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武田信玄が築城し「川中島の合戦」で有名な松代城(海津城)と真田邸、松代象山地下壕。

   

松代城(海津城)

松代城へ行ってきました。日本100名城に登録されている名城ですね。

復元された本丸太鼓門と太鼓前橋。

築城は武田信玄(山本勘助に命じて築いた城)で川中島合戦の舞台となったお城になります。ただ、武田氏滅亡もあり、その後の城主は織田、上杉、豊臣、徳川・・・、真田氏と目まぐるしく変わってます。

真田氏の時代に海津城から松代城と改称されたそうです。

太鼓門から本丸へはいると桜が一面咲き乱れてました。

本丸の端に天守台があります。そこからの眺めも見事です。

天守台の桜。

不明門。この先は千曲川になります。

しかし、松代城の桜がこれほどまでに絶景だったとは。理由は分かりませんが、かなり低く仕立てられているので、桜の花との距離がすごく近いんですよね。見ごたえ十分というか迫力です。

北不明門を出てぐるっと周回するのですが、復元されているものとはいえ、お城が綺麗というか、縄張りが美しいです。

真田邸(新御殿)

松代城から歩いて少しのところに真田邸があるので立ち寄ります。

真田家と言っても戦国時代から歴史は長いんですが、14代将軍家茂の時代です。参勤交代が緩和されて妻子の帰国が許可された時に藩主だった真田幸教が城外御殿として建てたのが真田邸とのことでした。

戦国時代のイメージが強いのですが、明治以降は伯爵となって、昭和41年に12代当主・幸治氏から松代町に譲渡されています。当日の訪問時間はもう最後だったので私一人。係りの人もごゆっくりと言っていただき、ノンビリ庭園をみてました。

桜が見事。

パンフレットには座観式と書いてます。要は「座敷に座って眺めて鑑賞する」方式です。回遊式とは異なり見るポイントが決まっている庭園なんですが、そうするとこの景色になるかと。御殿(主屋)からの眺めです。

いやいや、確かにグルグルを庭を巡ってみてた景色とは一味違う風情を感じます。素晴らしいかなと思います。

松代象山地下壕

おまけ。

松代象山地下壕へ行ってきました。

戦争遺産って言うんでしょうか。第二次世界大戦の末期の頃、本土決戦に備えて日本の首都機能を東京から長野の松代に移す計画があったそうです。ちょっと信じられないですけど・・・確か昔そんな話を聞いた記憶もなくもなく。

で昭和19年11月から突貫工事で地下壕が掘り進められて、翌年8月15日の終戦の日まで続けられたそうです。実質9ヶ月でしょうか。

その一部の象山地下壕は当時のまま保存されています。

一部の入口から500mくらいで見学できるそうなので行ってみました。ヘルメット着用です。

地下壕と言えば沖縄で見学した「旧海軍司令部壕」がありました。ここも終戦が伸びていたら本当に使われていたのかもしれません。

沖縄戦はこの世の地獄だったことが分かる旧海軍司令部壕は幕僚の自決跡が残る戦争遺産。

完全に工事中の壕の中なので、何にもないものですが、空気は冷たく、堀すすめた跡がそのまま残っているのでなんとも不気味なんです。

なんでしょう、こう掘ってる人の息遣いが想像できてしまうとか、そんな感じでしょうか。

500mほどなので往復しても15分程度でしょうか。

実際の延長は10kmくらい掘ってるそうです。当時の金額で1億?2億という巨額の費用が使われたそう。「日本人はすごいよ」ってテレビ番組でよくやってますが、本当に愚かな一面を見る気がします。今のコロナ禍の対応にも通じるんでしょうね。

となりの神社。桜がきれいでした。

長野県は松代の散策でした。



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