石川。珠洲の見附島を見て輪島の朝市で新鮮な海鮮を頂きます。で、金沢のひがし茶屋街へ。
2021/01/30
3月29~31日で能登、金沢を旅行してきました。初日からの続きで2日目です。
初日は東京の自宅を早朝に出発して、能登半島をぐるっとドライブ。珠洲で宿泊となりました。宿泊したのは「のとじ荘」さん。国民宿舎だそうですが、とってもきれいでいいお宿でした。
ただ、温泉はちょっとイマイチだったかな。温泉ではあるんでしょうが、お風呂とあまり変わらないような感じでしたね。海見ながら入れるのでそれはそれでよかったのですが、なにせ寒くて露天風呂はいると出してる顔が凍りそうでしたよ。
見附島
宿泊した部屋からは見附島(みつけじま)が見えました。見附島は別名で軍艦島とも言われてるそう。高さは28mだそうで、確かに軍艦にみえなくもないか。
能登のシンボルって言われてるくらいらしく、確かにすごい迫力でした。
そういえば、今年お兄ちゃんと行った弁天島もおなじような形でしたが、とがってる形ではなかったですね。
夜はライトアップされてました。それはそれできれいですよねぇ。
ライトアップがきれいなので、本当は歩いて見に行こうと思っていたのですが、なにせ寒い!歩いて数分でも一歩も外に出たくないくらいの寒さなので、ベランダから写真撮るだけになってしまいました。笑。そしてビールを飲んですぐに就寝です。
さて、気合を入れて散歩がてら行ってみます。って言ってもあるいて1,2分なんですけど。
人間が敷いた石なんじゃないかと思いますが、これを伝っていけば、歩いて島までいけそうです。でも実際にみてみると、波しぶきがすごくて無理そうでした。
ちなみに、この日の天気予報は雨!なので雲がかかっていて日の出は見えませんでした。ちょっと残念。
でも薄く敷き詰められた雲の間から少し光が差して来て、それが海に反射してました。これはこれできれいです。でもカメラではそれが表現できない技術力のなさがちょっと悲しいです。
旅館の朝食を堪能して、では出発です。昨日までで能登半島をぐるっとドライブしてきましたが、今日はそのルートを戻る感じで、輪島の朝市へ行きます。
輪島の朝市
輪島は、いわずと知れた輪島塗で有名ですよね。でも朝市も有名みたいです。この輪島の朝市は、日本三大朝市の一つだそう。
日本三大朝市はこの3つだそう。
1)佐賀県の呼子朝市
2)石川県の輪島朝市
3)千葉県の勝浦朝市
よく三大○○って言われるのがありますが、よく2つは決まっててももう一個はどこ?(なに?)ってのがよくあるんですが、朝市はどれを調べてもこの3つみたいでした。
ちなみに、勝浦の朝市は以前行っているので、制覇するなら残りは佐賀の呼子ですね。イカで有名な呼子なので行ってみてもいいかもしれません。って書いていると、無性に行きたくなってきた。笑。
まぁそれだけ朝市は楽しいですからね。勝浦もそうでしたが、輪島はどうでしょうか!?
朝市は近くからけっこう看板が出ているので迷うことはなさそうです。広い駐車場があって、一日300円。帰りに徴収になります。ではでは早速ですが行ってみましょう。
朝市周辺にはこんな感じの井戸がありました。これちゃんと水でてるんですよねぇ。
朝市って、朝の8時から12時までらしいんですが、11時とかに行くともう閉めちゃってるお店もある?みたいだったので、ちょっと急ぎ行ってみます。
あんまりお店の中の写真撮るわけにはいかないのですが、こんな感じ。大体どのお店でもおなじようなものを扱ってます。ふぐ、イカ、エビなんかですね。写真の1つで1000円くらいです。
値段書いてないので最初はちょっとビビリ気味でしたが、少し歩いて雰囲気つかめればまぁすぐに慣れると思います。
どこもおばあちゃんか、おばちゃんが売ってるんですが、なかなか味があっていい雰囲気じゃないかな。
懐かしい、永井豪の記念館もあります。(懐かしいといいつつ入りませんでしたが)
いろいろと見学しながら教えてもらえてけっこう楽しかったです。結局、輪島塗は買わず、九谷焼のカップなんかを買ったのですが、漆の工程なんかけっこう細かく説明聞けましたし、勉強になります。
そんな人懐っこいところがかなりいい感じですね。さすがに全部買えないので、説明だけしてもらったところはありますけど。
書いてあること読むと、なんと大和時代~続いてる!?すごいですよ。さすが日本三大朝市。
もちろん、日本酒を買いました。生酒、にごりですね。2本。かみさんは酒粕を買ってました。
奥能登には日本酒、ワイン、ビール、焼酎とか全部で15のお店があるそうで、輪島には4店舗があるうちの1件です。あと有名な能登ワインも行きたかったのですが、それは次回のお楽しみということに。(反対側なので)
いろいろ見てるだけで楽しくて、娘もかなりお気に入りで、おばあちゃんからあおさを買ったりしてましたね。
で、見学とお買い物だけじゃつまらないです。生ものなので持って帰ることもNGなのです。
で、なんと、ここで買ったものをそのまま焼いて食べれるんです。まんなかに無料で焼ける場所があって七輪も貸し出してくれます。
そしてうれしいのは、紙皿や割り箸も無料で提供されてます。超親切!これは食べるでしょ!
ふぐにエビも。このエビ、当然生でも食べれるくらい新鮮で甘いです。頭はカリカリにまで焼けばおいしく食べれます。
A型の私はすぐにこうやってしまいます。性格です。これで、250円。
前日の食祭市場で失敗してたので超うれしかった!おいしいし、市場の方との交流も楽しいし。ここはまた来たいですねぇ。ほんとお勧めです。
金沢駅
おいしい焼き物を食べた後は能登半島を後にして金沢へ向かいます。
金沢は市内観光になるので、車は駅周辺の駐車場へ止めて、バスで移動します。
でかい!鼓門は能で使用される鼓をイメージしてるそうです。
そして、その鼓門の先に目を引くドームがあります。でかい。これが「もてなしドーム」というらしいです。
雨の多い金沢にの観光客が、少しでも雨滴を避けることができるようにとの “おもてなし” の気持ちが込められているとのこと。確かに金沢って雨がすごく多いってテレビでやってたのを思い出しました。
金沢といえば、近江町市場って言うのが王道なんですが、友達に聞いたところ、近江町市場はもう観光地化しててすごく高いのでこっちの駅にある回転寿司の方がいいってことだったので・・・。
ランチタイムずれてたので30分くらい待って並んで入れました。が・・、まぁそんなに安くはなかったです。確かに東京の回転寿司のお店ではあまり見ないメニューがありはしましたが、どれも一皿500円とか800円とか。
う~ん、せっかくきたしってことで一通り食べました。味はまずまず。(といっても値段高いですからね)
ま、記念ですね。
でもまぁ人気店だからしょうがないのか、店員さんの態度かなり冷たいし、職人さん中で握ってはいるものの、一部はレールで運ばれてきて、シャリは四角で明らかに機械で作ってますし、テーブルの横はかなり埃だらけですし、ちょっとないレベルですかねぇ。はい。金沢ちょっとがっかり(すいません正直な感想です)
お値段は3人で数皿ずつたべて6,000円くらいでした。朝の輪島の朝市とのギャップがすごいです。笑。まぁここだけじゃなくて金沢全体が観光地化しててとても高いみたいですね。
駅周辺にはオブジェがいろいろあります。
ひがし茶屋街
時間もお昼だいぶ過ぎてしまったので、気を取り直して観光です。バスで10分くらいで「ひがし茶屋街」というエリアに着きます。
昔ながらの街並みってところなんですが、すごいって思ったのがこれ。
ええ、お寺と神社だらけなんです。これはすごい。
1月に行った尾道もすんごいお寺だらけでしたが・・・、それを上回る感じですよ。あるんですねぇ。笑。尾道は豪商がお寺を寄贈したって歴史だったのですが、ここはどんな歴史なんでしょうかね。
ってちょっと調べてみたんですが、やっぱり理由があって、これは作為的にお寺が集められた歴史みたいです。話は長いので書けませんけど、そんな歴史調べるのも楽しかったりします。
ちなみに、ここ「ひがし茶屋街」もそうですが、金沢市内にはいると、突然観光客が多いです。ほとんど海外の方。これが新幹線効果なんでしょうね。後日お話を聞いた方も言ってました。
まぁインバウンド観光客が増えるのはいいんですが、おいしい御寿司が高くなるのはちょっと嫌ですよねぇ。
文政3年(1820)に建てられたお茶屋の建物が当時のまま残っていて、国の重要文化財に指定されているらしくガンガン入ってました。笑。もちろん有料(500円)です。
これ。輪島の酒蔵さんでもあったのですが、「杉玉」って言うらしいです。
スギの葉(穂先)を集めてボール状にしたものらしく、要は「新酒が出来たことを知らせる」意味があるってことみたい。
へぇしらなかった!
さらに色(最初は青々そして茶色)で酒の熟成具合を教えてくれるということ。すごい!調べてよかった!
さっきで言う地図の端っこなんですが、この写真で別々の神社の鳥居が3つ入ってます。これはさすがに初めてです。
「ひがし茶屋街」は完全にショッピングセンターなんで、かみさんと娘で思う存分ウィンドウショッピングです。笑。
おいしそうな喫茶店もいくつもあるので寄ってみるのもいいと思います。
ここから駅まではバスでもいいのですが、歩いても20分かからないくらいだったので歩いて戻りました。街の景色見ながらちょっと歩くのがすきなんですよね。
楽しかったです。一日があっという間です。
金沢の夜は食べ歩きにしたかったので、ビジネスホテルを選択してました。
ホテル近所の居酒屋さんへ行きます。
朝は輪島の朝市、昼は回転寿司だったので、夜は・・・、おでんにしてみました。そう、「金沢おでん」
金沢はそう、おでんも有名みたいなんです。静岡のおでんは知ってましたが、金沢も有名なんですねぇ。
金沢おでんの定義があるみたいでこういうことらしい。
・おでん種に地元・金沢の食材を使っていること。
・1年を通して食べられること。
で、いろいろ食べてきました。
味はおいしかったです。でも高かったかな。それぞれ200円~500円くらいでメニューの単品はすごくリーズナブルなんですが、どれも一口サイズなんで頼んでも頼んでもお腹にたまらないみたいな感じでした。
お酒のみが少しつまむって感じですね。食べ盛りの中年夫婦と娘でくると物足りなさがあります。
金沢おでんの王様と言われるカニ面。おいしいです。でも小さいです。1個1200円。3人で3600円。笑。
ミニ海鮮丼に天ぷらにおでん追加にとんかつに、牛すじに、まだまだ食べ続け。笑
なのでかなりいい感じのお値段になりそうな頃で途中で引き上げて最後はコンビにでお菓子買ってビールでしめると言うことに。笑。
では続きます。