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八ヶ岳連峰でも簡単冬山の天狗岳を西天狗から攻めてしまいヒヤリ!冬山の絶景を堪能しました。

      2020/12/11

過去のログです。2013年12月23日
ちょうどシーズンになってきたので、写真がちょこっと残っているので備忘録兼ねてアップします。22日に八ヶ岳連峰の硫黄岳にリベンジの後無事登頂できたので、翌日、今度は北八ヶ岳の天狗岳に登ろうと計画してしまいました。唐沢鉱泉の分岐を右じゃなくて左に行ってみたくなったって感じです。なので2日連続の八ヶ岳です。

登山口は唐沢鉱泉横から入ります。駐車場もありますし、唐沢鉱泉まではきちんと圧雪されていて車も入れるようなので今回は安心できます。でも分岐からは結構カチコチで、スタッドレスでもちょっと慎重に進む必要がありますね。

2013-12-23(日曜)
西天狗岳(2646m)、東天狗岳(2640m)
日本二百名山
唐沢鉱泉~西天狗岳~東天狗岳~黒百合ヒュッテ~唐沢鉱泉

無事6時過ぎに到着しています。月がきれいです。

この時期なので車は少なめです。トイレは冬季閉鎖ですね。

今年とちがって雪は平年通り降ってますね。何気ない山も雪かぶるとほんときれいになります。

秘境の唐沢鉱泉ですね。雪をみながら下山後にのんびり泊まるってのもいいかもしれません。唐沢鉱泉からは、展望台経由で西天狗、東天狗と登ることもできますし、黒百合ヒュッテの方へ登ることもできます。この後書きますが、黒百合ヒュッテ側から登る方がいいかもしれません。

登山口は唐沢鉱泉の反対から進みます。雪は豊富です。トレースもあるので問題なく進めます。

歩き始めると、すぐに汗が噴き出してしまいます。いつものR2フリースの上にm10のハードシェルなんですが、ハードシェルの内側が凍りついてしまいます。汗(濡れ)はNGなので、前を開けて歩きますが、暑いです・・・・。

モルゲンロートを樹林帯の中から。

すぐに展望が開けますね。

南アルプス方面がきれいに見えます。

そして南八ヶ岳も。雲も少なくこの日は快晴です!

赤岳、硫黄岳、根石岳。雪に光が反射してきれいに見えますね~。

第一展望台

そしてこれから登る西天狗岳です。

縞枯れの中を進んでいきます。

しかしここからが大変でした。トレース辿りながら登りましたが、途中から見失ってしまいました。ここからの西天狗の登りは結構な急登で、岩ゴツゴツ、ハイマツ帯になっています。はっっと気付いた時には、高度感が半端ない状態で、戻ることもできないことに。

うう、来るんじゃなかったと思っても仕方ないので、ピッケル突き刺して、アイゼン前爪ちゃんと効かして、ハイマツ握って、ぐっと登ります。きつかったですね。途中で追い抜いた年配グループはどうなったんだろう。私のトレース追って来ているとするとちょっと申し訳なくなってしまいます。

急登を無事登りきると、その先も強風ですべてトレースはかき消されてありません。岩と氷のミックスでちょっと難易度が高かったなぁ。

やっとで登りきると、そこはもう絶景のオンパレードです。北八ヶ岳全体から蓼科山まできれいにみえます。ガスの中から浮かび上がる雪山です。

御嶽山は、すごい迫力というか存在感ですね。2014年の9月に噴火しているので、噴火前の姿になります。

無事、西天狗岳山頂です。思いのほか人が多く、みなさん東天狗から登ってくるんですね。確かに正解です。

改めて南八ヶ岳。赤岳、阿弥陀岳が堂々としてますね。

そしてこれから向かう東天狗。鼻も見えます。

振り返って西天狗岳を見ます。百名山ではないですが、しっかりした山容からおおらかさを感じますね。スキーを担いで登ってくる方とすれ違いました。どこ行くのか聞くと、西天狗から滑るらしいです。すごいですね~。私なんか、すぐ引っ掛けてこけて滑落してしまいそうです。

天狗の庭も神秘的です。

無事、黒百合ヒュッテまで下山してきました。

テント泊もいいですね。

黒百合ヒュッテから唐沢鉱泉は夏は苔だらけですべって大変でむちゃくちゃ歩きにくいですが、冬は全部雪におおわれるのですんごい歩きやすいです。

夏道をしっかり把握していないとちょっと危険ですね。いい勉強になりました。今度はちょっと簡単なところへ行ってみようと思います。



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