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2019年最初の旅行はお兄ちゃんとサンライズ出雲で行く出雲大社。乗り鉄デビューか?

      2021/01/31

明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。

2018年の年末はかみさんと伊勢志摩へ観光に行って締めくくったのですが、2019年新年は、お兄ちゃんと出雲大社へ行ってきました。

と、なんだか神社へ参拝に行くのが流行っているかのようですが、もともとは福岡の実家へ帰省するのが目的です。笑。

で、いつものように飛行機で往復してもつまらないですし、お兄ちゃんと二人で旅行するのも、もうそんなに回数もないかなと言うことで、ちょっとのんびりしながら帰省するプランにしてみました。

そうすると、日本で唯一残っている寝台特急に乗って帰る案がでて、それがサンライズ出雲だったので出雲で観光するという流れです。出雲の観光は、正直、出雲大社しかありません。笑。

確か、お兄ちゃんが小学生低学年の頃にも寝台特急で帰省したことがありました。たしか「さくら」だったような記憶ですが、調べると2005年に廃止になってますね。その時の事はお兄ちゃんは覚えていないんですけどね。

ちなみに帰省のプランはこんな感じです。

1月3日 サンライズ出雲で出雲市へ
1月4日 出雲大社を観光。日本海側を通って実家の北九州へ。
1月5日 下関の唐戸市場、門司を観光
1月6日 新幹線で、福山・尾道で途中下車して尾道観光して帰宅。

行きも帰りも寄り道ですし、行きは岡山からぐっと日本海側へ迂回して帰るっていうプランです。いつもは飛行機ですが電車でのんびり帰る旅もいいですね。

サンライズ出雲

ちなみに、サンライズ出雲では横浜22時24分出発して、出雲市は翌日の9時58分に到着です。ざっと11時間30分の電車です。

夜の出発はおじさんになってもちょっとドキドキしますね。

サンライズ出雲、出雲市行きです。

今の時代、寝台特急に乗る人なんて少ないだろ?って思って調べてましたが、これがなんと超人気らしく、切符発売日(乗車日の1ヶ月前)の当日のお昼休みにみどりの窓口へ買いに行ったのですが、既に売切れてました。笑。

まぁでも噂だとキャンセルが出るってことだったので、再トライして、無事きっぷをゲットできました。

ちなみに11時間30分の長旅ですが、社内販売はソフトドリンクの自動販売機があるのみです。なので乗る前に準備しておかないといけません。

席ですが、個室なんかもあるのですが、旅感がある「のびのび座席」というものにしてます。もちろん超激安です。特急券で3,960円です。(これに乗車券が必要です)

こんな感じですね。横は顔の部分は仕切りがありますが、それ以外は仕切りはありません。どうかな?と思いましたがほぼ気にならず寝ることができます。で超よかったのが、これ床暖房なんですよね。簡単な布団は準備されてますが、ポカポカの床で寝ることができます。

まぁそうはいっても音がすごいですし、床に寝るので寝心地はあまりよくないです。アイマスクと耳栓を持って行きましたが夜中は何度も起きちゃいますね。まぁそれはその予定で乗っているのであまり苦にはならなかったです。それも楽しみ。

途中深夜の駅のホームで停車してたりとか、あまり体験できない乗り方ができるのがいいかなって思います。

サンライズ出雲は、東京出発した時はサンライズ瀬戸と連結されてますが、岡山で切り離されます。どうもその切り離し作業を見るのがいいらしいので行ってみました。

朝の6時半です。行くともう結構な人が写真撮り始めてて、出遅れました。笑。

なんとかもぐりこんでこんな感じ。

きれいに切り離されました。

そしてサンライズ瀬戸が一足先に出発します。

サンライズ出雲の停車時間は7分なのでその間に弁当なんかを買うことができるのかもしれませんが、この作業を見るとそれは無理です。

その後、岡山から日本海側へ抜けて出雲市を目指します。途中、丁寧なアナウンスがあるので車窓からの眺めを逃すことはないですね。車窓から見える大山。

きれいですね。まだ登ったことはないです。日本百名山ですね。鳥取県および中国地方の最高峰で山容がきれいなので伯耆富士とも呼ばれてます。

しばらく車窓からの眺めを頼んで、10時前に無事、出雲市(駅)に到着しました。

お兄ちゃんもよく寝れなかったみたいで、まぁ二人とも若干の寝不足ですが、大満足の寝台特急でした。今度はかみさんとサンライズ瀬戸に乗るかな?

出雲大社

駅について、朝も10時過ぎなので腹ごしらえすることにしました。伊勢神宮のグルメはかなり充実していたので、期待して出雲大社も調べてましたが、どうも「そば」しかないんですねぇ。

そばだけです。そうか。まぁそれなら「そば」を食べましょう。出雲そばは「割子そば」というらしく、ちょっと変わった食べ方をするみたいデス。

朝からはすこし贅沢だったかな。でもそばなのでかるく食べれます。

出雲大社は、出雲市駅から電車かバスに乗って移動します。電車は本数がそれほど多くないというか、たまたま食べ終わった時間で会う電車がなかったので、行きはバスに乗っていきます。

折角なので出雲市駅の写真を撮ります。すでに神社っぽい作りになってますね。

バスはちょっと時間かかります。30分くらいかな。「正門前」で下車。

まだ4日なので初詣で人の数が心配でしたが、それほど多くもなかったです。特に海外からの観光客の数は少ないかなと思います。周りにあまり観光地がないのでわざわざ出雲まで来ないんでしょうかね。

去年末に伊勢神宮へ行ったばかりって事もありますが、出雲大社の鳥居は木じゃなく金属でしたね。これは二の鳥居。(勢溜の大鳥居)

「神宮」と言えば、「伊勢神宮」で、「大社」と言えば「出雲大社」だそうなので、ありがたい神社なんですね。ちなみに大社って調べると、大きな神社って事らしいです。そのままと言えばそのままです。

大社(たいしゃ)とは大きな神社、または平安時代初期の延喜式神名帳に大社として列格される492の神社、または「〜大社」と名乗る神社のこと

by wiki

ちなみに私には関係ありませんが、縁結びの神様だそうです。笑。

残念ながら今日は曇り。

参道の両脇の松はみごとです。三の鳥居がちょっと見えます。(松の参道の鳥居といわれてるのがわかります)

ほぼ倒れかかってるのもあるのですが、こんな感じで支えてます。

御祭神は大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)

この人かな?(適当ですいません)

拝殿の手前にはこんなでかい松が三本並んでます。

いよいよ拝殿が見えてきましたが、さすがにここまでくると結構な人でした。正月4日ですからね。でも並んで10分くらいかな。

事前に見てた通り、でかい。これが四の鳥居。(銅鳥居)

さっき鳥居が金属だって書いてたんですが、どうもそれぞれの鳥居で素材が違うんですって。一から四までそれぞれ石、鋼、鉄、銅らしい。

今年の無事をお祈りします。ちなみに出雲大社はちょっと特殊で、二礼四拍手一礼です。そう、四拍手なんですね。

そしてその裏に回ると本殿があります。

伊勢神宮と同じく本殿は撮影禁止でした。

お兄ちゃんは人生初のおみくじを引いてました。

本殿の裏も回れるようになってます。

うさぎが有名みたい。ウサギにまつわるいい伝えがあるそうで、縁結びの神様ってのもその言い伝えに沿ってるそうです。

裏に回ると、1つだけ行列ができてるところがありました。ちょうど本殿の真裏かな。

調べてみると、「素鵞社(そがのやしろ)」だそうで天照大御神の弟神で、御祭神は「すさのおのみこと」だそうです。確かに。私ですら聞いたことがある神様ですね。

彰古館。風情ありますね。資料館なのでここは神様とかは関係ないみたい。

しかし、本殿のまわりにいろんな神様が祀られているので、そこかしこに行列ができてました。みんな全部回るのかな?

私とお兄ちゃんはざっと回りつつ観光します。

氏社。

そしてこれが有名な「十九社(じゅうくしゃ)」。御祭神は八百萬神(やおよろずのかみ)。全国各地の神々の宿所となるところですね。

全国の神様がここ、出雲に集まると言うのは有名らしく、神無月(10月)はここ出雲では神在月(かみありつき)と言うそうです。

全体はそれほど広くないので、参拝するのはあまり時間かからないと思います。

そのまま流れに沿って、神楽殿へ。縄すごい。

「大注連縄は長さ約13メートル、重さ約4.5トンに及びます」だそう。

人が多いので全体の写真を撮るのは一苦労しますが、デカさが際立ちます。

稲佐の浜(弁天島)

一通り出雲大社の観光を終えて、そのまま近くの稲佐の浜(いなさのはま)にある弁天島まで行ってみます。歩いて10分ちょっとの距離です。

久しぶりの日本海。この浜は旧暦10月10日に、全国の八百万の神々をお迎えする浜だそうです。じゃ、ここから出雲大社へ行くんですね!

絵になりますね。ここからの夕日はすごくきれいみたいなので、次回はその時間に合わせてきてみたいです。

しかし、なんでこの岩だけが砂浜の上にポツンと残ってるんでしょうかねぇ。不思議です。

お兄ちゃんは今年高校3年になるのでもう受験勉強を始めてます。しばらくは勉強漬けになるのでそれまでの最後の旅行ですね。もう高校3年になるとさすがに大人びてきているので二人の旅行も楽しいですね。

気持ちいい海の風を感じて、戻りましょう。

この後の予定ですが、夕方の15時27分に出雲市駅から特急スーパーおきに乗って、新山口まで行きます。鉄道の旅ですから!

出雲市の滞在時間は5時間ですね。

途中の大木。

ちょっと時間が余っているので、出雲大社方面へ戻りつつ、向かったのは「旧JR大社駅」です。ここがバス停の正門前から向かい方向の写真。まっすぐに伸びていて、その先にでかい鳥居があります。

その鳥居がこれですね。そう、本来はここから参拝するんでしょうね。一の鳥居で石で出来てます。(宇迦橋の大鳥居)

旧JR大社駅

歩いて20分くらいかな。廃止になったJRの大社駅。

日本様式で建てられた駅としてはかなり珍しいらしく、観光用に保存されているようです。

和風の外観をもつ駅舎としては、京都の旧二条城駅(1904年完成)が現存最古だそうで、この大社駅は1924年に完成なのでそれから20年後で2番目の古さだそう。およそ100年前の駅舎。

昔使われていた線路。

そしてその奥にはデゴイチが展示されてました。

男二人なのでデゴイチ見るのも楽しいことですよ。笑。あ、でもかみさんも電車好きっていってたので大丈夫でしょうね。

昭和50年まで使われていたようなので、私が4歳の時ですね。

昔の改札。今じゃ考えられないですけどね。

ってそれほど大昔でもないですけど。笑。

出雲うどん

で、ちょっと小腹が空いたのですが、朝そば食べたので、次に向かったのは、うどん屋さん。「出雲うどん」ですね。うどん食べれるところはほとんどないです。向かったのは駅からすぐのところにある「出雲うどん 山太」さん。

丁寧に作ってもらってて美味しかったです。ちょっと風変わりなうどんで蕎麦とうどんの中間のようなものです。

お箸もこうやって出されるとオシャレですし、なんともうれしいですよねぇ。

美味しかったので、もし出雲へ行かれたらぜひ食べてみてください。

一畑電車

美味しいうどんを食べて、そろそろ出雲市駅へ戻ります。

出雲大社へ来るときはバスでしたが、帰りはせっかくなので電車で戻ります。一畑電車の出雲大社前駅。ステンドグラスがきれいです。

ここにも昔の電車が展示されてました。

なんと日本最古級の電車らしいです。

運転席。

現在はこれですね。これに乗って出雲市駅へ戻ります。

そして途中でこれに乗り換え。

途中下車から戻って出雲市から新山口を目指します。

時間で言えば、この「やくも」に乗って岡山に戻って新幹線で行った方がずいぶん早いんですけど、せっかくなので日本海側を電車で走ってみたいなって感じですね。

特急スーパーおき

乗ったのはこれ。特急スーパーおき。

ちゃんと事前に海側の指定席を予約してましたので、ばっちりです。ただ、本当は先頭車両の先頭右端が良かったのですが、取れたのは3列目でした。

でも天気は曇りだったので残念でした。本当は電車から夕陽をみる予定だったんですけどね。

それでも出雲市駅から新山口までの3時間半はのんびり過ごせました。ちゃんとトイレもあるのでしっかりビールを頂いてます。

なかなか電車の旅も悪くないですね。新山口から小倉までのぞみで。

1/3 22:24 横浜 サンライズ出雲
1/4 9:58 出雲市(途中下車)
1/4 15:27 出雲市 特急スーパーおき
18:51 新山口

無事、実家へ到着。20時。東京の家を出たのが20時なので24時間の旅でした。出雲市の観光5時間を除けば20時間くらい電車に乗ってたのかな?

明日はなにするか!?

  



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