世界遺産の法隆寺へ。飛鳥時代から現存する世界最古の木造建築に魅了され飛鳥時代を想う。
さてさて、この日最後ですが、法隆寺へ向かいます。
法隆寺
法隆寺はさすがに有名なのでみなさんご存知だと思いますが、飛鳥時代のお寺で、「世界最古の木造建築」と言われています。推定ですが607年です。たぶんこれ以前のものは記録にないはずです。
国宝、重要文化財に登録されているもので190件、約3000点って事ですからすべてがお宝なんですよね。まぁ国内ではなく、世界最古ですからね。この1400年前に完成された日本の木造建築技術ってのがどれだけすごいかって事になるんだと思います。
ええ、もちろん、ユネスコの世界文化遺産として登録されています。日本で初めての登録です。
最寄り駅も分かりやすく法隆寺駅。
駅からは少し歩きます。この日は結構歩いているのでちょっとお疲れ気味ですが、向かってみます。
正面は南大門。ここから入ります。この南大門は室町時代、1438年の再建だそうです。
そして長い通りの先に見えるのが「西院伽藍」。法隆寺は「西院伽藍」と「東院伽藍」に分けられるようですが、この西院伽藍が世界最古の木造建築群と言われるところだそうです。
左には既に五重塔が見えてますね。構造物として美しいというかカッコいいというか魅了される迫力があります。高さはなんと32.5mです。
正面中門。飛鳥時代の国宝です。
金剛力士像の迫力。
西院伽藍へ入ります。すぐに見えるのは圧倒的な迫力の五重塔です。日本最古の五重塔であって、飛鳥時代の国宝です。
もう圧倒的迫力です。語彙があまり浮かんでこないです。すいません。
金堂。金堂は西院伽藍で最古の建築という事は、世界最古の木造建築って事ですね。飛鳥時代の国宝です。
鬼ですかね?
さらに進むと大講堂があります。当初のものは焼失だそうですが、それでも990の再建です。1000年前ですね。恐れ入ります。
回廊。これも飛鳥時代の国宝です。
大講堂側からみて金堂、五重塔、中門になります。
続いて東院伽藍へ。
門をくぐるとすぐに夢殿。
舎利殿。
東院鐘楼。
飛鳥時代を満喫です。
戻ります。
夕方でタイミングよく人も少な目だったのでじっくりと見ることができました。朝いちばんか夕方がいいですね。こういう超人気観光地は。
飛鳥時代そのままというのがもう感激ですよね。1400年間、いろんな災害や紛争、当然戦争も乗り越えて今まで現存している世界最古の木造建築物ですからね。
帰り際までずっとみてた南大門です。もう帰る途中からまた来たいなぁってほんといいところでした。奈良を満喫です。
大満足の奈良世界遺産巡りです。この日で朝から薬師寺、唐招提寺、平城宮跡、法隆寺と回ってきました。どれもすばらしく飛鳥時代、奈良時代と続く史跡を見て日本人のルーツを感じてます。やっぱり日本人でよかったって感じかな。アメリカで300年、ヨーロッパも戦争ばかりの国で、日本も戦争はしてますが、長く文化伝統を育んできて、経済的にも世界的な成功を治めた、世界唯一の国じゃないかと思います。
なんて感じで。
基本、神社仏閣では建築物を見て写真を撮るのが好きなんですが、今更ですが・・・ちょっと日本史を勉強しようかなと思いました。
続きます。
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