原点はやはり故郷、福岡。桜並木の中、散歩しながら頭と心をリフレッシュしてパワー充填。
生まれ育ちも福岡の北九州です。ずっと北九州で育って、大学院まで居て、就職の24歳で東京(正確にはヨコハマ)に上京してきました。既に20年。コンピューターの大学だったので、九州には残念ながら満足な就職先もなく、東京へ行くのは必然とした流れでした。
長いようで短いようですね。20年は。東京の生活にすっかり慣れてしまった時にふっと故郷の北九州へ戻ってみます。31日の木曜日です。
空港でレンタカーを借りて、3号線を使って実家方面へ。家を出て20年ですが、帰省はするもののほとんど飛行機+タクシーなので車で走るのはほんと久しぶりです。街並み少し変わっていますが、道路沿いのうどん屋さんやラーメン屋さんなどのお店はそのままだったりし懐かしいです。
といいつつまずはラーメンですね。なかなかシンプルな博多ラーメンは東京じゃ食べられないです。やっぱりうまい。注文してすぐにでてくるのも大好きなところ。
20年経つと、田舎の私の街でもかなり様変わりしていて、結構ショックだったりしますが、発展しているという意味では健全ですね。変な話ですが、戻るとこんなに発展する経済力もあるんだと感じます。
町全体はほんと桜だらけです。家の前の通りからず~と桜並木です。結構でかい木も多くて、今の季節特に週末は絶景でした。
家から近くの川沿いに桜が満開だっていうので、親父と散歩へ出かけます。この川も昔はこんなんではなく、土手で、よく釣りへ遊びへ行っていました。釣りにはまっていたのですが、下手なので釣れることもなく、よくルアーを投げながらいつか釣れる日を夢見てってかんじですかね。川沿いの土手、田んぼはいつもの遊び場だったんですけど、もうほとんど残ってないですね。
今はこんなに奇麗に整備されていて、ほんとびっくりです。
季節がら、チューリップもてんこ盛りで植えられていて、ほんときれい。
桜の名所にも出かけて行きますが、故郷の少し歩いて行けるところも捨てたもんじゃありません。この時期はどこもすごいです。
川沿いの散歩から、いつもの親父の公園の散歩コースへ移動します。こっちへ移動すると山ザクラですね。
もう少しすればもみじも奇麗に葉が広がりそうです。
すみれも
社会人20年でもなかなか悩みも尽きないもんです。44歳のおじさんでも親父との会話は貴重な時間で、頭も心もリフレッシュできます。原点って訳ではないですが、あんまり背伸びしてもいいことはありません。生まれ育った環境と思い描く夢、現実をうまくミックスしてバランスを取りながら生きて行かないと、どこかに歪がでてきていいことはないんじゃないでしょうか。
がむしゃらに働いて、いろいろ手にするもの失うものもありますが、家族との会話や親父とのなに気ない会話ができるってのはやっぱりうまくやりくりしながら、すごい幸せなんだと改めて実感する時間です。
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