全部が朱色に染まるほどの千本鳥居を見に伏見稲荷大社へ。稲荷山の山頂になる一ノ峰まで。
伏見稲荷大社へ行ってきました。
京都駅から2駅なんですよね。そして駅前にあるので案外近いんです。以前行った時は車だった気がします。子供たちとワイワイ山頂まで登った感じでしょうか。久しぶりの再訪になります。
京都全般ですけど、しばらくはインバウンド観光客で賑わってましたのであまり行く気がしなかったってところです。
この奈良線の車両がすごくかわいいんですよね。車両の色がいいです。そして京都から出てすぐに感じるローカル感がまたなんとも言えない味があります。
2駅乗ってすぐにその名も「稲荷駅」へ到着です。すでにお昼なのでそこそこの人かな。駅を出ればすぐに大鳥居が見えます。ここからはもうずっと朱色一色ですよ。
楼門。1589年で、秀吉の造営だそうです。
いやいや、前回の時はあまり覚えてないんですけど、すごく立派ですね。
「全国に30,000社あるといわれ、全国各地で老若男女を問わず親しまれています。その総本宮が伏見稲荷大社です。」と案内される通りです。3万あるのかとも思いますし、もっとあるんじゃないだろうか?とも感じます。なにせ全国津々浦々どこにでもありますからね。
奈良時代の711年から1300年の歴史です。
キツネ様。
本殿(のたぶん手前じゃないかな)
そして、伏見稲荷と言えば、外国人大好きな千本鳥居ですね。稲荷山の山頂までずっと続いてます。最初来たときは、それはまぁ驚きました。天気もいいですし、せっかくなのでこの日も山頂まで行ってみました。山頂と言っても標高233メートルですから登山というほどでもないです。
ここからスタート。
千本鳥居の写真を撮りたいなぁというのが目的だったので、鳥居に入ってすぐに目標は達成です。でも前回のおどろおどろしい記憶がイマイチ曖昧で、やっぱり当初の予定通り山頂まで歩いてみます。
以前なら人だらけだったんでしょうけど、この日は平日でもあって人もチラホラの程度です。でも在住なのかやっぱり外国人がほとんどでした。
この稲荷山にいったい何本の朱色の鳥居があるんだろう?ってつまらないことを考えながら進みます。いいウォーキングになります。
途中の分岐地点までくると、絶景がみれますね。標高それほど高くなくてもきれいですねぇ。
そして気合を入れなおして進んで山頂まで。
ずっと鳥居の写真ばかりでしたが、ようやく山頂までたどり着きました。
普通ですね。
前回は確か、むちゃくちゃ気合を入れてお参りしている人たちがいたのでちょっと怖くなった感じだったんですが、この日は天気も良く、そんなおどろおどろしさもなく訪問できました。ここを末広大神と崇める信仰があるそうで、その信仰ははるか昔からだそうです。
なにせ、「商売繁昌・五穀豊穣の神様」の総本山ですからね。気合も違うんでしょう。
帰りは足取りも軽かったです。途中、竹の鳥居。これはこれでなにか意味があるんだろうか。
そして伏見稲荷にもみごとな梅。
ずっと見てきた鳥居ですが、願い事が実現したことへの御礼に鳥居を奉納する習慣があるそうで、それはもう江戸時代以前にさかのぼるそうです。でかい鳥居で100万以上だそうです。大小合わせて1万基以上あるそう。そういう人たちが日本経済を回してるんでしょう。
久し振りの再訪でしたが、しばらく鳥居はいいかな。行かれたことがない方は、非日常感を十分感じられる千本鳥居なので一度は行ってみることお勧めです。
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5.関西 京都, 社寺