車旅２）北琵琶湖に浮かぶ竹生島へ快適クルーズ。宝厳寺と都久夫須麻神社を回ります。
2021/01/30
続きです。
ドライブ旅で、「滋賀～京都～鳥取～兵庫～島根（5泊6日）」を回ってきたシリーズでの1日目になります。
竹生島
安土城跡と多賀大社へ行った後、初日の最後に向かったのは、竹生島です。「ちくぶしま」と読みますね。
琵琶湖の北の方、長浜市の沖合にある小さい島です。一応琵琶湖で言えば、沖島に次ぐ２番目に大きな島となってるようです。・・と言っても周囲2kmの小さい島です。
これは、前回行った彦根城から見た島がなんとなく気になって調べてみて、どうしても行きたくなったからって感じですかね。観光ガイド情報で掲載されていた写真がきれいだったからってのも理由になるかなと思います。笑。
竹生島へ行くには遊覧船で行きます。調べてみると、結構便数が多くて便利そうでした。
私が行ったのは日曜日なのですが、予約なしでも余裕で乗れたんですが、これはコロナ禍だからかどうかは分かりません。
一応予約枠みたいなものがあって、前日まで事前に予約できるのですが、行った感じではほとんどの人が予約なしだったように見えました。該当便が出発する前に当日券が発売されます。
私は長浜航路を使って、「長浜港～竹生島」の往復を利用しました。
乗下船はだいたい5分位で、乗ってる時間は30分です。ちょうどいい天気だったので気持ちよかったですね。
長浜港からでるので、振り返るとちょうどビンゴで伊吹山が見えます。これを見て、やっぱりカッコいい！って思いつつ明日は登ることにしました。
前に見えてるのが竹生島。結構最初から見えるんですが、近そうでなかなか距離もあってやっぱりきっかり30分かかりました。
琵琶湖の中。海じゃないです。笑。
ちょうど見えてるのが、これから行く予定の龍神拝所ですね。正面に変わら投げの鳥居が見えます。
船から降りると、あぁ、島に来たんだなぁって感じです。
標準の時間と言うか、パンフレットのモデルプランだと滞在時間（上陸時間）がだいたい80分位になってます。
先に書いておくと、ゆっくり島を観光してだいたい40分位。お土産見たり背食事したりを考えると80分あるといいと思います。私が行った時は、お土産見ないですし、食堂はほぼ売り切れ・・・ってなってたので40分でよかったです。
下船すると、その正面で大勢で車座になったヤンキーっぽい人がごっそりいて、まぁすんごいデカい声でしゃべってて面白かったですが、水上バイクの人でした。大人になっても恥ずかしくないもんですね。
下船すると流れに沿って、入島券みたいなものを買ってモデルコースに沿って進みます。
彦根城で見てからワクワクしてましたが、実際は案外小さく、上に書いた通りそれほど観光に時間がかかるものではなかったです。ちょっと江の島みたいな感じを想像していたのですけどね。（江の島だと半日くらい過ごしますので）
祈りの階段。165段あるという急な階段を登って行きます。
最初は宝厳寺の本堂です。（弁才天堂）
燈篭と狛犬のセットですかね。初めて見ました。
なんと、日本三弁才天の1つだそうです。ありがたくお参りさせて頂きましょう。
五重石塔。重要文化財指定は全国に7基あるらしくこれはその1つだそうです。
上に登って行くと三重塔。新しい感じかなと思いますね。もともと1487年の建立だったそうですが、消失のため平成12年に再建だそうです。
そして唐門。これは国宝です。ちょっとよく分からないのですが、パンフレットを見ると秀吉が建てた現存唯一の大阪城遺構だそうですが、金ピカって言うんでしょうか・・・。新築のようであまりありがたみがないですね。調べてみると2020年3月に完成ってあるので、どうも修復直後だったみたいです。
「彩色・漆塗りの塗り直し、及び飾り金具の鍍金メッキ仕上げ」だそうです。慶長８年(1603)に建立だそうですが、見えてる部分はほぼ新築って事ですね・・・。
唐門の後ろに観音堂。
そしてその先に「舟廊下」があります。船を利用して作られたらしいです。天井の梁が船の一部なんでしょう。
その先に都久夫須麻神社（つくぶすまじんじゃ）です。この本殿も国宝みたいです。
船から見えた瓦投げをする龍神拝所。
下船した所に居たヤンキーっぽい水上バイクの人たちが爆音で音楽鳴らしながらぐるぐると拝所の前を狂ったように回ってましたが、しばらくするとどこかへ消えていきました。滋賀の琵琶湖ってすごいな・・・。猿みたいな人達でした。
なかなか良かったです。ただ、おじさん一人って感じではなく、カップルかで来る方がイイかもしれません。笑。
ちょうど一周すると40分くらいだったので来た遊覧船で戻ります。最後尾でずっと竹生島を見ながら、ぼーっと過ごしてました。
と初日が終了です。早朝から東京と出て、「安土城跡、多賀大社、竹生島」と回ってきました。滋賀はまだまだ見どころがあります。
明日も滋賀を回ります。