京都。紅葉前の静かな嵯峨野を自転車でのんびり散策。竹林の道から常寂光寺、二尊院へ。
2021/01/28
京都へ旅に行ってきました。
ドライブ旅行って感じで、西日本をグルグル回ってましたが、フラフラと場所を移動して気ままに景勝地を巡るのも悪くはなかったのですが、もう少しゆっくりした旅もいいかなと言う事で、京都へ行ってきました。
ブログではあまり京都に行ってませんが、ブログを書き始める前に一通り有名なところは行ったはず・・・って思ってました。
本当かな?ってもう一度京都を見てみると、まぁ行ってないところだらけだったので、このタイミングでちゃんと京都を回ろうってのがきっかけです。
この10年くらいは観光客だらけで行く気がしなかった京都ですが、紅葉前の時期であれば空いてるはず・・という思惑も。
日程は4泊5日です。短くもなく長くもなくノンビリ京都をめぐるにはいい感じかな。
とはいえ、正確には今年京都に来るのは、5回目なんですよねぇ。笑。
ドライブ旅行と違って、今回は新幹線で京都まで。初日はそのまま嵐山方面へ向かいます。
初日のこの日は朝いちばんで新幹線で京都まで行き、JRでそのまま嵐山・嵯峨野エリアへむかいました。JR嵯峨嵐山駅です。
知り合いの京都好きに聞いて、この日はレンタルサイクルを借りて移動です。
ちょっと人混みが多いところは悩ましいですが、少し距離があるこの嵐山・嵯峨野エリアでは大活躍しました。
竹林の道
自転車をレンタルして最初に向かったのは超有名な竹林の道。鉄板の観光地ですが、行くのは今回が初めてです。
関東で竹林と言えば、鎌倉の報国寺ですかね。後は、修善寺の竹林の小径。
報国寺の竹林はお寺の庭の中ですし、修善寺も小京都と言うだけあってそれほど大きく(長く)ないです。どちらも雰囲気は抜群ですが、本場の京都の竹林の道を歩くとなるほど、素晴らしいの一言でした。
この雰囲気のいい通路は人力車専用なのかな。出入口に扉がありましたので。
この後、一通り観光が終わってまた戻ってくるんですが、午後はすんごい人で歩けない程でした。行くなら朝いちばんが絶対にお勧めですね。たぶん坂道の所がちょうど撮影にいいんじゃないかと。この日は朝東京から移動してきたので10時過ぎくらいです。
なんだか写真をアップしているとまた行きたくなってしまいます。今度行くときは、もっと早い早朝がいいかなと思いますね。
御髪神社
竹林の道を通ってそのまま進んで行って、御髪神社へ。名前の通り、「髪」の神。「御髪神社は日本で唯一の「髪」の神社です。」とある通りです。
幸い私は49歳にしてもまだ10代の頃と同じくらい髪の毛はふさふさ(というか毛量多くてかつ剛毛)なんですが、髪に悩みのある人が参拝するのだろうか・・・。
京都はほんとうにお寺だらけです。どこもかしこもという訳ではありませんが、回るにもどこへ行こうって観光する側は悩ましいので、今回は完全にガイドブックのお世話になりました。徐々にこなれてくれば穴場へ行ったりって事もできるかなと思います。
次は、常寂光寺です。
常寂光寺
日本語は本当に難しいって思います。だって読めないですからね。漢字と読みはセットで覚えないといけません。常寂光寺は「じょうじゃっこうじ」と読むようです。
「じゃっ」って分からん。笑。
日蓮宗の寺院で、紅葉の名所です。京都はどこも紅葉(と苔)の名所のような気もしますが、ここもすごかったです。紅葉の時期に来たいのはやまやまですが、そうするとものすごい人なんでしょうね。
そしてまた、京都のお寺でよく見るホトトギス。うまく写真撮れないのが悔しいのですが、至る所で群生してました。
どこを見ても絵になるというか美しいです。仁王門から階段を登って、本堂、池を見ながら竹林に多宝塔、その上の展望台までまったく飽きさせないというか、常寂光寺の中だけですべての要素が詰まっていて満喫できる感じ。ずいぶん各地を旅行してきましたが、これは京都でしかないかなと感じます。
それほど高くないですが、眺めと言うか、気持ちが落ち着きます。
写真は特にというか、全く加工してませんが、見た通り苔と紅葉で見る景色が緑なんですよね。
いや~、よかったです。紅葉前ですが、日曜日って事もあって観光の人もチラホラいました。やっぱり紅葉時期に行きたいですよね。実は、紅葉のタイミングでもう一回行こうか・・なんてチラッと考えてました。
残念ながらコロナのせいで行けませんでしたけど。
二尊院
続いて、二尊院です。総門から入りますが、なんでしょう、どれも同じような門に見えてもこの門すごくきれいだなって思います。
二尊院は、総門から入って、長い参道(紅葉の馬場と言うらしいです)がすばらしくここも紅葉の名所となっているようです。
本堂。京都らしいお庭。左右対称、非対称がうまく組み合わされていて、見ているだけで落ち着きます。アスペクト比(縦横比)に黄金比があるように、人間が落ち着く空間には多分理由があって、それは京都のお庭ですべて再現されているんじゃないかと思います。
この二尊院にも展望台(藤原定家時雨亭跡)があったので行ってみました。
写真撮りすぎでした。つづきます。