紅葉狩りに群馬へ。激ウマのもつ鍋定食と圧巻の渓谷美の内山峡、豪華絢爛な妙義神社。
2021/06/06
タイトルはてんこ盛りですね。笑。
11月7日にかみさんと群馬へお出かけしてきました。ブログ見てる人は、こいつ働いてんのか?って思うと思いますが、いよいよ本格的に仕事になるので平日にぶらりと遊びに行くのはこれが最後になります。
7月の骨折からざっと3.5ヶ月。特に退院後9月からは松葉杖をつきながら遊びはじめ、10月はガッツリ遊び歩いてたって感じです。なかなか充実というか、遊び過ぎました。はい。もう仕事が恋しいです。人生長いのでこんな時もあるんでしょう。笑。
群馬と言えば、先日、水上に紅葉狩りに旅行に行ったばかりですが、今回は南の方です。
この日の天気予報はあまりよくないらしく、終日曇りの予報です。で、雨もちらつくかもしれないので、雨でもいいところへ行こう!という事で、当初予定では世界文化遺産の富岡製糸場へ見学に行くつもりでした。でも見学だけじゃ時間持て余してしまうってことで、近く(と言っても車で1時間)の鬼押出し園もセットにしたつもり。でも結果はこんなルートになりました。
・鬼押出し園の紅葉
・白糸の滝
・内山峡ドライブ
・妙義神社
相変わらずの欲張りぶりでした。完全に性格ですね。最初に予定してた富岡製糸場は時間がなく次回って事になりました。
鬼押出し園
確か私は1回行ったはずで、かみさんもなんどか来てるはずの鬼押出し園。私はほぼ記憶にないです。
鬼押出し園(おにおしだしえん)は、群馬県吾妻郡嬬恋村にある公園である。一帯は1783年(天明3年)におきた浅間山の噴火の際に流れ出た溶岩で、膨大な量の溶岩が風化した結果形成された奇勝を巡回できる。経営母体は株式会社プリンスホテル。
by wiki.
ええ、浅間山の噴火でできた溶岩だらけの公園なんですね。噴火の様子が、火口で鬼が暴れ岩を押し出したという印象から鬼押出しという名前になったそうです。
紅葉の見ごろは10月になっているので、既に11月になっているこの日はほぼ終わってると予想しつつ、WEBで調べると、まだ少し見頃が残っているかというくらい。
毎週のように出かけてて、私は紅葉を満喫していたのですが、かみさんはまだ一度もきれいな紅葉を見れていないので、できれば紅葉を見たいなということでダメ元で行ってきました。
天気は予報通り曇り。まぁでも途中、鬼押出し園へ行く途中もこの紅葉でしたので、曇りでも来てよかったかなと思いつつ進みます。
途中、GoogleMapが、とんでもない細い道ばかり案内してくれるので、もう二度と使わない!って思いながら車のナビへ切り替えてなんとか到着しそうです。上の方はかなり低いところまで雲があって、浅間山はほぼ見えない状態なのでそこはちょっと残念ですね。
無事、到着。紅葉が終わっている頃だからか、駐車場はガラガラ。入場料は大人650円です。
少しさびれてる昔からの観光地って感じですね。経営母体がプリンスホテルだからか、公園散策するだけなんですが、ちょっと入場料は高め?。途中少しの区間も有料道路で、峠の茶屋~鬼押出しまで片道270円です(往復すると540円)。こちらもプリンスホテル。
一応、上信越高原国立公園となってますね。
では、行ってみましょう。これまでドライブしつつ見てるとこの辺はほぼ紅葉は終わりって感じですね。ドウダンツツジが結構あったのですが、ツツジの紅葉はきれいだったんじゃないかなと思います。それでもカラマツの紅葉が少し残っていて、コケと岩と一緒になった景観はまぁ悪くないかなと思います。
ここは、東京、上野の寛永寺の別院なんだそうです。これは浅間山噴火の犠牲者を弔うために1958年に勧請されたらしいので今年で60年。比較的新しいです。
上野なんだ。この前散策した上野東照宮のすぐ近くみたいです。今度行ってみてもいいかもしれません。
中は散策路が続いてます。全部きれいに回れば、2~3km位にはなると思います。時間にして1時間ちょい。リハビリ中の私にとってはちょうどいい距離感です。
浅間山方面はこの通りすっぽり雲の中なのですが、これ、晴れてたら絶景でしょうね。
浅間山の紅葉を歩いたのは、もうだいぶ前かな。2015年なので3年前でした。カラマツの紅葉がすごくきれいだったんですよね。
浅間山の噴火対策なのか、途中いくつかある休憩所はシェルターのようになってました。
しかしこうやって石にへばりついて伸びる松はたくましいですね。
ぐるっと回れるので、ちょっとした展望台です。100円の望遠鏡もあります。笑。
境内からの眺め。観覧車いらないねーなんて冗談をいいながら曇ってはいますが、なかなかの眺めを満喫します。
もともとは一枚岩だったそうです。割れ目とか隙間にお金を差し込んでます。そういう風習があるのかな?
ま、紅葉はほぼ終わりですが、夫婦仲良く散歩できたので良しとしましょう。
最後に石割の松。松が石を割ったのか、割れたところに生えたのか。後者だと思いますが、
溶岩が広がる景色はなかなか迫力ですが、若干単調です。まぁここを目指して旅行に来るってところじゃないとは思いますが、ちょっと寄るにはいいんじゃないかと思います。
しかし、紅葉も終わり、すんごい曇り空って時はカメラの撮影は難しいですね・・・。
溶岩と言えば、三原山を思い出しました。こちらもまた行ってみたいところです。お茶のお土産を買って次へ向かいます。
白糸の滝
そういえば、お昼食べてない・・。で、次に向かったのは白糸の滝。当初予定していなかったのですが、鬼押出し園から車で10分もかからないです。せっかくここまで来たのでという事で行ってみます。
白糸の滝と言えば、2つありますが、その1つ、静岡県の富士山麓にある「白糸の滝」に行ったばかりなので見比べにはちょうどいいかもしれません。
行きにあれほどもう使わないって言ったGoogleMAPを使って進みます。で、やられました。全然違うところというか裏に連れていかれました。笑。
まったく・・・。でも途中に見えた牧場かな?とっても気持ちいい景色だったので、気にしません。笑。
気を取り直して白糸の滝へ行きます。駐車場は無料なのですが、ここも途中で道路の通行料が必要です。白糸ハイランドウェイ。峠の茶屋から白糸の滝の往復であれば600円です。
白糸ハイランドウェイも紅葉の干渉スポットでいい感じのドライブができるはずなんですが、ここの紅葉はすっかり終わってました。
駐車場から少し歩けば白糸の滝です。
この日もOLYMPUS E-M5 markⅡの手持ち撮影でチャレンジです。レンズはM.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO。最近ずっとこの組み合わせでしか使ってませんね。
道路脇から入ります。既にすごい勢いで水が流れてきてます。なるほど。
で、そのまま1、2分歩くと人だかりが見えてきます。あ、近い。あれですね。
それもそう、ここ「軽井沢 白糸の滝」は幅70m、高さ3m。(ちなみに、ここは群馬ではなく長野県です)で、前回の富士宮の白糸の滝は幅200m、高さ20m。サイズが違いすぎます。
でも富士宮の白糸の滝よりまじかで見れますし、水が湧き出る様子がすごくリアルに感じるからかかなりきれいに見えます。いや~癒されますね。
先ほどの鬼押し出しと違ってこちらは多くの観光客の方が居ました。やっぱり人気なんですね。
ちなみに、知らなかったのですが、白糸の滝は軽井沢と富士宮が有名ではありますが、他に全国にあるらしく、wikiを見るとなんと14ヶ所が記載されてました。広いな、日本は。笑。
上流に川が存在せず、浅間山の伏流水が岩盤の間から湧き出して滝となっているため、雨の後でも水が濁らないらしいです。なのでこの透明度。
いや~、お勧めですね。ここは。石に着いたコケもなかなかいい感じです。
少しお腹すいたので、岩魚の塩焼きを頂きました。700円。これは身がフカフカですごく美味しかった!
では、次へ移動です。
内山峡
次に向かうのは内山峡です。マイナーですよね。知りませんでした。この時点で既に富岡製糸場をあきらめてゴールを妙義山と妙義神社にしたのですが、その途中にあるのが内山峡です。
白糸の滝から佐久方面へ進むんですが、なんどか別荘地の間を抜けていきます。これが見たこともない紅葉。写真はなしです。まぁ運転してますし、人の別荘のところを写真撮るのもなんだしなって感じで。
とにかく紅葉はすごかったです。
で、この内山峡なんですが、観光地化されている訳ではないみたいなんですね。駐車場とか遊歩道があるとかじゃないのでちょっと分かり辛いかもしれません。国道254号でコスモス街道と言われるところをドライブする感じです。
そして、このコスモス街道も紅葉はすごかったです。
特に駐車場とかないので、脇道に入って停車するしかありません。
コスモス街道全般で、すんごい紅葉なんですが、こうやって奇石とかがあると絶景って感じがしますよね~。
で、気づいた方もいるかもしれませんが・・・。これ、人の顔にみえますよね?人顔石
いや~、面白いなぁ。
さらに進むと、内山大橋から見える兜岩山。確かに兜に見えなくもないかな。
そしてその先へ進むと、圧巻の荒船山。いや~、曇りが恨めしい。
荒船山はずいぶん昔山登りを始めたころから知ってましたが未踏の山です。それほど遠くないのですが、標高もそれほど高くなく、コースタイムも長くないのでっていう理由で登ってないのですが、こうやってみるとすごい迫力。これは登らないといけない山かなと感じます。
このコスモス街道、観光地として整備されている訳ではないので、どこで車を停めるとかなくちょっと大変ですが、街道両側の紅葉はまさに絶景そのものです。もっとメジャーになってもいいんじゃないかなと思いますね。
絶品のもつ鍋
さていよいよお腹がすいたので、ようやく見つけた食事処へ。「おかた茶屋」さん。
すいません、本音はフツーのドライブインっぽくあまり期待してませんでした。
で、鍋をみてびっくり。むちゃくちゃ、むちゃくちゃモツが入ってました。
これはもう入れすぎでしょ?ってくらい。大量の下仁田ネギと豚モツ。
しかしなんでモツなのって、もともと養豚場があって、下仁田ミートって会社もあって、なのでとんかつが有名だったりするんですが、合わせてブタモツのもつ鍋(もつ煮込み)が有名ってことらしいです。
しかし、煮ると甘くなる下仁田ネギと味噌味に豚もつ。それぞれ美味しいんですが、そこに大量のもつがはいってて、ほんと美味しかったです。また食べたい!
中には試食の大量のこんにゃくがあります。こんにゃくも群馬県の特産ですからね。
当然お土産に大量のこんにゃくと下仁田ねぎを買って帰ります。下仁田ねぎは10本で500円。激安ですよ。帰りのSAでも下仁田ねぎを売ってましたが、2本で300円でしたからね。
日本三大ねぎは、下仁田ねぎ(群馬県)、岩津ねぎ(兵庫県)、博多万能ねぎ(福岡県)
下仁田ねぎ入ってます!。
私は福岡出身なので博多万能ねぎが入っているのはうれしいのですが、下仁田ねぎと比べるのはどうかなって感じもしますね~。
妙義山
さてさて、日の入りはもう早いです。この日は立冬で暦の上ではもう冬。16時過ぎには日の入りです。
最後の目的地、妙義山へ進みます。
そして最終ゴールの妙義神社へ。駐車場は「道の駅みょうぎ」へ。もう16時すぎてて人もまばら。
なんで妙義山かって言うとですね。まぁ私は妙義山登ったことないのですが、すごいんですよね。高速でなんども見てる山ですが、険しすぎて登ろうとも思いません。ただ今日、朝高速を走ってる時の紅葉がすごくきれいだったのでそれを見たい!ってずっと思ってたんですよね。
まぁ、写真では明るく写ってますが、実際はもう暗くてほとんど見えなかったんですけどね。
少し進むと、妙義山が見えてきます。すごいです。幽玄っていうんでしょうか。(ちょっと電線が邪魔なんですけどね)
中腹に「大」が見えますよね。登山の目印だったという標識なんですが、昔は竹組でわらを巻いて作ってたそうです。
山も険しければ、神社も険しいです。2つ目の鳥居をくぐって、さらにこの先こんな。ずいぶん遠くまで登らないといけません。
そして、この大迫力の杉。ざっと樹齢1000年位だそう。年輪を数えた人が居たらしく700くらいは確認できたそうです。(中心が朽ちてないので1000年は予想です)参道の石の階段を掘り起こすかのうよう。残念ながら台風で危険だったので切ったらしいです。
最近は観光と合わせて神社へ行くことが増えてますが、まぁここはすごかった。近くに来ればぜひ行ってみてください。
神社の方とお話しさせて頂いて、富岡製糸場というか、養蚕業(ようさんぎょう)とのつながりなんかいろいろと聞いてみるとほんとに地域に根差した神社だったんだなぁと感じます。今日は残念ながらいけませんでしたが、ここ、妙義山の木を使って作られたという富岡製糸場も近いうちに行きたいなと思います。
いや~、今日も遊びました。さてさて、リハビリは完璧。いよいよしっかり働きますよ。