10月の第三土日だそうです。
川越大師 喜多院
次に向かったのは、「喜多院」。
ちょうど裏から入ったのですが、渡ったのは、「どろぼうばし」です。
ユニークな名前です。一応ちゃんとした由来もあるみたいでした。
ここの歴史もすごい。830年に創建とのこと。1200年前ですかね。奈良時代までさかのぼるってパンフレットに書いてるのでそうなんでしょうね。
で、結構見どころはありまして、これが慈眼堂。重要文化財。1643年。
仙波東照宮
東照宮っぽい。こじんまりしてますが、なかなか立派かなと思います。
燈篭が26基あるらしいのですが、だれが収めたってのも書いてました。
江戸時代からずっとあるんでしょうね。ちなみに、ここ、日本三大東照宮っといってました。
東照宮ってのは、東照大権現たる徳川家康を祀る神社なんですが、ほんとかいな?って調べてみると、全国にいっぱいありまして。笑。
栃木県の日光東照宮、静岡県の久能山東照宮は確実らしいのですが、3番目は怪しいみたい。まぁでも一応、仙波東照宮も候補になっていたので、それなりの東照宮ってことなんでしょうね。そんな話をしながら散策するのも楽しいもんです。
まぁ家康公は、いったんは静岡県の久能山に葬られ、遺言に従いあらためて日光に移葬されたので、2大東照宮は揺るがないでしょうが、果たして3番目はどこなんでしょうね。
東照宮をでたところにおばあちゃんがやってる団子やさんがあります。ちょっと小腹がすいたので頂きました。なんでも「開運だんご」って言って有名なんだそう。
で、喜多院へ戻ります。(喜多院と仙波東照宮は隣なので歩いて、1,2分です)
って言っておきながら、となりの日枝神社。
日枝神社
そうなんです。欲張りなんです。全部回りたいって思っちゃうんですよねぇ。
これはパンフレットに乗ってたもの。別々の石像なんですが、面白いですよね。
うつ向いてる像。娘は高校受験の感触が悪かったらしく、こんな感じで超落ち込んでました。(ちなみに結果は無事合格でした)
500羅漢は、どれかは自分に似たのがあるって言うらしいのですが、これは気分にもよるのかもしれませんね。
成田山川越別院
まぁここは1853年なので120年前。古いんですが、先ほどの川越大師と比べると1000年の差です。
別院なんで比較的新しいんでしょうね。
なかなか見ごたえありました。さてさて、史跡はこれくらいにして、メイン通りへ進みます。
川越商工会議所
メイン通りには狙っているのか、もともとそうだったのか。昭和2年(1927年)に建設ってあるので別に狙って作ったわけでもないみたい。
因みに、先ほどの史跡巡りまではそれほど人は多くなかったのですが、このメイン通りに入ると、むちゃくちゃ人が多いです。しかも歩行者天国でもなく、車もバスもバンバン通るのでかなり歩きづらい。う~ん、
人が多いのもうなずけると言うか、すごい景観ですからね。こんなすごい建物がずら~と並んでます。人が多いので写真は厳しいですけど。蔵造りの街並みデス。
元は、川越の大火(1893年)を機に防火対策為に蔵造りの建築で店舗を作るようになったとのことです。まぁ壮観ですよね、この街並みは。
これは埼玉りそな銀行。これもさっきの商工会議所と同じく、有形文化財。大正7年だそうです。
そしてこれが時の鐘。シンボルみたい。明治27年に再建。川越の象徴で、今も毎日4回鳴らしてるそうです。
ちょっと人混みに参りまして、食事も江戸時代から続く?ウナギ屋さんに行こうかと思ってましたが、1時間以上待つみたいでしたので、他のお店へ行くことに。
気持ちはウナギモードだったのでもちろんビールとウナギを頂きました。こうやってみるとちょっと小さいかな?笑。
なんて味はまずます。うなぎは、周囲を川で囲まれている川越の名物です。
川越氷川神社
ここも古くて、1500年前の古墳時代だそうです。
鳥居のところで気づいたのは、人が多い?え、神社でそんなに人が多いところってあるのか?なんて。ええ、むちゃくちゃ多かったです。伊勢神宮を超えましたね。笑。しかも若い人が多い。
鳥居。木製では日本最大級らしい。でも日本一って書いてるところもあります。高さ15mらしい。
明治神宮も日本一じゃなかったかな?
調べてみると、明治神宮は、「高さが12メートル、幅が17.1メートル、柱の太さが直径1.2メートル、重さが13トン」って事で、木造の明神鳥居としては日本一って書いてます。
で、川越氷川神社は高さが15mなので、こちらの方がデカい(高い)ですね。まぁどっちでもいいんですけどね。
最初に行った、川越八幡神社と同じようにこちらもちょっと遊び心かあります。
一年安泰の鯛を釣るんですね。ええ、これがかみさんが釣った鯛。
一応、縁結びの神社です。縁結びの神社って数が多いと言うか感覚的には半分以上はそうなんじゃない?って感覚もあるくらいですが、ここまで若い人に参拝されれば大当たり成功じゃないでしょうか。
風鈴飾ったり、絵馬もきれいに飾ったり、神社もこの時代は結構アイデア勝負なんですねぇ。
ってだいぶ疲れてきましたんで、チョコレート味のビールを飲んで、戻ります。
ちなみに、菓子屋横丁とかも回りました。でも人が多すぎて疲れます。
蓮馨寺
熊野神社
こちらも、アトラクションというか、足つぼマッサージが受けれます。
いやはや、最後はちょっと雑になりましたが、楽しい川越でした。
川越駅が最寄り駅ですが、パンフレットでも5エリアに分けて紹介されてます。
駅周辺
喜多院周辺
蓮馨寺、大正浪漫夢通り周辺
蔵造りの街並み周辺
川越城、本丸御殿周辺
一応一通りは回れましたが、行けてないところもありますし、メインの蔵造りの街並みの通りは人が多すぎて、食事も食べ歩きもできなかったです。
なのでまたリベンジしたいと思います。できれば平日かな。笑。