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観音崎公園。帝都東京と横須賀軍港を守るための東京要塞を構成する観音崎砲台跡へ。

   

横須賀の猿島で戦争遺産を見学した後向かったのは、猿島から見えていた対岸の観音崎公園です。

こちらも猿島と同じように東京湾防備の要塞地帯となってたんですよね。つまりは東京要塞の1つって事になるんだと思います。

東京湾要塞はその名の通り、東京湾をぐるっと囲む形で三浦半島から房総半島まであるそうなんです。各所で砲台跡や弾薬庫跡が残ってるみたいなんですが、その中で史跡に登録されているのは、猿島砲台のみのようです。

観音崎公園は猿島(三笠公園)から車で10分ちょっとくらいです。ここも何度も来てますが、灯台も砲台跡も見ていないのでちょうどいい機会でしたね。

公園の中は順路とか特にないので海岸沿いを歩いてから灯台へ向かってみます。このなんでしょう、冒険している感がなかなかのお気に入りです。

これが観音崎灯台。初代は明治元年だそうですが、これが三代目になるそうで、それほど古くないみたいです。それでも、日本最古の洋式灯台で、日本の灯台50選だそうです。八角形の形がかわいいかな。

ここら辺まで昔は海だったんでしょうかね。そんなことを想像するくらい地層がすごいです。

北門第一砲台跡。

こちらは猿島と違ってベンチが置かれてて休憩ができるようになってます。

そしてそのまま歩いて展望園地へ。北門第三砲台跡を探してたんですが、グルグル歩いて結局分からずここにたどり着きました。

たぶん、戦争遺産はマイナーなのかそれほど整理されておらず、説明書きの看板も字が消えて見えなかったりって感じになってました。確かにこんな遺跡人気ないんでしょうし。

そんな事は気にせず、海沿いへ戻ります。これは手彫りのトンネルでしょうか。

千葉の切通しトンネルを思い出します。

房総半島の絶景ドライブ。崖観音から切通しトンネル、館山砂丘などを満喫です。

これはんなんだかよく分からず、帰って調べてみると「聴測所」という施設だそう。潜水艦を砲撃するために潜水艦の音を探知して居場所を探る施設だそう。ちなみにここの敷地は自衛隊の中になります。

で、よく分からずグルグル回ってますが、最後はまた海岸沿いから北門第二砲台跡へ向かいました。

はい、全体的に興味深い遺構が残ってるんですが、ここは何かガイドツアーか説明パンフレットがないと辛いかな。でも、猿島とセットで見学すれば、東京要塞の様子が分かるのでよかったかなって思います。

で、調べてみると、「観音崎砲台ガイドツアー」なるものが年に数回あるそうなのでタイミングがあれば参加してみたいと思います。



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