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徳川家康の城、駿府城。天守台調査現場の見学ゾーンからは発掘された当時の天守台も。

      2021/06/06

静岡の駿府城に行ってみました。

駿府城は徳川家康が作ったお城です。正確には室町時代に今川氏が今川館という駿府城の前身みたいなものを作ったらしいのですが、Wikiによると「天正13年(1585年)から徳川家康により、駿府城は近世城郭として築城し直された。」と書いてありますので、実質では徳川家康のお城って事かなと理解してます。

静岡駅から歩いて行けるんですが、駅にある観光案内所に立ち寄ってパンフレットをもらっていきました。公園とかだとパンフレットを置いてなかったりするのでできれば事前に手に入れておいた方がいいですし。

係りの人に丁寧に道順を案内してもらったので間違うことなく、大手門手前の堀まで。

でさらに進むと、東御門と巽櫓(たつみやぐら)。巽櫓は幕末の地震で全壊だそう。なので復元ですね。東御門は見ての通り工事中でした。巽櫓は平成元年、東御門は平成8年の復元だそうですので比較的新しいですね。

これは弥次喜多像。

駿府城のお堀の石垣はすごくきれいでした。天気もよかったですしね。

そして、観光案内所に立ち寄ってよかったのが、これ。

駿府城の前にある静岡県庁の高層階から駿府城を見下ろすことができるんですね。これは聞いておかないと分からないです。

県庁なので無料です。正確には「21階富士山展望ロビー」です。富士山もきれいですし、広い駿府城が丸見えなので分かりやすかったです。

駿府城は公園になっているので入場は無料です。この後行く坤櫓(ひつじさるやぐら)と紅葉山庭園は別途有料になってます。

二の丸御門跡。

石垣の違いの展示。分かりやすい。石を組んで間に小石を入れる工法と、石を削ってぴっちりハメる工法。雑な説明です。

これが坤櫓(ひつじさるやぐら)。漢字が難しくて読めませんでした。平成26年の復元なのでまだ新しいです。一応見学してきました。

梅。

そして、駿府城での見どころ?がこれ。天守台発掘現場の見学です。ただ、予想外に保護のためのブルーシートだらけで分かりづらかったのですが、当時の石垣がそのまま見れたりするのでドキドキです。天守台は取り壊され、その土砂で本丸堀が埋め立てられたらしいので掘り起こせばきれいに残ってるって事ですね。

ちなみに、天守台は最大と思われてた江戸城をはるかに上回る日本一の大きさだそうです。時代毎に別の天守台が見つかるとか、これボランティア募集してたら参加したいくらいです。ブルーシートで覆われてる範囲が広いんですが、説明書きの看板もあってなんとか理解できました。

家康公像。

紅葉山庭園の手前にあるのが二の丸水路。

早咲きの河津桜。ここでは梅と河津桜がよく咲いてました。

せっかくなので紅葉山庭園へ行ってみます。平成13年に作られたって書いてます。ただ、昔の大名庭園だったとか、歴史的な説明がないので、単純に平成で作っただけのようでした。きれいでした。

と言うことで、最後はきれいなお堀と石垣を見て終わりです。

今川氏の元で人質として11年駿府で生活し、その後駿府城の築城を始めたものの、秀吉の命で関東に国替えされて、最後はまたここ、駿府に戻ってきたという家康。現在の静岡の原型を作ったのが家康とのことでした。

東照宮として各地で崇められてるだけの功績ですね。この先日本でこれ以上の人って出てこないんじゃないだろうか。



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