800年の歴史を誇る難攻不落の岡城。壮大なスケールで残る石垣は圧巻の迫力です。
2021年7月25日の記録。過去記録なので簡略化して書いてます。
無事、九重の中岳から下山してきて、次はお城巡りです。少しお疲れ気味ですが、その足で岡城へ。
ここはどうしても行きたかったお城なんですよね。天守閣だけ想像で復元したものから作りも鉄筋コンクリートから木造で本格的に復元したもの、天守閣だけ残ってて周りは既に市街地になってるところ、いろんなパターンがあるんですが、岡城ほど見ごたえのあるお城ってないんじゃないでしょうか。というほどです。
ちなみに岡城跡ということで、天守閣等はすべてありません。
阿蘇溶結疑石灰岩の岸壁
それを超えると、巨大な石垣が見えてきます。
大手門跡へ。ちょうど西ノ丸の下にあたります。
階段をぐいぐい登って、大手門跡。でかいです。
大手門側からお土産物屋さんを見たところ。
山深い場所で、切り立った場所にあります。難攻不落の最強の城ですね。
古大手門跡。
西ノ丸跡の横の石垣。
西ノ丸御殿跡。
積み方がかなり違いますね。
それもそのはず。1185年に源義経を迎えるために築城されたと伝えられていて、それから戦国期までは志賀氏、江戸時代は中川氏の居城として使われたらしく、つまりは800年の歴史があります。石垣も時代時代で丁寧に修復された後が見えます。
実は岡城跡はすごく広すぎて、歩いててもどこを歩いてるか迷いそうなくらいだったんですが、さすがに2年以上経ってしまって、忘れかけてます。
まだ西ノ丸の周りを歩いてるはず・・・。
その後ろに中川民部屋敷跡。
そしてここまで回ってきて、谷の先に本丸跡方面が見えてきました。このスケールです。すごすぎます。
右に見えるのは騎牟礼城跡(きむれじょうあと)。こちらも行かないといけないお城です。
江戸門跡。
中川覚左衛門屋敷跡。
そして、中川覚左衛門屋敷跡からの絶景。深い深い谷を挟んで本丸跡方面。
いよいよ本丸方面へ移動します。
家老の屋敷跡なんですが、入口がちょっとおしゃれ。
本丸跡方面を反対側から。こちらも崖の上で切り立ってます。
どれくらいかって、これくらい切り立ってます。
下は垂直に切り立った石垣です。
幅はすごく狭いので、大手門破ってきてもここでかなり厳しい攻めになるんでしょうね。よく考えられてます。
そして、先ほどとは反対側の崖。岡城と言えばこの立派過ぎる石垣ですね。
太鼓櫓(たいこやぐら)跡と鐘櫓(かねやぐら)跡
二の丸跡にある滝廉太郎。
清水門跡。
下原門(しもばるもん)跡
最後にもう一度。
櫓や天守は残ってないですし、模造復元もしていない、ほんとに石垣だけが残っている岡城なんですが、その石垣のすばらしさ、美しさが巨大なスケールで残っています。ほんとに難攻不落の最強の城ってこういったところだったんだってわかり易く理解できるので、とってもお勧めです。
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