平安時代後期のものと言われるものの、謎に包まれた国宝臼杵石仏(磨崖仏)。
2021年7月24日の記録。過去記録なので簡略化して書いてます。
続いて臼杵石仏へ。
観覧券を買ってから川沿いに進んでいきます。
まずはホキ石仏第二群
臼杵石仏は麿崖仏群(まがいぶつぐん)というらしいです。
確かに。石に掘られているんですが、パンフレットに書いている通り木彫りのような精巧さです。平成7年に国宝に指定されています。
そしていきなりの阿弥陀三尊像。もっともすぐれた石仏の一つと評されていて、なんと平安後期頃の作と言われてます。平安時代ですか・・。
続いて、ホキ石仏第一群。
こちらも見事なリアリティって言うか、よくきれいに残ってます。
山王山石仏。
こちらも追加で国宝に指定された金剛力士立像
古薗石仏(ふるぞのせきぶつ)この石仏はもともと首から上が離れた状態で見つかって、しらばくは首だけ展示されていたそうですが、無事胴体とつなげられたそうです。こちらも平安後期。
麿崖仏とは、自然の懸崖または大石に仏像を彫刻したもの。ここ、臼杵石仏以外では栃木県大谷もそうらしいです。そういえばみてたなぁ。
宇都宮の石の町「大谷」を観光。地下採掘場跡の大谷資料館は一度は行くべき未知なる空間。
臼杵石仏は平安時代後期から鎌倉時代にかけて彫刻されたと言われていますが、誰がどのような目的で造営したのか、はっきりとしたことは分かっていないみたい。でも平安時代のものがこれだけきれいに保存されているのはある意味奇跡に近いと思います。
一度は行ってみたかったので、今回いけるタイミングがあってよかったです。
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