青春18きっぷ。憧れの只見線を完乗して、700km乗りつぶしの日帰り旅。
只見線
だいぶ前になってしまいましたが、8月24日に只見線に乗ってきました。
青春18きっぷもそろそろ終盤です。残り3回分になりました。
終盤なので、というか、いつかは乗りたかった只見線へ行ってきました。そして日帰りです。距離にして、自宅最寄り駅からの周回でなんとざっと700km。もう訳が分かりません。笑。
鉄道関連の雑誌はもちろん、絶景系の写真集や雑誌でも度々出てくる只見線です。遠いですし、距離も長いので本当は1泊する方がいいのですが、なかなか一人で出かけることもできず、日帰りでチャレンジすることにしてみました。
始発ちかい時間に出れば、自宅に当日中(正確には0時過ぎてしまいますが)に帰宅できます。ええ、ずっと乗ってるだけなんですけどね。
まずは、新宿から高崎まで。最近よく乗るようになったいつものルートです。
高崎駅では、条件反射的に、八高線を見てみます。
時間もあったので、お見送り。
今年になっていろいろとローカル線に乗ってみましたが、そうすると、なるほど八高線の良さがよく分かります。
これは高崎までお世話になっている湘南新宿ライン。距離も長いので、基本グリーン車に乗ってます。乗って分かりますが、グリーン車って争奪戦なんですよねぇ。
実は、朝予定より早くでたので高崎で1時間以上の待ち時間がありました。見てると、SLですね。
そうか、SLが高崎駅から出てるんですね。見てると、出発まじかになって向こうからSL機関車が近づいてきました。
バックしながら連結です。見てると、子供より写真撮ってる大人の方が多いんですね。私もそうですけど。
しばらく隣のホームから眺めてましたが、せっかく時間もあることなのでまじかで見てみることにしてみました。
SLぐんまみなかみ。
しかし、上をみると、ものすごい黒煙がでてます。
現役で動いてるんですからすごいですよねぇ。
そして、ものすごい汽笛の音と同時に出発です。煙がすごい・・・。
SLを見送った後、高崎から上越線・水上行に乗ります。
暇なんで写真撮りつつ待ちますね。
上越線ですが、結構混んでまして、立ってる人も結構いました。ロングシートですね。ちなみに水上までの車窓からの景色はかなり良かったです。左側。次回行くときも忘れないように楽しみたいと思います。
みんな水上まで行くのかな?って思ってると、わらわら同じ方向へ。
そうなんです。ほぼみなさん上越線の小出方面へ乗り換えでした。シートは満員です。
なんとなく、そうか、もしかするとこのままみんな只見線に乗るのかな?って。ええ、夏休みですし、私も含めて18きっぷシーズンですしね。今まで18きっぷ使っても、そんなに同じ人を見る事は少なかったのですが、さすが人気の只見線って感じでしょうか。
長閑な田園風景をみながら只見線の入口になる小出へ向かいます。
そして小出駅。
乗り換えの通路はこんな感じ。すごい、もう只見線モード全開ですね。
上越線からの乗換客でほぼいっぱいになった只見線の車両。出発まで少し休憩。
隣の車両は「縁結び」
上越線小出駅のホーム。
ずっと写真撮ってたいくらいです。
さてさて、人気の只見線ですが、首都圏から日帰りの場合には、今回の時間一択なので、乗ってる(乗り潰しの人らしい)人はほぼこの後同じ動きになってました。
13:11 小出
14:28 只見
代行バス・会津川口行
15:27 会津川口
17:19 会津若松
只見線だけで小出から会津若松まで約4時間です。途中、只見から会津川口までは代行バスの運転になります。調べると復旧は見送りになってたはずなんですが、上下分離の案で復旧が決まったらしいです。早く復旧して欲しいものですね。
只見線からの景色は確かに絶景でした。
よく考えて、電車旅で、絶景と電車って相反しますよね。電車は当然人を運ぶもので、絶景は人がいないところになるので、電車で絶景を見たいってなんだか面白いなぁとか。時間が長いのでいろいろと考えてました。笑。
絶景でもポツポツと民家が見えてきて、なるほど、只見線が重要な輸送手段だってことがよく分かります。
只見湖や渓谷を見ながら、人気の理由を感じて乗れますよ。
川の水は、終始濁ってました。雨降ったんだっけな?
無事に只見駅に到着。
ここから折り返して首都圏へ戻るって案もあります。でもまぁ同じルートを戻るよりも周回した方がいいかなと。せっかくなので会津若松方面へ進むことにしました。
只見駅から会津川口までは代行バスになります。
乗り換えをのんびりしていたので、バスは通路側の席になってしまい写真はなしです。小出駅を出たらすぐに、車掌さんがバスに乗るかどうか聞いてきますので、必要台数が確保されているんだと思います。この日は2台ほぼほぼ満席でした。
途中地元の方の乗り降り数名って感じでしょうか。
バスからは、結構悲惨な状況が見れますね。橋は折れ曲がって途中で折れてたり・・・。
バス降りて、会津川口からこの列車で会津若松まで向かいます。
復旧が待たれる只見駅方面。
早戸駅。
渓谷、湖なんかの絶景を超えて、会津若松に近づいてくると、長閑な田園風景が広がってます。
長かったかな。会津若松まで。
会津若松駅。登山では何度も会津に来てますが、駅は初めて。
磐梯山登った時も食べた会津ラーメンを頂く事に。喜多方ラーメンって言った方がいいのかな。駅横にあります。というかここくらいしかないと思います。
久しぶりのおいしい塩ラーメンです。
ええ、この近辺、特に電車で来てると選択しないので、仕方ないのですが、美味しいのですがちょっと高い。会津山塩チャーシューで1296円。
う~ん、美味しいけど、1300円のラーメンですからね・・・。
ざっと30分くらいの休憩時間で、また戻ります。
絵がかわいい会津鉄道の車両。
休憩中の只見線の車両。
帰りはこいつで郡山まで進みます。
で・・・。ええちょっと疲れました。47歳のおじさん、乗り鉄1年生ですから。
郡山から頑張れば18きっぷで自宅へ戻れるのですが・・・、郡山からワープさせてもらいます。ええ、新幹線やまびこで大宮まで。
新幹線区間は、乗車券と新幹線特急系を別で買わないといけません。6,660円。18きっぷを使ってると案外高く感じます。でもまぁ今日はほとんどお金使ってないですからね。なんて、。まぁ夜は景色も見えないし・・・。
いやいや、いつか行こうと思ってた只見線、予想を上回る絶景続きでした。何でしょう、やっぱり生活感が感じられるからかなぁ。ほんとまた乗りたいなぁって思います。
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