日本唯一といわれる「穴城」の小諸城址と、岩山の崖に築かれた釈尊寺の布引観音へ。
四国からの帰宅途中、不用意にカメラバッグを落としてしまいました。笑。
レンズがこんな感じ。LUMIX S 24-105mm F4 MACRO O.I.S.です。高いレンズなんですけどねぇ。まいったなぁって感じです。
一応、保険に入っていたので、そのまま販売店へ郵送して、修理を依頼します。ちゃんと確認すればよかったのですが、レンズフィルターだけの損傷だったようで、レンズ本体は多少のゆがみで収まってたそうです。
やっぱりフィルター高いですけどありがたいですね。
ただ、修理を依頼すると、メーカからは修理は拒否され、検査を依頼すると、ぶつけたものは検査も拒否ということになりました。Panasonicさん。
検査して正常動作を確認してもらえるくらいは期待していたんですけどねぇ。
なので、仕方なく新品交換です。保険と言っても免責があるので出費もありでした。
Panasonicのカメラを変えたいのですが、買い替えはかなりの出費になるのでしばらくはこのカメラで撮ります。
で、ところ変わって今回の話。
南(四国)へ行ったということで、今度はあてもなく北へ向かいました。ぶらぶらと日本海を目指して長野方面へ。
まずは小諸城址 懐古園です。
小諸城址 懐古園
小諸城は日本100名城で、かつ、日本さくら名所 100選に選ばれてます。桜の名所ですね。なので本当は桜のタイミングで来たいなぁと思ってました。
まぁ、また桜の季節になれば再訪すればいいかなと思ってます。
歴史的には武田信玄の城で、築城の名手山本勘助によるものと言われてます。
二の門跡をとおって、二の丸跡。上田合戦の時の徳川本陣跡です。
ええ、武田家滅亡の後は徳川、北条、上杉に真田も加わり争奪戦が展開されたそうですが、徳川氏の所領となったそうです。
反対側の天守の方へ向かいます。
中仕切り門跡。
本丸跡に向かって南の丸跡には紫陽花。
北の丸跡。弓道場みたいです。
黒門橋を渡ってその先に本丸跡。かなり深い堀だと思うんですが、ちょっと詳しい縄張りはわかりませんでした。
一応、城跡ですが、歩けば普通のちょっとした公園ですね。
明治4年(1871年)の廃藩置県で廃城となった小諸城なんですが、小諸藩の元藩士らによって明治政府から買い戻されたそうです。、
天守台付近は石垣も見事でなかなか見ごたえもありました。
欅の大木。推定樹齢500年。
そして欅の大木の横を通っていくと天守台。
この若干の崩れ具合がなんともよい感じです。三層の天守閣があったらしいのですが、落雷で焼失後は再建されていないようです。
焼失は寛永3年(1626年)と言われているので約400年天守台のみってことですね。
りっぱな天守台。天守は焼失と言っても400年以上も残ってる訳です。
武器庫。
天守台の横には懐古神社。
さらに進んでいくと富士見展望台。いい眺め。
天守台と並んで見ごたえのある石垣はここですね。黒門跡のところ。
小諸城は日本唯一といわれる「穴城」なんです。穴城とは?って感じなんですが、「城の玄関口である大手門がもっとも標高の高い場所にあり、本丸がもっとも低地にある」という事だそうです。
これは大手門ではなく、三の門。確かに門に向かって若干下ってます。
で、せっかっくなので大手門まで行ってみます。小諸駅を挟んで少し歩きますね。
で、ちょっと登ったところにあるこれが大手門。中は見学できるようになってました。平成の大修理(2004~2008年)で修復されたそうです。記録では1612年に築かれたとのこと、なにせ約400年ここに現存する貴重な大手門です。
小諸観光交流館。
小諸駅前です。
小諸城址の隣は遊園地になってたんですが、閉鎖中でした。桜が咲く頃にまた来てみたいと思います。
釈尊寺(布引観音)
小諸城址を出てから、それほど離れていない釈尊寺(布引観音)へ向かいます。同じ小諸市にあります。
「牛に引かれて善光寺参り」の布引伝説でも有名な釈尊寺です。
崖の中にある観音堂。
いや~、まさに崖の中。すごいところにあるもんです。
崖の中というところでは、千葉の崖観音もそうですね。
房総半島の絶景ドライブ。崖観音から切通しトンネル、館山砂丘などを満喫です。
この景色が有名ですね。崖の中にある観音堂。
では向かってみます。
室町時代初期の建築と看板にありました。
崖の脇に道があるのでそこを歩いて登れるようになってます。
観音堂。中にある「宮殿」は鎌倉前期に建造されたもので国の重要文化財。
観音堂からの眺め。絶景ですね。
そして崖の下。
どうも、本来の参道からではなく、裏の駐車場へたどり着いていたみたいです。ちょっとGoogleMapではうまく行けませんでした。
崖観音を下から見たところ。
小諸市の観光でした。この後北へ向かいます。
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