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黒田長政が築城した広大な福岡城へ、桜の名所ですが満開まであと少し。大濠公園日本庭園も。

      2021/08/28

福岡で小倉城へ訪問したということで、次は福岡城跡へ。こちらも初めての訪問です。

福岡城

福岡城は日本100名城に指定されているお城です。江戸時代初頭、関ヶ原の戦いで功績のあった外様大名の黒田長政が築城したと言われてます。

お城も、やっぱり人気なのは戦国時代の各武将の戦の舞台となったところで、そうなると、九州のお城と言うのは大きな合戦の舞台になった訳ではなく、なかなか存在感が薄くなってしまうのかなと感じてます。

福岡城も関ヶ原の戦いの後のお城なので平和な時代のものになるんでしょうね。

福岡城も桜の名所になってますが、ちょっとだけ(約1週間)早かった・・・。

舞鶴公園第一駐車場に車を停めて向かいましたが、入口からきれいに石垣が残っている?ので結構期待が膨らみます。残っているというかおそらく復元なんでしょうけど、石垣好きにとてはやっぱり期待が膨らみます。

本丸表御門跡。左が二の丸でその正面が表御門跡。この先を進みます。

階段を登ったところからの眺め。

福岡城は結構大きい城で、かつ、大濠公園なども含めるとかなり広い範囲で保存されていて見ごたえがあります。もともと大きいお城でも市街地に残っている場合は中心部分のみ保存されている場合が多いですからね。

桜は少し早めでしたが、一分咲きってところでしょうか。品種や場所によっては五分咲きくらいでした。

本丸御殿跡。この先が天守台です。ここの通路が桜並木になってて、満開時は壮観が眺めになるようです。ちょっと惜しいですね。翌週のテレビのニュースで放送されてましたから・・・。

そして天守台の下。福岡城で天守閣があったのか、なかったのか諸説あるらしいのですが、調べたところ天守閣はやはりあったという説が有力だそうです。

天守台は既に展望台となってます。眺めは抜群にいいですね。

そして満開になれば、それは絶景となる桜園。この通りは少し日当たりの関係からか一番咲くのが遅いようでした。

なかなか良かったです。天守台へ登った後は、ぐるっと一周見学します。

このしだれ桜がよく咲いてました。ちょっと逆光気味でうまく撮れませんでしたが、しばらく観覧します。

その先に多聞櫓。要は倉庫みたいな感じです。wikiによると「江戸末期に福岡城に存在した櫓の中で唯一、当時の遺構が移築を受けず同じ位置に残されている。」と記載されてます。

多聞櫓の下の曲輪。

これは・・・、修復の後なんでしょうね。

福岡城は見学自由で特に入場料とかもないのですが、そうするとパンフレット等もないので後日ブログを書く時のネタがあまりありません。ええ、それほど人気がないのか・・・、Webで調べても情報量が少なく・・、写真多めになってます。

小・中天守台。

一通り福岡城を見学したんですが、まだ見どころがあります。道路を挟んで下之橋御門へ。福岡城の関連遺構は結構広いので大きな道路を挟んで向かいます。

潮見櫓。下之橋御門の隣です。もともと福岡城には50近くの櫓があったそうで、そのうちの1つです。一旦黒田別邸へ移築された後、再移築されたのですが、案内板を見ると、調査の結果本当の潮見櫓ではないだろう・・・と書いてました。

で、追加で調べたところ、この櫓は三の丸西北隅にあった櫓だそうです。で、本来の潮見櫓は崇福寺(そうふくじ)へ移築されたとのことでした。ちょっと見てみたいです。ちなみに正門も崇福寺の山門として移築されているそうです。

まだまだ見どころがあって、大濠公園へ向かいます。むちゃくちゃ広い広場があるのですがそこが三の丸。

大濠公園 日本庭園

そして三の丸の先は大濠公園と続きます。ここも広いです。

最後は大濠公園の日本庭園へ。(ここだけ有料です)

駐車場の帰り道にあったので気軽に立ち寄った庭園でしたがなかなか良かったです。大濠公園の方は家族連れでにぎわってましたが有料なのでここはほとんど人が居なくて静かな見学でした。雰囲気がいいので複数のカップルが結婚式用の写真を撮ってましたね。

福岡城はなかなか良かったです。桜の名所だけあって、できれば満開の時に再訪したいと思います。

福岡の散策はこれで終わりで帰京します。



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