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京都。光源氏由来の清凉寺と嵯峨嵐山を代表する美しさを誇る曹源池庭園の天龍寺へ。

      2021/01/28

続きです。

京都の嵯峨野を散策してます。竹林の道から、常寂光寺、二尊院、祇王寺、大本山大覚寺と回ってきました。

紅葉の前ですが、既に青もみじ、苔、庭園と見てきてます。次に向かったのは、清凉寺(嵯峨釈迦堂)です。

清凉寺(嵯峨釈迦堂)

大覚寺からのんびり自転車で移動してきました。ここは駐輪場はなくて、駐車場の係の人からその辺に停めといて。って感じでした。

入るとすぐに、本堂(釈迦堂)が見えてきました。確かにすごいですが、ちょっと振り返ると、まさに圧巻の迫力の仁王門がありますので、ちょっと戻って見てみます。

デカいですね。と言ってもデカさで言えば他のお寺さんもそうなんですけど、白い塗装のおかげか、メリハリがあって気持ちいい見栄えです。天明3年(1783)から再建だそうです。

嵯峨野の通りの真正面にあるので、「嵯峨野の顔」と呼ばれてるそうです。

公開稽古をやってました。

「「源氏物語」の光源氏が造営した「嵯峨の御堂」に目される寺院」って書いてあるので、古典好きの人にはたまらないお寺なんじゃないでしょうか。私はバリバリの理系なので源氏物語がよく分かってません。しかし江戸時代中期に再建されたとされる仁王門は立派でした。

なかなか嵯峨野を満喫できたかなって思います。自転車で回っているので、移動時間はかなり短縮できて、見どころを効率よく回れました。本当はのんびり歩いて散策したいところだったのですが、それはまた別の機会にしたいかなと思います。

で、駅の方へ戻ってきました。戻ってくるとちょっとびっくりです。午前中に竹林の道へ行った時には人はチラホラで、まぁ京都も人は少ないなぁって思ってましたが、もう人、人、人でした。

すごいなぁ。

渡月橋

ともあれ、嵯峨で一番有名な、渡月橋へ行ってみます。もう歩道は歩けないので車道というか、自転車で移動は厳しい感じです。

そして、カップルばっかりだったので、一人旅のおじさんとしては居場所もなく、写真を何枚か撮って移動しました。笑。そうなんです、この日は日曜日なんですよね。

普段平日ばかり旅行しているので人の多さにちょっと面倒になります。笑。

嵯峨でもいくつかまだ行きたいところはあったのですが、人の多さで移動もままならない感じもして、最後、どうしても外せない天龍寺へ行きます。

天龍寺

天龍寺は、足利尊氏(あしかが たかうじ)が創建したお寺。世界遺産です。だからか、嵯峨嵐山の中心にあるからか、やっぱり人が多かった。三密にならないギリギリかな。

見どころは、何と言っても曹源池庭園(そうげんちていえん)です。読みが難しい・・・。

達磨さんですね。

これは玄関側。

庭園の説明はまぁ書くまでもないのですが、日本で最初の「最初の史跡・特別名勝指定」だそうです。

お庭だけの拝観と、方丈含めた境内に入れる2つのパターンがあります。メインはお庭なので庭園のみでもいいと言えばそうなんですが、畳の部屋から眺める庭園はやっぱり落ち着きます。寝ないようにって注意書きがありますが、座って何も考えず庭を見るという体験はやっぱりおすすめです。

樹齢は分かりませんが、どれだけ手入れすればこんな枝ぶりになるんでしょうか。

境内を一通り満喫して、庭園の方へ入ります。2度楽しむ感じでしょうか。

キキョウ。

曹源池(そうげんち)。

方丈からみる庭園もすばらしいのですが、その先に続く百花苑(ひゃっかえん)も見事でした。

苔とリンドウ。

そこから庭園の裏を回れます。ここまでくると、方丈に居た人がほとんどいません。なんて静かな庭なんでしょう。そして、またもや圧倒的な苔の存在感です。見るものがすべて緑。

ほんと、日本の美はすべて京都にあるんじゃないかと思うくらいの充実ぶりです。紅葉が始まるともっともっときれいなんでしょうねぇ。

朝いちばんで東京から京都へ来てから、嵐山嵯峨野を満喫しました。京都は観光で何度も来てますが、嵯峨嵐山エリアは初めてです。ずっと仏像ばかり見てて、まぁどれも同じ顔のように見えてましたが、今回の庭園はどこもすばらしかったです。

何度も通って、ちょっと京都通になりたいなって思いました。笑。素敵なおじさんですね。笑笑。

少しオーバーペースかな?まぁ一人なんで普通に観光するよりペースは早いかもしれません。でもまだまだ行けてないところがあります。トロッコ列車と保津川下りもそうですし、お寺も例えば春と秋、年に2回公開されるって言う宝厳院なんてほんと行ってみたいなって思います。(まさにブログを書いてる今、公開されてますね)

この日はこれで終わり。ホテルへ向かいます。

二日目へつづきます。



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