宮崎。名勝、高千穂峡でボートに乗って散策。天岩戸神社から神秘的な天安河原へ。
2021/01/26
宮崎旅行の2日目です。スケジュールはこんな感じ。
ここでは高千穂峡、高千穂神社、天岩戸神社、天安河原まで。
初日
1)青島神社
2)サンメッセ日南
3)鵜戸神宮
4)都井岬2日目
1)高千穂峡
2)高千穂神社
3)天岩戸神社
4)天安河原
5)棚田
6)クルスの海
7)馬ヶ背
8)大御神社
初日は宮財空港から南下して、最後は都井岬で御崎馬を見てきました。で、宿泊先は延岡市(宮崎県の北の方)だったので高速で宮崎県を南から北へ移動してきました。はい、だいぶ運転疲れました。コンパクトカーがダメですね。腰が痛くなります。
2日目はまずは高千穂からまわります。
高千穂は宿泊していた延岡市から車で1時間くらいなんで、それほど遠くないです。ボートが8時半からみたいだったのでそれに合わせて7時過ぎに出発です。
で、けっこう絶景というかすんごいでかい橋を何度も渡るんですよねぇ。
なんだかぐいぐい秘境に入っていっているという感じがします。ちょっとわくわくしてきます。
高千穂峡
はい、あの有名な高千穂峡(たかちほきょう)です。宮崎の観光地といえば高千穂峡ってくらい有名じゃないでしょうか。
で、ボートは私は乗ったことがなかったのではじめてのチャレンジです。この日は平日の月曜日なのでかなり空いてるんじゃないかと8時過ぎに着いたので余裕で下のボート乗り場を覗いてみます。
見えるかな?それがけっこう行列になってたんですよね。え~、待ってるのか!まぁ確かに駐車場は車がけっこうとまってますし。
列に並んでみると、ほぼ海外からの観光客の方たちですね。宮崎もかなり海外からの観光客の人が多いです。
観光バスはなかったので、レンタカー借りてくるんですね。人が少ない観光地ってもうないような気もします。笑。
ボートの待ち時間。秘境って程でもないとはおもいますが、久しぶりに神秘的な空気を感じます。ちょっと渓谷になっててヒンヤリするんでなおさらなんでしょうかね。
でボートが1艇ごと出て行くと、なんだかカモがわしゃわしゃ寄ってきてました。
かなり人に慣れてるなぁって感じてるとですねぇ、すぐに分かりましたがカモの餌を売ってました。都会だとあまりない気もしますが、餌をがっついてるだけでした。笑。
ボートは10数艇あったので最初の回で無事乗れました。30分で1艇2000円。私は一人ですが、数人で乗ればリーズナブルかな。
ええ、正直可愛くないです。ブクブク太ってるし。
橋の先に滝があるのでそこまでまずは進みます。というかそれしかないんですけどね。
手前の見事な柱状節理もすごいですが、緑にそまった渓谷美と合わせて、まぁこれはなんともいえない絶景かなと思います。日本の滝百選の一つです。
柱状節理は、どういった理由か、下はでっかくて、上は小さいんですよね。こういう狭い断面でこれほどサイズが違うのははじめてみました。阿蘇山の噴火でできた柱状節理ですが、時代が違うのかな?
ボートはうまく漕がないと狭いので他の人のボートにぶつかってしまいます。私は一人で写真撮りながらだったのでちょっとめんどくさかったです。
滝をしたからこういった角度で眺めるのはなかなかないのでけっこう楽しかったりします。
水の色はなぜか水色なんですよねぇ。きれいってほど透き通ってないんですけど。
滝を越えて少し進むとロープが張ってあって行き止まりになります。
行き止まりまで進んでもゆっくり漕いで10分もかからないので30分あれば十分かなと思います。では戻ります。
でかい柱状節理の手前は丸々した岩だったりして面白いですよねぇ。
ボート漕ぐのが苦手な方がいて、なぜか滝の下に入ってしまってました。(さすがにそれを写真には撮りませんが)当然びしょ濡れでした・・・。
なかなか楽しい30分でした。終わってみればあっという間。
滝のところ以外でも渓谷のいたるところから水が沸いてて、ちょっとした滝になってたりで、雰囲気はかなりよかったです。鉄板中の鉄板な観光地ですが、また来てもいいかなと思います。
滝の下でボートに乗った後は、散策路があるので散歩をします。そのまま帰るととてももったいないです。
ここからの写真が有名なのかな?遊歩道途中からの撮影スポット。
遊歩道歩いていきます。どこまでってけっこう全部あるくと上の高千穂神社まで言ってしまうので途中までですが、きれいに整備されてます。
上流に歩いていくと、川幅が徐々に狭くなってきて水の流れの音も迫力が出てきます。
途中、3つ一緒に橋が見えるところがあって、ちょっとうれしくなって写真撮ってみたりします。
高千穂神社
続いて向かったのは高千穂神社。高千穂峡から上ってすぐのところにあります。最初は行く予定でもなかったのですが、通り道ですしね。
ここまでくれば、平日の観光地らしく人がすごく少なくなります。
高千穂神社。高千穂郷八十八社の総杜だそうです。本殿は重要文化財。
約1900年前に創建されたとのことです。
夫婦杉(めおとすぎ)写真だと分かりませんが、2本の杉の幹がつながってます。
変な話、夫婦杉がある神社ってけっこう多いんですが、くっつく習性があるのかな?杉の木。
干してるゴザが移ってますが。笑。高千穂神社の祭神であるミケヌノミコトが、荒ぶる神である「鬼八(きはち)」を退治したという伝説をもとにつくられた脇障子。
お参りして次へ行きます。
天岩戸神社
次に向かったのは、天岩戸神社。ちなみにその次の「天安河原」とつながってますので、行くときは天岩戸神社を目指していけばいいと思います。
高千穂神社からそれほど遠くないです。
ご祭神は、ええ、「天照大神」日本神話に主神として登場する神ですね。八百万の神の中でも最も尊い神ということです。神話の世界です。
一応この裏が天岩戸って言われてます。
ちなみに・・・・、天岩戸と言っている場所は全国にいっぱいありまして・・。wiki見ただけで16ヶ所記載されてました。どれが本物か!?
伊勢に行ったときにも天岩戸をみてきてますね。
天安河原
太陽の神、天照大御神は、弟の荒ぶる神、須佐之男命(スサノオノミコト)の乱暴ぶりに耐えかねて、怒って岩屋の奥に隠れてしまい、世は闇に閉ざされてしまいました。
困った八百万(ヤオヨロズ)の神々は、天照大御神に岩戸より出てもらう為に、対策を練ることになります。八百万の神々は「天安河原」に集まって相談した末、岩屋の前で宴会を開くことにします。
その騒ぎに興味をしめした天照大御神が岩戸を少し開いたところを手力雄命(タヂカラオノミコト)が岩戸を開け投げ飛ばし、世に再び光が戻りました。
超有名な神話なので知っている人多いと思いますが、要は相談したところってことですね。
川は高千穂峡と一緒でやや青みが入ってます。透き通ってますね。
洞窟手前からなんですが、石がむちゃくちゃいっぱい積み重ねてます。
上なんてこんなところまで。逆によくこんな小さな石を見つけてきたかなぁと思います。
もうそれはそれはびっちり。以前来たときもそうでしたけど、雰囲気というか異様さに感じますね。
願い事がかなうということらしいのですが、これは昔からの風習ではないようで、ここ最近始まった事のようです。
もう関心です。平日でも海外の観光客の方がわっさわっさ来てました。海外から見るとどう感じるんでしょうかね。
パワースポットと言うには、まぁかなりのレベルかなと思います。私はパワー有り余ってるのであまりいらないんですけどね。
きれいな花を見ながら、天岩戸神社へ戻ります。
で、次に向かうのは天岩戸神社の東本宮。そう、さっき行ったのは西本宮で、2つあります。
行くかどうしようか少し迷ったのですが、次何時来るか分かりませんので。
7本じゃないような気もしますが、根本がくっついてるのもあったので幹の数じゃないんでしょうかね。
なるほど。
高千穂峡から高千穂神社、天岩戸神社とスピリチュアルな観光地を回ってみました。「神話のふるさと宮崎」と呼ばれるだけあって、歴史のある神秘的な神社でした。
見所がいっぱいな宮崎の観光は続きます。