臥牛山に築かれた村上城跡。美しい石垣が残り本丸からの日本海側の景色は絶景です。
新発田の観光を終えて北へ向かいます。
村上城跡
訪問したのは村上市にある村上城跡です。新発田城のように櫓だったり門がある訳ではないのですが、石垣や堀などが残ってます。
まだ観光地化されているわけではないところですね。でも行ってみると広くてきれいな駐車場が整備されてました。これは助かります。
続日本100名城に選定されています。
入り口には平和観音。
一文字門跡。
臥牛山(がぎゅうさん)に築かれた城なので、ここから登っていきます。山と言っても標高135mなのでそれほどではないですね。
で、登っていくと石垣が見えてきます。
戦国時代には本庄氏の本拠地だったそうですが、その後、城主が交代しているようです。
登っていくと四ツ門。
平成12年から修理工事が開始されたそうです。残念ながらどこまでが現存でどこが修理された箇所なのかは分かりません。この辺は他のお城と同じでしょうか。
四ツ門から三の丸方面。
で、ここからです。四ツ門から右へ向かうと二の丸、本丸と続きます。
その方向へ歩いて行けばよかったかなと思いますが、中世散策コースってあって、門跡や堀、縄張りなんかが見れるとあったのでまっすぐ向かっていきます。
で、と書いたのは、訪問したのが7月なんですが、草がすごくて、ほぼ堀の形状なんかはよく分かりませんでした。やっぱり古城へ行くには秋から冬、春までがいいんでしょうかね。笑。
馬冷やし場。草で行けなかった・・・。
途中の石垣はまだ修復中でした。
こういうところから修復するのかな?この辺は現存のところじゃないかなと思います。
そのまま歩いて登り返していくと、埋門(うずみもん)の下に出てきます。
手前が草に埋もれた埋門。
さらにその先に見える、でかい石垣が本丸石垣です。
中世遺構散策コースを歩いてきましたが、歩いてきたのは帯曲輪群のところです。草がなければその下にある虎口や竪堀が確認できたかもしれません。
冠木門跡。
城跡周辺には大きなユリがかなりの数咲いてました。石垣にユリはなかなか合うかなと思いますね。
本丸。
山というより小高い丘ってかんじでしょうかね。それでも日本海側の景色はすらばしかったです。村上なので日本海側はちょうど笹川流れの方面でしょうかね。
天守櫓。
天守櫓からの景色も抜群でした。
村上城と言えば石垣なので本丸石垣を見学します。
天守櫓のちょうど下の石垣。
これは圧巻の迫力です。
この看板はすごく分かりやすかったです。
まだ修復中なのでブルーシートが広がってますが、シートを外すと写真が撮れないので構わず入れて撮ってみました。
本丸から出口櫓へ向かうところが石垣の一番の見どころじゃないかなと思います。
そして二の丸から、東門、御鐘門。
最後に三の丸を散策して終わりです。
新潟県の村上を出て、山形県の鶴岡へ北上します。
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4.中部 続日本100名城