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日光東照宮。世界に類をみない300年平和な江戸を作った徳川家康のすごさを感じます。

      2021/06/06

4月21日、かみさんと日光東照宮へ行ってきました。

いつもどこに行こうかって直前まで悩むのですが、日帰りできてそこそこの観光ができてってなるとそれなりに場所も限られてきます。でしばらく前から候補に挙がり続けてたのが日光東照宮。

なんでかって言うと、私は日光は山登りで何度も行ってますが、観光はほとんど行ってないんですが、去年かみさんが日光へ観光に行ってきてよかったって言ってたので。いつか行こうってずっと言っててようやく行ってきたって感じです。

去年はクリンソウみて縦走してました。

男体山と対峙して黒檜岳~社山~半月山を縦走。クリンソウとシロヤシオを見ながら稜線歩き

日光東照宮は言わずと知れた観光地です。まぁ知らない人はそんなにいないとは思います。去年から神社へいろいろ回るようになって、いろいろ東照宮へ行きましたが、日光はまだなんですよね。たしか。

東照宮って日本中にいくつもあって、wikiに載っているのを数えたらなんと37ヶ所。すごい。要は、東照大権現たる徳川家康を祀る神社が東照宮なんですが、まぁすごいですよね。でも世界でも類をみない300年の平和な江戸時代を築いた偉人ですからね。

で、日光東照宮と静岡県の久能山東照宮は総本宮と言われてます。なのでこの2つが最大の東照宮ってことは間違いないのですが、いわゆる三大東照宮って言うことになるといろいろな説が出てきてしまいます。なんで二大東照宮ってならないんだろう。笑。

候補の1つは先日行った埼玉県川越市にある仙波東照宮なんですが、それ以外の3つの東照宮も、三大東照宮を名乗ってますので。

小江戸、川越を散策。神社や東照宮などの史跡に、蔵造りの町並みもあって見所満載。

仙波東照宮行った時は、ちいさいな・・って感想でしたが、wikiみると、千葉県の船橋東照宮が一番小さい東照宮って言われるそうです。ちょっと見てみたい気もします。

行きは、最近よくお世話になってる東武鉄道さんのリバティですね。電車でのお出かけがほんとはまってます。

日光は超有名観光地で海外からの観光客も多いはずで、少し曇りでGW前ですが、まぁ激混必須だろうということで朝早くでてます。

運転じゃないので気楽です。そういう意味では我が家には車2台ありますが、電車でお出かけするようになってめっきり出番が減ってます。もったいないかな。笑。

東武日光駅をでてから、かみさんのお勧めでJR日光駅へ。

ちょっとレトロな建物が人気みたいです。1912年(大正元年)8月25日に、現在の2代目駅舎が落成って事なので、むちゃくちゃ古い訳じゃないですが、平成29年にリニューアルされているので、外観はレトロですが、とてもきれいです。

関東の駅100選って事です。関東100って事はまぁそれほどでもないのかな・・・。

ちなみに2階もあります。待合室だったのでしょうか。

東武日光駅からは歩いて数分の近さなので、時間が余れば(?)ちょっと寄ってみるのもいいかもしれません。

戻って、せっかくなので東部日光駅も撮っておきます。笑。

ちなみに、JR日光駅の駅前は何もないですが、東武日光駅の前はお土産屋さんがいろいろあって賑わってます。

東武日光駅から日光東照宮は歩いても行けますが、最初は時間節約もあってバスで行きます。10分かからないくらいかな。

入口のところ。

神橋

よく観光写真でも出てくる有名な橋が見えます。「神橋」

明治37(1904)年に再建されたそうです。で、日本三大奇橋の一つだそう?

って解説もありましたが、日本三大奇橋は「日本の中でも古い橋であり、その構造が独特である橋」という事だそう。「岩国の錦帯橋」(山口県)、「甲斐の猿橋」(山梨県)、「黒部の愛本橋」(富山県)なんかが入るそうですが、どれが三大かはいつもながら意見が分かれるところだそうです。笑。

錦帯橋猿橋はよく出てきますね。ここでも3番目の争いなのか!?

天気が良くてうまく写真撮れれば、ここも絶景になるんでしょうけど、今日は薄曇りで、私がとってもただの観光写真になってしまいます。笑。

ちなみに渡るのにお金かかります。まぁ渡ってる人もいましたが、見るだけで十分だと思います。

ではこの神橋の先に入口があるのでいよいよ行ってみます。

途中、地震で緩んだっていう石垣に注意マークとロープが。

何百年の歴史がある日光の石垣も地震で緩んじゃうんですね。

日光を開いた勝道上人。

修復が終わった三仏堂がありますが、混む前に行きたかったので先に東照宮へ進みます。

門構えもすごいですね。

日光東照宮

東照宮へ。三つ葉葵が光ってます。

ここからは人がすごく多いのでどうしても人が入ってしまいます。気にしててもしょうがないので気にせず進みます。

石鳥居(いしどりい)。私の故郷である九州筑前(福岡県)藩主黒田長政公の奉納だそうで、九州から石を運んだんだそうな。

すぐに見えるのが五重塔。1818年の再建。

五重塔は、今年だけでもいくつも見てますが、さすがに日光のはきれいですよねぇ。ちなみに入って近くで見ることもできますが、有料(300円)です。

日光は結構商売っ気がすごいです。ここはさすがに誰も入ってませんでした。

こんな彫り物があります。彫り物は全般に奥行きがすごいですし、色がきれいだなって思います。

遠くから見てきれいでも近くで見るとかなり色は剥げてますね。

これは有名なところ。正式には神厩舎・三猿(しんきゅうしゃ・さんざる)と言うらしい。ご神馬をつなぐ厩(うまや)なんですね。

猿が馬を守ると言われていたことからサルが彫られたらしいです。なるほど初めて知りました!

「見ざる・言わざる・聞かざる」の三猿の彫刻。

こんなサルも彫られてます。

陽明門(ようめいもん)が見えてきます。ちなみに、この日は年に一度の掃除の日だったそうで、近くのボランティアの方が掃除をされてました。

正面の陽明門からみると迫力がすごいです。他の神社の比じゃないですね。(金かかってますね・・・)

御水舎もこのとおり。

陽明門の正面から。もうこれでもかってくらい金ピカですよ。

アップにしてこんな感じ。

陽明門の両側にある廻廊(かいろう)がすごい!ただできれば正面からゆっくり見たかったかなぁ。

そういえば、東京のて柴又帝釈天の彫刻もすごかった。どっちがすごいのかな?ってくらい。

明治神宮へお参りして柴又帝釈天へ。夜は娘とみなとみらいをデートする充実の休日。

陽明門の横にもこんな彫り物。

おちゃめな人形も。数が多すぎてすっと通り過ぎるにはちょっともったいない。

通る時には、上も見てみましょう。見事な龍が描かれてます。

門をくぐって振り返ると、それはもうこれ以上ないくらいの豪華さ。

まぁなんでしょうね、日本中の富が徳川家に集中したわけですから、贅沢の極みというか、やり過ぎ感が満載過ぎてあまり感動ってのはないですかねぇ。

その先には唐門(からもん)

唐門の後ろは拝殿と本殿がありますが、まだ工事中ですね。中に入れますが、撮影禁止です。

何と言ってもこの龍の迫力がすごかった。

上はこんな彫り物。

ただ、どれもきれいすぎて・・・。

そういう意味で、同じような超繊細な彫り物と言えば、アンコールワットでしょうか。アンコールワット、アンコールトムもすばらしいですが、バンテアイ・スレイの彫刻の美しさはやっぱり年代考えてもすごいかな。もう一回行ってもいいかなって思います。

遺跡のカンボジア。女の砦と言われるバンテアイ・スレイ。赤色砂岩に彫られた美しすぎるレリーフは最高傑作。

ミーハーですからね眠猫を見に行きます。今まで見てきた彫刻からすると、チョー地味ですけどねぇ。

そしてそのまま進みます。

門の上の彫刻です。

坂下門。この門を潜って、200段登ると家康公のお墓があるらしい。

行かなくてもいいと思いつつ・・・、もう来ないかもしれないと思うので登って行きます。こんな感じでちょっと疲れるかもしれません。

たかだか200段なんですが、まわりもヒーヒー言ってるのでちょうどいいところにいいお言葉がありました。みんな丁寧に読んでたのがちょっと笑ます。

もうそれはそれは絢爛豪華な陽明門や唐門を見た後ですから。ちょっと地味に見えてしまいます。

鋳抜門(いぬきもん)

こちらが墓所です。(御宝塔)

こんなところでもお守りを売りまくる商魂にちょっと感心しながら降りました。笑。

1時間もたってないと思いますが、人の数がすごく多くなってました。少しでも早い時間に来てよかったかなって思います。

陽明門の両側にある廻廊の先ほどの反対側。

では有名な泣き龍を見に行きます。

鳴き龍は撮影、録音禁止です。音が響いて龍が鳴いているように聞こえるというところです。記念に聞いてきました。確かに不思議で、手前の場所の音は反響しないんですが、奥で叩く音は、きれいに反響するんですよね。どういう作りになってるの間ぁ。

まぁその前後ではお守りのセールストークばかりだったので、やっぱり日光東照宮の商魂はたくましいです。そんなに営業しなくても買う人は買うと思うんですけどねぇ。アジアの観光地に来たみたいでした。笑。

帰り際、狛犬。これ相撲をとってるような・・、なんでこんなんだろう。ちょっと見落とすところでした。

歩くのも大変な人になってました。笑。

行きは少し飛ばしましたが、三神庫(さんじんこ)の彫刻。「想像の象」という彫刻。

そして戻ってきて、表門。

では、二荒山神社へ向かいます。

さすが、日本を代表する観光地ですし、世界遺産に登録されているだけのことはある日光東照宮でした。

現在の社殿群は、そのほとんどがご鎮座から20年後の寛永(かんえい)13年(1636)に建て替えられたものです。

って書いてあるように死後20年経ってもこれだけの絢爛豪華な55棟をわずか1年5ヶ月の工期で作ったというのですからすごいもんです。

ただ、観光地としては人気過ぎて人が多くちょっと静かに見たい私のようなスタイルの人は行く時間をずらした方がいいと思います。はい。

修理は、昭和25年から続いているらしいのですが、今はまさに平成の大修理中ですね。平成36年度まで予定されているそうで、残りあと5年。私が53歳ですからその時にまた来てみてもいいかもしれません。

ほんとうは1ページに収めたいのですが、写真が多くなってきたので、2部に分けて、後半へ続きます。



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