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仙台。日本三景の松島を遊覧船に乗って一周してきました。青森旅行の最後をしめくくり。

      2021/01/28

青森ドライブ旅行の続き、最後です。めでたい令和元年5月1日に出発して、2泊3日の3日目。5月3日です。

ドタバタで出かけて、弘前、青森、下北半島をぐるっと回って、恐山仏ヶ浦を観光して、八戸へ旅行してきました。

その帰り、そのまま東北道で帰宅すると渋滞にあいそうな感じですし、10時間ずっと運転だけするのもどうかという事から、仙台へ途中寄り道して帰ることにしました。ええ、よく遊びます。

向かったのは、日本三景の松島です。

松島

日本三景は、その通り日本を代表する景勝地って事になってます。こちらは、江戸時代初期に林春斎(はやしがほう)が主筆した「日本国事跡考」に日本の三景として登場したのが始まりと言うことなので言われは確かみたいですね。

3つは、宮島、天橋立、松島となってます。私は今まで登山ばかりで日本三景って言ってもあまり興味もなかったので、どこにも行ってないんですよね。

なのでこの寄り道でまずは松島へ行っておこうということにしました。そうです、47歳にして初の日本三景なんです。

って、八戸で、朝市行って、蕪島とか観光した後なので、到着は3時過ぎになりそうなんですけどね。笑。

それほどと言うか全く下調べもしてなったので、車中でいろいろと見てみました。こんな時は二人旅行っていいなって感じですしどこでも調べられるスマホはほんと便利です。

遊覧船の時間は確認すると、GWだからか5時過ぎまでやっているという事でした。(普通はもっと早い時間までだそうです)

島がいっぱいあるところといえば、長崎の九十九島、伊勢の英虞湾でしょうか。どちらも展望台から見るだけだったので、遊覧船でまわるってのは初めてです。ザ・観光って感じですね。

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松島遊覧船乗り場の手前にでっかい駐車場があったのでそこへ駐車してから向かいます。

GWど真ん中って言うことで、途中では駐車場すら入れずに退散になるか?なんて思ってましたが、待ち時間も少なく入れました。案外なんとかなるもんです。

JRの松島海岸駅。ちょっとここからの景色は間違いなく絶景でしょうね。

遊覧船のチケットはすぐに変えました。16時の便。いくつか会社があるようでそれぞれコースが異なるようです。

一番長いコースだよ!って事で「日本三景 松島湾一周」のコースへ。時間は50分。乗船券は、通常1500円だけど、令和記念で1000円って事でした。また令和でラッキーでした。

遊覧船の船着き場から見える景色がこんな感じ。既にいっぱい島が見えてます。

これが後で行く五大堂ですかね。

こういう景色はどう写真とってもイマイチパッとしない感じになってしまいます。

セイリング。ちょっと気持ちよさそう。

福浦島にかかる福浦橋。福浦島にも歩いていってみたかったのですが、遊覧船から戻ると17時なのでちょっと無理そうです。

船は結構大型で、人数はかなり収容できそうです。50分回って、10分で入れ替えして、また周回ってスケジュールみたいでした。2階はグリーン乗車券(600円/人)が必要って事でせっかくなので2階へ。上の方が眺めがいいでしょうしね。

出発です。

既に3日間で絶景を見てきているので、若干消化試合のような感じもあり、かなりまったりです。

まぁどの島みても同じようにしか見えませんからね。

これが多分有名な仁王島。

これが鐘島。チケットに写真が載ってる4つの島の1つなのでかなりメジャーなんでしょう。

不思議な感じで穴が通ってました。

近づいてみたい感じもしますね。どうして穴になったんだろうなぁ。

先ほどチラッと見えてた仁王島に近づいてきました。

気付きました?

頭でっかちな岩が奇岩っぽいんですが、なんと首のところは、取れそうになっていたので補修しているそうです。補修ももろにコンクリが分かる感じになってますね。ちょっとイマイチかなぁ。色はそろえて分からないようにすればいいのにって思ってしまいます。余計なお世話だと思いますけどね。

これは能登でみた見附島にすごく似てる。

石川。珠洲の見附島を見て輪島の朝市で新鮮な海鮮を頂きます。で、金沢のひがし茶屋街へ。

この角度が似てるかな。

何て感じでどれも似ているような島を見てはちょっと特徴を探したりするって感じでした。

ここも将来穴が開いていくのか?

いろいろ名前がついてて、最後まで楽しませてくれるんですが、途中からは中のソファーに座ってまったりです。

牡蠣が有名らしく、カキの養殖。

東側とうか、太平洋側になるので朝日とかきれいなんでしょうねぇ。

まぁ一度は行ってみたかった、松島の遊覧船を満喫できました。

ちょっと失敗だったのは、時間が17時を回ってしまうと食事処はどこも閉まってしまっていたってことでしょうか。

遊覧船降りると食事できるところがなかったのでちょっと残念。笑。遊覧船もいいですが、この手の景色は高い展望台から見るほうが絶景かなと思います。年取ったら、丘の上にあるホテルに泊まってゆっくりみたいかなぁ。

五大堂

続いて向かったのは、五大堂(ごだいどう)。遊覧船乗り場からすぐ隣です。

時間も遅くなってきたので、少しは空いてくるかなと思ってましたが、さすがGWのど真ん中、まだまだ人は多いです。

すかし橋。気を引き締めるためにこういう感じにしたそうです。今はぜんぜん怖くないです。昔ははしごだったという話もあるのでそれだとちょっと怖いかな。

こんな感じになってました。

五大堂。

地味ではありますが、現在の建物は慶長9年(1604)伊達政宗公が造営した、東北地方最古の桃山建築だそうです。

日が落ちてきました。船から戻ってきてるので夕日は山に沈みます。17時の便の船もあったのでそちらにしていればもう少しきれいな景色が見れたかもしれません。

ちょっと屋根を見上げると鬼瓦は2重構造になってました。鬼がかわいい感じです。

先ほどのすかし橋を渡って戻ります。

なかなか満喫できました。

瑞巌寺

そろそろ戻ります。途中、瑞巌寺(ずいがんじ)があります。先ほどの五大堂も瑞巌寺の境外仏堂だそうで、伊達政宗ゆかりの国宝として知られる臨済宗の仏教寺院。国宝です。

こちらは残念ながら拝観時間は過ぎてしまっていました。次回にお預けですね。笑。

手前の庭までは入れますので寄ってから帰ります。

鰻塚。洞窟遺跡群です。

岩の壁に掘ってある感じのものです。江戸時代に作られたと考えられているそう。

岩に沿ってずっと彫られてました。

お休み2泊3日旅行の最後まで遊びつくして、ちょっと疲れもでてますが、静かなお寺の庭をゆっくり散歩するのもまた気持ちいいものです。

松尾芭蕉が参詣したという事でも有名らしく、石碑もたってました。しかし松尾芭蕉の碑は至る所にある気がする。

ま、そりゃそうか。なんていっても松尾芭蕉は俳人ではありますが、元祖旅人って感じですもんね。最近の私の好きな言葉は「人間一生、物見遊山」です。笑。江戸の言葉なんですけどね。

駐車場に咲いてた八重桜。ちょっとタイミングが後にずれて咲くのでちょうどいいタイミングでした。

さてさて、帰らないと子供達が待ってます。ちょっと時間をずらしたので帰りの渋滞もほぼ会うことなく帰宅できました。

前日夜に思い立って出かけた東北3日間の旅行でしたが、この年で学生のノリのような感じで動いてなかなか楽しかったです。GWは終盤に向かいます。



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