青森。日本屈指のローカル線人気を誇る五能線、リゾートしらかみに乗って海岸線の絶景満喫。
2021/01/31
5月11日、12日の一泊二日で青森へ行ってきました。
ええ、そうなんです、GWの5月1,2,3日で青森へ行ってきたばかりなのでざっと一週間ぶりに改めてって感じです。まぁ私はよくある事です。笑。
なんで青森かって言うと、前回は車で恐山とか仏ヶ浦とかの観光地を回っていったんですが、ところどころで見る電車や線路が気になってまして、う~ん、電車でまわってみたいってなってしまったんですよねぇ。はい。
そんな事が理由で、今回の目的は電車です。そう、乗り鉄です。やっぱり電車に乗って旅行すると「旅」感が倍増しますね。
ローカル線でも全国で屈指の人気を誇る、五能線で「リゾートしらかみ」に乗ってきました。
考えたプランは初日のみ。そうなんです。思い立ったのは前日の金曜日の午後でして、そこから飛行機のチケットとリゾートしらかみの指定席予約だけして出発しました。相変わらずまったく突然です。
前日夜でも指定席券取れたのがちょっと驚きでしたけどなんとかなるもんです。
今回はさすがに飛行機です。ANAで秋田の大館能代空港へ飛びます。
今回の予定
10:20 大館能代空港
10:30 JR鷹ノ巣駅着(リムジンバスで行きますがたぶん遅れます)10:58 JR鷹ノ巣駅
11:26 東能代駅11:54 東能代(リゾートしらかみ3号へ乗車)
15:49 弘前
ちなみに、予定を決めていなかったので、リゾートしらかみは弘前まで予約しておきました。リゾートしらかみの指定席予約はどこまででも一律みたいで520円でした。
無計画と言っても前日でここまで調べてます!で、五能線に乗るならはずせないのが、「五能線フリーパス」です。3,810円。まぁ、これ一択なんでしょうね。
ANAは秋田空港もあるので、秋田には2つ空港があるんですね。出てすぐにリムジンバスが待ってますので、それに乗って鷹ノ巣駅へ向かいます。
書いた通り前日に思い立った予定だったのでチケットはまだ買ってないんですよね。鷹ノ巣駅で28分の余裕があるから・・・って思ってましたが、バスがかなり遅れて10分チョイしか時間が無くなってしまいました。
鷹ノ巣駅に指定席券売機があることは確認してましたが、券売機は1つしかなかったのでちょっと焦りました。ここで、あらかじめえきねっとで予約していたりぞーとしらかみの指定席券と、五能線フリーパスを購入です。後、鷹ノ巣駅から東能代駅までの切符も必要になります。
鷹ノ巣駅前。一応商店街になってますが、人の気配はあまりありません。土曜日だからかな。
有人改札なので時間前になったら駅員さんが出てくるので改札してもらって中に入ります。慣れてきました。
奥羽本線、秋田行きです。奥羽本線ってなんと福島から青森までいってるんですねぇ。
このパンフレットがすごく充実しててよかったです。ローカル線で有名な五能線ですが、絶景とか旅行とかでは必ずでてきますよね。私も山ばっかり登ってる時でもいつか乗りたいなぁと思ってたリゾート列車ですからね。ちょっと期待が高まってきてます。
リゾートしらかみ
リゾートしらかみは1号から6号まであって、下りは1,3,5号、私が乗ったのは3号です。で、列車は3種類あって、それぞれ編成表みればいつどれが走るってわかるのですが、私が乗ったのは青池という青バージョンでした。
で、さっそく乗り込むんですが、なんだか・・・、空いてる。笑。私は3両目の先頭A席です。
A,B,C,D席がありますが、海側&窓側はA席なので、リゾートしらかみに乗るのであればA席は絶対取りたいところ。青池は3両目の前にイベントスペースがあって、そこでいくつかのイベントがあるので一番いい席かもしれません。これがイベントスペース。
何もない時間はイベントスペースで景色眺めることもできます。
真ん中のクッションは移動もできるので、みなさん寝転がったりしながらくつろいでました。すごいなぁ。家族で来れればこんな旅もいいですね。
事前に調べてた範囲では社内販売や売店もあるような感じでしたが、社内販売はサービスが終了してました。あと売店カウンターもあるかと思ってたのですが、それは、橅(ブナ)列車のみだそうです。なので私が乗った青池にはありませんでした。これは残念。
青池編成・くまげら編成でのワゴンによる車内販売は2019年3月末で終了でした。
時間待ちの間にフリースローを駅構内でできるというサービス。私は一人で恥ずかしかったのでやってなかったですが、なかなか楽しいかもしれません。結構みなさん頑張ってやってました。
天空の不夜城って言う「伝統的な夏の七夕行事」だそうです。天保時代(1830年~1844年)~ってあるので伝統ですね。
戻ってみて、この空きようです。数名はいましたけど。GW直後なので一番空いてる時なんでしょうか。
駅の売店でビールとおつまみ。売店は、リゾートしらかみに乗ってれば5%オフになるそうです。車内にある乗車証明書を見せればOKみたい。私は知らなかったのですが、お店の人が「しらかみですよね?」って聞いてきて引いてくれました。
ちなみに、まだこの時は車内販売があると思ってて、車内で弁当を買う気満々でした。笑。そしてこの能代駅の後は停車して売店で何か買うってことはできないのでこれが最後だったんですねぇ。
進んでいくと徐々に海に近づいてきます。車窓から写真とってるので映り込みとかありますが気にしてません。すいません。
丁寧なパンレットを見れば見どころが一目瞭然です。分かりやすいですね。車内放送でも見どころをアナウンスしてくれます。ただ私の車両では電車の音でほとんど聞き取れませんでした。
田園風景。ちょうど田植えを始めてるところとまだのところがあります。田植え終わったくらいだともっときれいでしょうねぇ。また来たい!
岩舘海岸
で、岩舘を通過すると、最初の絶景ポイントがあります。それが岩舘海岸。
海側に道路があるとちょっと悔しい感じもしなくもないですが、絶景は続きます。
車だとちょっと止めて、散策ってこともできますけど列車は進んでしまいます。笑。でも見どころではかなりスピードを落として説明しながら進んでくれるのでかなり満喫できますね。
海沿いにも結構な田んぼがあったんですが、塩害とかないのかな?風も強そうですけどね。
これでひと段落かな。巨岩とかはないですが、静かな海岸線はずっと続いてます。
途中、ウェスパ椿山駅を通過です。この先に死ぬまでに行ってみたい「黄金崎不老ふ死温泉」があります。ほんと究極の温泉ですよね。
深浦~広戸
第2の絶景ポイントは深浦駅~広戸駅の間。
海の水がきれいです。写真だと全く伝わらないのが残念なところ。笑。
海の青さを何とか撮ろうとチャレンジしますが難しい。高いカメラ買っても私だとこれくらい。
しかし、電車の窓から写真撮ってると、なぜかみんなこんな感じで傾いてるんですよねぇ。笑。列車がカーブで傾いてるからなのかな?
千畳敷
ってブログで写真整理しながら、写りがイマイチなのでちょっと残念なところです。で、順調に進んで、3番目の見どころ。ここが一番の推しですかね、千畳敷へ到着です。
ここで15分停車しますので、みんなで降りて散策へ行きます。一応駅ですが、改札も何にもなくて、道路を渡れば海岸に出れますよ。
ちなみに見どころとしてパンフレットに載ってて、ゆっくり走行してくれる区間はこの3つ(岩舘海岸、深浦から先の海岸、千畳敷)です。
長閑です。
でっかい岩の上にはウミネコがいます。ここのウミネコは、かなり猫っぽくみゃーみゃー鳴いてました。
八戸からだいぶ遠いですが、ここにも繁殖のために来てるのかなぁ。先週の蕪島を思い出します。
出発の3分前(だったかな?)「ふぉぉぉぉおおおーおお」って汽笛で発車前を教えてくれますのでしらかみへ戻ります。
遠足に来たみたい。たのしい。でも15分は正直あっという間でした。
この手前の石なんて、かなり首の部分がえぐれてて、松島の岩を思い出します。(向こうはコンクリで修復してましたけどね)
かなり長い範囲で海岸を走ってると思います。その先は内陸の方へ入って行きます。たぶんそこで暇になるから?かもしれませんが、青池(リゾートしらかみ3号)では、三味線の演奏がありました。ええ、私は3号車の1Aだったので、目の前での演奏でした。歌も掛け声を一緒に合わせて歌いましたしなかなかよかった。
翌日の予定は全く決めていなかったのですが、なんとなく津軽鉄道に乗りたいなぁと。
車窓から見える岩木山は圧巻の迫力です。むちゃくちゃ円錐形ですね。
標高は1,625 mで、青森県の最高峰。日本百名山。別名は津軽富士ですね。
そして弘前まで予約してましたが、弘前の手前、陸奥鶴田(むつつるだ)駅で下車します。
いやいや五能線よかった!いつか乗りたいって思ってましたが、今回いいタイミングでした。で、また乗りたいですね。今度は「不老ふ死温泉」に泊まるなんていいかもしれません。
で向かったのは、「鶴の舞橋」です。写真が多いのでつづく。