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日光二荒山神社の別宮、滝尾神社。静寂に包まれた日光最強のパワースポットじゃないだろうか。

      2021/06/06

4月21日、かみさんと日光東照宮に行ってきた続きです。

日光東照宮はすばらしかったのですが、人が多く少し疲れ気味で、次へ向かいます。

向かったのは二荒山神社(ふたらいじんじゃ)。東照宮の隣です。

日光東照宮の商魂を感じた直後ですが、こちらもすごい。御朱印のサンプル。これ全部もらう人っているのか?確かに御朱印ブームではありますが・・・。笑うしかないですかねぇ。

あまり気にせず進みます。唐金鳥居。

神社で恒例の夫婦杉か?

と思いきや、隣の1本は植林中でした。親子杉と言うことらしいです。ちょっとかわいい感じです。子供は樹齢何年なんだろ?

ライオンもちょっとかっこいい感じです。

折角なのでちょっとアップにしてみました。

八汐つつじが満開!

中に入るのは日光東照宮とは別で200円。せっかくなので入ってお参りすることにしますよ。

高天原。

お願い事をしてくぐりましょう!

ミツマタが咲いてました。日光だとこのタイミングなんですね。黄色もありましたが、赤は初めて見ました。

一番奥に行けば、日光連山をイメージした岩があります。これは楽しいな。だいたい登りましたが、太郎山はまだ登れてないです。去年計画だけしてましたが予定が合わず、足が治ればいつかまた縦走チャレンジしたいです。

男体山。

中には、いっぱいまた神社があります。それぞれお参りしてると大変です。

本殿は工事中で、こんな看板がありました。

という事で、二荒山神社です。東照宮から入ったので、入口から出てきました。

二荒山神社御本社は先ほどの東照宮とは打って変わっていつもの通りの地味目な神社なので、観光客はざっと1/100くらいになってます。なので少しおちつきますね。

滝尾神社

さて、そこから向かったのは滝尾神社。二荒山神社の別宮になってます。

まぁ今日の本命というか、かみさんが前回行ってよかったって事なのでお勧めされて行ってみます。ここからは拝観料とか特になく(普通、神社はないです)超静かな日光です。

なので、東照宮の人混みが苦手な方はぜひこちらへ。笑。

二荒山神社入口の隣から道が続きます。ちょっと歩きますね。

それもあって人が少ないのかもしれません。特に海外からの観光客の方はほぼいません。

時代を感じる常夜灯ですね。

この道は「滝尾道」と言われてるようなのですが、こんな石の標識がありました。

先ほどの人混みと比べてほんとに誰もいないので道あってるかな?って感じがしてしまうくらい。

杉は地面から上はすっときれいに伸びてますが、根っこは大変です。

結構写真続きますが、この静かな散策が山登りを若干感じるところもあって、ほんと気持ちいいんです。

って、実はこの参道は、以前女峰山への登山を計画している時の登山口なんですよねぇ。

行者堂。

狛犬が怖い・・・。

中も少し怖い。

しばらく進むと白糸の滝が見えてきます。

白糸っぽいかな。

まぁ白糸の滝は日本全国にありますからね。ここは弘法大師修行の場だったといういわれからか名瀑となってます。でも小さいです。笑。

ようやく入口。

石垣がきれいです。さらに登ります。

でました。運試しの鳥居。

石3個であの穴に通れば願い事が叶うらしい。という事でかみさんと二人でやってみました。案外楽しいもんです。結果は内緒です。笑。

ま、3つでって結構難しいかなと思います。

滝尾神社。

とりあえずお参り。8ヶ所の見どころがあるそうです。

奥に道が続きます。こっちへ行ってみます。

無念橋。年齢の数の歩数で橋を渡ります。私は47歩で渡るのですが、これが結構面白い。最後なんてちょっとバックしてたような。笑。

そしてその奥にある「滝尾三本杉」う~ん、ここはすごい。空気感というか、別空間のような感じがします。しばらく誰もいない参道を歩いてきたのが雰囲気を盛り上げてるのかもしれませんね。ここは確かにパワースポットだわ。って感じます。

見えてる三本杉は樹齢250年~300年のものだそうなんですが、その手前に倒れて朽ちてる杉があるんですが、これが300年も前に倒れた先代の御神木だそう。それでかな。ほんとこれはすごい。

日光で一番じゃないだろうか・・・。(勝手な私の感想です)

滝尾稲荷神社。弘法大師が創建だそう。

そしてここが酒の泉。

って看板だけ写真撮ってて、実際の池の写真がない・・。今でも種水として使ってるそうです。

この奥に子宝が授かると言われている「子種石」

石の周りをまわることで、子宝、安産にご利益があるそうです。

ちょっと日光の表の喧騒を離れて、ほんと神秘的な神社でした。

笹に願を込めると縁が結ばれるといわれる「縁結びの笹」

よく見ると・・・。ええ、結ばれてます。

へぇ。なかなかいいスポットでした。帰り際、こんな小さな鳥居がありました。高さ30cmくらいじゃないだろうか。

中をのぞいてびっくりです。これも神社なんだろうか?特に説明も書いてなかったので不明ですが、ちょっと驚きでした。

東照宮は人が多いなんて書いてしまいましたが、セットで回るといいかなと思います。表と裏というか、裏じゃないですが、動と静というか、なんとも対照的な東照宮と滝尾神社です。

戻り道、ヒトリシズカ。かわいい!かみさんが見つけてくれました。

と思ったら、周りをみると一面群生してました。うれしい!こんだけ山登っててもヒトリシズカの群生は初めてみました。

カタクリの花。ほんと超絶きれい!芸術的です。

かわいすぎて盗掘が多いらしいのでそれは残念ですが、いっぱい群生してました!

戻りは少しルートを変えて東照宮へ向かいます。

北野神社

北野神社。学問の神の菅原道真を祀ってます。

石の鳥居はこうやってくっつけるのか?石の鳥居ですが、天満宮の梅鉢紋がありました。

一番奥の石にも梅鉢紋がありました。

燈篭はなぜかハートマーク?

御朱印の案内があったのは・・・。イマイチですけどね。笑。

観音堂(産の宮)

そのさきに観音堂があります。ちょっと変わってる。

将棋の「香車(きょうしゃ)」の駒だらけ。

香車って前にいくつでも進める(そして後ろには戻れない)猪突猛進な駒なんですが、どうもそれが意味があるらしい。子宝安産の習わしがあるらしいです。

そんな話を説明書きを読んだかみさんから聞いてる途中、私はこのゾウが気になって仕方なかったです。笑。

香車は一つ持帰って、子供ができた(または安産)で願いが叶えば持ってきた駒ともう一つ駒を置くのが習わしだそう。なのですごい数の駒がありました。

その後ろには!?「仏岩」

そして、その隣には、日光開山した勝道上人の墓がありました。開山の祖なんですが、なんとも地味なものです。

なかなかいいスポットだと思います。滝尾神社では、何組か観光客に会いましたが、戻りは誰にも会わないほんとに日光なの?っていう静かな散策です。

花の名前が分かりませんが、群生してました。

美術館。桜がむちゃくちゃきれいでした。

曇り空で桜がよく見えないのが残念。

水芭蕉も咲いてますね。

そしてぐるっと一周してきて、東照宮の入り口へ戻ってきました。

すごく神秘的で、私もちょっとドキッとするようなパワースポットだった滝尾神社はほんとよかったです。そして戻りに行った北野神社や仏岩なんかも一見の価値があるかなと思います。

なんだか私たちだけ得したような感じです。五重塔の前はいやはや人がさらに増えてますね。8割は海外からの観光客だろうか。でも日本の団体観光客もちらほらいますね。

輪王寺三仏堂

最後は、後回しにしていた三仏堂へ。ここは修復が終わったばかりだそう。中は撮影禁止でした。

なんでも塗装はぜんぶ漆塗りだそう。50年に1回塗り替えるんですって聞きました。

神橋を見ながら帰ります。

帰りは、東部日光駅まで日光街道を歩いて戻ります。いろんなお土産物屋さんや食事処があってほんと楽しいですよ。歩いて20~30分くらいって感じでしょうか。

マァマー・ビールスタンド

途中見つけたビール工場。

脱サラしてビール工場&バーを作ったお兄さんのお店です。ぜひ立ち寄ってください。お話しも面白いですよ。もちろんビールも美味しいです。一杯500円。とっても良心的なお値段です。(奥に見えているのが工場)何より楽しそうにビールの話をしてくれたのが印象的でした。

沿道のさくら。

東武日光駅の前のお土産物屋さんで食べた「揚げゆばまんじゅう」。ちょー美味しい

帰りはスペーシアです。もちろんビールを飲みながら帰宅です。

電車で渋滞なしなので、それほど遅くなく帰宅できます。

ずっと行こう行こうと思いつつなかなか行けなかった日光東照宮と滝尾神社ですが、なかなか良かったです。絢爛豪華な東照宮もそうですが、やはりとっても神秘的な滝尾神社が何と言ってもお勧めです。

さて次に行きたいところを探さないといけません。笑。



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