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京都。圧倒的な苔の美を感じる祇王寺、日本最古の庭池が美しい嵯峨御所と呼ばれた大覚寺へ。

      2021/01/28

続きです。

二尊院を出た後に向かったのは、祇王寺です。竹林の道の時は邪魔で仕方なかった自転車がここから徐々に便利になってきました。

祇王寺

常寂光寺と二尊院では青もみじを満喫しましたが、祇王寺と言えば苔みたいです。なるほど。でもどこのお寺も苔はすごくて、先ほどの常寂光寺も苔はすごかったんですけど、どんなお庭なんでしょう。

京都のお寺さんを自転車で回る人が多いからだと思いますが、どこへ行っても自転車の駐輪場が整備されてます。これはありがたいですね。

祇王寺。

祇王寺では、大覚寺と共通の入場券が買えます。で200円安くなるようですね。私はこの後ちょうど大覚寺へ向かう予定だったので、共通券を購入。助かるのは、丁寧な道順を書いた地図をもらえることでしょうか。(その地図を見てもむちゃくちゃ迷ってだいぶ時間かかりました)

祇王寺はとても小さなお寺なのでぐるっと回ると、たぶん5分かからず、すぐに参拝できます。まぁでも噂通り苔がすごいとはこのことかという、苔の絶景でした。

ちょうどいい具合の木漏れ日も計算しつくされてるんでしょうか、凹凸というか立体感がすごくてただの苔が見ていて飽きないんですよね。

ちょっと近くで見ると、立派です。波を打つように元気いっぱい?の苔。

苔の展示。

ハイゴケにスギゴケ。確かに杉っぽい。

静かです。ちょうど誰もいない祇王寺。贅沢ですね。この苔を独り占めです。

平家物語にも登場するという歴史をもつ祇王寺。寺や苔の面積がどうこうって言うより竹林と苔の世界が圧倒的で、何もない無の世界を自然と感じられる不思議な空間になってるかなと思います。

まぁすぐあと賑やかになりましたけど。笑。静かなお寺ってほんと癒されます。

そんな苔の祇王寺を出て、大覚寺へ。

他にも寄りたいお寺はいくつもあったのですが、今日嵐山と嵯峨野を回る予定なので、少し離れている大覚寺へ向かいます。歩くとちょっとしんどいですが、自転車だから楽々。と思いきや、道を何度も間違えてだいぶ大変でした。

大本山大覚寺

竹林の道を出てから、しばらく静かな嵯峨野を散策してましたが、大覚寺から少し人も増えてきました。時間なのか、メジャーだからなのか。

まさに快晴。ええ、むちゃくちゃ暑かったです。

パンフレットによると、参拝順路に沿って所要時間90分、大沢池エリアを含めればなんと150分(2.5時間)って書いてます。それだけ大きなお寺ですね。

嵯峨天皇の離宮だったところで、嵯峨御所とも呼ばれるそうです。

辰殿。

辰殿から見る勅使門(ちょくしもん)1854年の再建。

手前に見えるのが石舞台。

石舞台の先に見えるのが五大堂。

ちなみに、祇王寺で大覚寺と共通の拝観券を買ってるんですが、大覚寺にある大沢池は別料金になってます。池なんですが、「日本最古の庭池」という事ですので、大沢池抜きってのはないかなと思い当然行ってみました。

池舞台。なるほどです。

この池舞台へ入ることはできないのですが、こう見ると特別な感があります。周囲は1kmにもなる日本最古の庭園。平安初期に嵯峨天皇が造ったとされているようです。

五社明神。

天気も抜群にいいので周囲を散策してみました。

心経宝塔。

別に池としては特にすばらしいって事はないんですが、単純に平安時代とおそらく同じ景色を見てるんだなぁってしみじみ感じます。時間を超えて場所を共有してる感じです。人それぞれだとは思います。

やっぱり京都は特別だなって感じます。ただの池・・・?なんて思えない美しさですかね。さすが元離宮であり、嵯峨御所とも呼ばれた大覚寺でした。

続きます。



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