九州旅行<前篇>阿蘇大観峰の絶景に感激!やまなみハイウェイを快走でも九重の大吊橋はちょっとビビり気味。
2021/01/31
2015-7-25,26,27の二泊三日で九州の熊本(阿蘇)、湯布院、別府へ家族で旅行へ行ってきました。
最近は国内旅行でも、車での移動が多かったので、家族で飛行機に乗るのはすごく久しぶりです。どれくらいぶりでしょうか。2年くらい?今回は、家族で九州のおじいいちゃんおばあちゃんと合流して、阿蘇、湯布院、別府を回ります。帰省ってことなんですが、単純に実家に帰るだけだとつまらないので6人で旅行ってことにしました。(笑)
福岡空港から最寄駅まで、特急ソニックで行きます。早いですね。30分くらいです。ソニックは結構空いているので自由席で問題ありません。でも結構揺れます。昔、福岡で飲んで、実家に帰る予定が、そのまま中津(大分県)まで行ってしまった思い出の電車です。
折尾駅で、なつかしい筑豊本線の汽車があったので、思わず写真をとりました。福岡から上京して、20年ですが、変わらないですねぇ。
その日はゆっくり休んで、翌日は朝6時に出発です。ただ、最近、雨男なのか、台風12号が来ています。どうも熊本長崎あたりが雨です・・・。なんてことでしょうか。
熊本ICまで大体2時間ちょっと。そこから阿蘇山へ向かいます。熊本ICからミルクロードへ入ります。しばらくすると阿蘇大橋があるので、そこからいよいよ阿蘇パノラマラインで、草千里ヶ浜を目指します。
草千里ヶ浜
ミルクロードから「ラピュタの道」が見えました。ちょっと遠くでうまく撮れませんでしたが、ここも九州の絶景で紹介されています。今日はそのまま進みます。
烏帽子岳をみると、なんとか見えてそうですが・・・。
実際行ってみると、・・・。草千里ヶ浜です。残念ながらガスってなんにも見えません。馬さんたちもお休み中です。本来は放牧されてるんですけどねぇ。
プレミアムソフトクリーム!味が濃厚で確かにうまい。でも500円です。(お店の人は値上げしたいけど、雑誌とかに値段載ってるのでできない・・・って言ってました)ちょっと高いかなぁ。でもせっかくなので機会があればお勧めします。
途中で見たこともない花見つけました。
こんな天気ですが、せっかくですので、中岳へ行けるかどうか、阿蘇山ロープウェイのりばへ行ってみましたが、運休でした。ごらんのとおりのガスなので登ってもなんにも見えなかったと思いますので仕方ないですね。でも今回の旅行で一番楽しみにしていたとこだったので残念です。ロープウェイで中岳火口へ行ければ、エメラルドグリーンの湯だまりからの噴煙を上げる姿を見ることができます。
縁結びらしいです。私にはもう不要ですが。(笑)
米塚
草千里の展望はしばらく待っても改善しなさそうなので、そのまま(ダメ元で)大観峰(だいかんぼう)へ移動することにしました。途中で、米塚(こめづか)を撮れました。阿蘇を作った神様(たけいわたつのみこと)が米を積み上げて作ったという伝説が残ります。これ、小さいんですが、れっきとした寄生火山で、山頂は100mの火口跡があるそうです。
草原の中にポツンとあって、ほんと幻想的というか神秘的です。米っぽいところは確かに納得します。台風の影響で風が強く、雲の動きが早いです。写真右の雲もアッという間に動いて米塚を覆います。
こんな感じです。
少し天気が回復してきました。
馬がいました。草千里ヶ浜では馬が放牧されていて、気持ち良さそうに遊んでいましたが、ふと見ると1頭のみで散歩してました。(笑)こんな風に自由に歩いてる馬見るのってあんまりないですよねぇ。
動画にとりましたが、とっても優雅でなんだか本当にうらやましい感じです。いいですよねぇ、こんな草原で自由に遊べるなんて。
その先には牛がいました。見つめ合います。(笑)阿蘇の牛は「あか牛」が有名ですが、赤(うすい茶色)っぽくないですね。
1頭が興味をもったのか、近づいてきましたが、すぐにそっぽを向かれました。(笑)阿蘇の牛は「あか牛」って言われています。毎日、40~50kgの草を食べ、3~6km歩くらしいです。私達がいた時は水場で休んでました。阿蘇では現在、あか牛の母牛、子牛の頭数は全体で約19,000頭、そのうち放牧は約9,000頭が放牧されているらしいです。
雰囲気はこんな感じです。
大観峰
しばらく進んで、無事、阿蘇の大観峰(だいかんぼう)へ到着です。でも完全にガスです。地形はこんな感じになっていて、阿蘇5岳が望めます。(晴れていれば)すごいですよね。世界ジオパークに認定されています。30万年前に起こった火山活動が始まりです。
こんな感じで全くまわりが見えません。あきらめて駐車場まで戻る途中、少し天気が良くなりもう一度戻りますが、やっぱりまだガスが。で、あきらめて駐車場へ戻ると晴れてきました。
三度目の正直でおじいちゃん、おばあちゃんをひきつれて6人で改めて展望台へ。キターキターキターキター!
こんな感じです。
5岳の頂上こそ見えないものの、全体は見渡せるように回復しました。
いやいや、絶景です。
圧巻です。
雨上がり(台風後)もいい感じです。
やまなみハイウエイ
大満足で、大観峰を後にしてやまなみハイウエイで湯布院へ向かいます。きもちいいー。
とドライブしていると突然こんな感じに。これ、ツゲです。それぞれ鶴もありますし、くまもんもありました。
ずら~と並んでます。いやいや、これも圧巻です。
餌をまっているのかどうか、しばらく見つめ合いました。
九重”夢”大吊橋
そのまま、九重”夢”大吊橋(ここのえゆめおおつりばし)へ。長さ390m、高さ173m、幅1.5mのこの橋は、歩道専用としては「日本一の吊り橋」です。日本一ですからってことで行ってきました。渡るだけですが、大人で500円(往復)かかります。チケットを買って入ります。
ゆるきゃら?調べたらミヤちゃんって言うらしく、大分県九重町(ここのえまち)のマスコットキャラクターだそうです。ゆるキャラブームですかね。でもまぁ悪くはないとは思います。
実際に歩き始めるとやっぱり高度感が半端ないですね。日本一ですから。しかも、御丁寧にこんな感じで下が見えます。(笑)いやいや、子供たちは笑顔で進んでいきますが、ある程度知識人となった私はいろいろ想像して、ゆっくり端を歩きます。おじいいちゃん、おばあちゃんは辞退です。風が吹くと少し揺れます。ジャンプしながら進む子供たちを半マジで叱りますが相手にされません。
大吊橋を横からみるとこんな感じです。荷重は大人(65kg)が一度に約1,800人乗っても大丈夫らしいです。風速65mくらいまで耐えられ、震度7までの地震にも耐えられる設計になっています。と言われても怖いものは怖い。
端の真ん中で撮影した鳴子川渓谷です。紅葉の時期はとてもきれいになるようですねぇ。
いやいや、冷や汗をかきながら少し早いですが、今日の湯布院の宿へ向かいます。