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「人間一生、物見遊山」そんな生き方をしてみたい。

 

すべての古道がめざした熊野信仰の発祥の地である「熊野本宮大社と大斎原」へ。

   

南紀の続き。

世界遺産の熊野三山を巡ります。昨日は三山の一つ、新宮駅から歩いて行ける「熊野速玉大社」へ行ってきました。

で、この日は「熊野本宮大社」と「熊野那智大社」を回ります。どれも「紀伊山地の霊場と参詣道」として世界遺産に登録されています。

今回は、「南紀・熊野古道フリーきっぷ」という切符を使って新宮まで来ていますが、往復とフリー区間のJRの乗り放題に加えて、熊野三山を巡るパスも乗り放題になってます。

このバスは例えば今から行く熊野本宮大社まで行くのも片道で1500円くらいかかるので、往復で3000円になります。「熊野那智大社」もバスで行くのでやっぱりフリー切符は最強かなって思います。

ただ、使えるバス会社は1社に限定されてるんです。まぁ一番大きい会社で本数も多いのでそこは問題ないかなと思います。バスのフリー切符は別になるので、新宮駅の目の前になる観光案内所でもらっておきます。

熊野本宮大社(世界遺産)

熊野本宮大社は新宮駅からちょっと遠いです。ざっと1時間くらい。バスの乗客は平日って事もあって10人いないくらい。ちょっと寂しいですかね。

大鳥居から入ります。左の登りにあるかわいい鳥のマークは八咫烏(やたがら)で日本サッカー協会のシンボルと同じもの。

神武天皇が、宮崎県(日向)から奈良県(橿原)に都を移し、大和朝廷を開いて初代天皇に即位するんですが、その時熊野から奈良まで道案内をしたという伝説の鳥です。

そうなんです、神武天皇は熊野から奈良(橿原)へ行ったんですね。この前行った奈良の橿原とつながりました。

日本最古の正史「日本書紀」で日本建国の地と記された橿原。橿原神宮と石舞台古墳へ。

即位日は西暦紀元前660年って言われてますが、日本書紀に書かれた伝説です(実在という説もあるらしいです)

狛犬もマスク。参拝もマスク必須です。

このブログを書くためにHPを見ると、なんと参拝の順序なるものがあるってことが分かりました。ガイドブックには載ってなかったんですが、そうだったのか。

「熊野本宮大社→産田社→大斎原」だそうです。

ちょっとだけ熊野古道(祈りの道)。

神殿へ。神殿内の参拝順序も決まってるそうでした。

熊野信仰の発祥の地。すべての古道がここをめざしたって言うところですね。古道を踏破して三山を巡る熊野詣を平安時代から命がけで行ってたって事です。すごいです。

平安時代の末には「浄土への入り口」とされたってありますが、三山それぞれが極楽浄土の入口で熊野詣で死からの再生を目指したということ。

上四社が最古の建物なんですが、江戸時代の建築だそうです。他の中四社、下四社は明治22年の水害で流されてしまっていて、それからここに建築されたそうです。そう、熊野本宮大社は明治の水害以降でここの移築されたんですよね。

創建年代は不明だそうですが、wikiには「と崇神天皇65年」って書いてます。これは西暦なのかな・・・?

折角なので、祈りの道(熊野古道)で戻ります。

大斎原(おおゆのはら、世界遺産)

で、次に向かったのは、大斎原(おおゆのはら)。熊野本宮大社の大鳥居から歩いて5分位です。畑の中にドンってありました。

人が写ってるので大きさが想像できそうですが、高さは33.9mです。

先に書いた通り明治22年の水害で流されたって書いたのですが、それまでずっとあったのがここ「大斎原」なんですね。なので正確にはここが旧来からの熊野本宮大社で熊野信仰の発祥の地になるんだと思います。なのでここも当然世界遺産になります。

水害で流されてしまっているのでこんな感じになってます。

正面。流失した中四社・下四社をまつる石造の小祠が建てられています。

写真からは分からないですが、中州になってて、流される水害前まではるか昔からずっとここにあったってのもすごい話かなと思います。ちなみに、当時は現在の数倍の規模だったそうです。

歴史を感じますね。

バスでまた1時間かけて新宮へ戻ります。

さんま寿司

新宮駅でちょっと食事です。名物のサンマ寿司。新宮市周辺の熊野地域では、昔から祭りや正月料理などでさんま寿司が作られてきた歴史があるそうです。

今年はさんまが高級魚になってしまった程高いって話ですが、サンマ寿司1本750円。絶妙な塩、酢加減で絶品でした。超お勧めです。場所も分かりやすく新宮駅の目の前。地元の方で賑わってました。

美味しかった。

次に向かうのは熊野那智大社。その前にちょっと細かいですが、一旦バスで那智駅へ向かいます。(新宮からはどこかで乗り換えないと那智大社へは行けません。)

那智駅から歩いてすぐの所にあるお寺へ向かいます。

補陀落山寺(ふだらくさんじ、世界遺産)

小さいお寺ですが、こちらも世界遺産。生きたまま観音浄土を目指す補陀洛渡海の出発点として知られる寺です。

その隣には、熊野三所大神社があります。

推定樹齢800年の大楠。

熊野那智大社へ向かう前の寄り道でした。



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