日本三名橋!流されない世界唯一の木造アーチ橋の錦帯橋をみて岩国城を観光。
2021/04/05
9月7日に山口県の錦帯橋を見に行ってきました。
観光というか、福岡の実家への帰省のついでですかね。青春18きっぷも残ってますし。笑。
という事で、いつものように早朝最初の便を使うため、未明から羽田へ。今回は行きは岩国空港で、帰りは北九州空港からになります。戻りは福岡空港の方がよかったのですが、マイルの特典航空券だとそれしか取れなかったので。
なんでかって、見ての通りピカピカなんですね。久しぶりにガラスコーティングしたのでもう傷一つありません。もう8万キロをこえたパジェロで、生産終了になってしまいましたが、まだまだ乗ってたいです。
羽田はサテライトターミナル?にバスで移動。いつから別棟ができたのかな?なんて10分位バスに揺られて移動でした。
バスで移動だと、飛行機が近くで見れるのでそれはそれで悪くないかな。海外の空港に来た感じもしますし。
民家まで全部肉眼で見れてました。四国に差し掛かると、いっぱいの島にそれぞれ橋が架かってて、なかなかいい景観を楽しめました。
ちなみに、岩国空港、正確には岩国飛行場で愛称は岩国錦帯橋空港って言われているのですが、岩国基地と共同利用する空港って事で、着陸後の写真撮影は禁止でした。で、見てみると、すんごいお高そうな戦闘機がずら~って並んでて、ちょっとドキドキでしたね。
何でもF35も数十機あるらしいです。私が見た戦闘機はよく分かりませんが、100機くらいはあったかな?
空港からはバスで岩国駅へ移動です。こんな案内標識初めて見ました。謝らなくても・・・なんて思ってしまいました。
岩国駅からはバスで移動だったのですが、ちょっとバスの時間が合わず、時間も節約したかったので、贅沢にもタクシーで移動です。と言っても1500円しないくらいなのでそれほど遠くもないです。
錦帯橋
いきなりの迫力ですね。
いつものように特に前知識なく来てしまったので何がすごいか良くわからないです。でも、構造がきれいというか美しいですよね。見入ってしまう橋です。
まぁ有名な日本三名橋です。橋もいろいろあって、日本三名橋、日本三奇橋、日本三古橋とか、まぁあるもんですよ。
錦帯橋は、日本三名橋、日本三奇橋には入っているようです。日本で3つなので、その他2つにはいろいろ諸説あるようです。笑。
川岸はこんな感じで岩があるというか、たぶん敷き詰められてるようです。
一旦、橋の外観を堪能してから、渡ってみます。ええ有料ですが渡れます。入口で、「錦帯橋、ロープウェイ、岩国城」の大人セット券940円を買って渡ります。
人は予想外に少なめですかね。タクシーの運転手さんに聞くと、やっぱり宮島が人気だそうです。ここから30分位。錦帯橋も世界遺産にしよう!っていろいろ頑張ってるらしいです。
手前は桜並木で、山の頂上付近にこれから行く岩国城がチラッと見えてます。
橋はのんびり渡っても5分くらいです。笑。そのまま付近の観光に行きます。さすが世界遺産を目指してるだけあって、パンフレットとか、案内図(観光地図)なんかもあって分かりやすかったです。
橋を渡ってそのまま進むと吉香公園があります。城下町っぽい噴水です。ええ、これ噴水みたいなんですよね。
私が行った時はまだ10時前で時間が早かったからなのか、水は出てませんでした。
で、まぁ他にもいろいろあって、迷路みたいになってました。周りは全部お墓です。
別に興味があったわけではないのですが、8代から始まって、だんだんと初代に近づいて来てたので探してみることに。笑。
一度みたい!って思ったら、衝動を抑えられないおじさんなので、山の方へ行ってみることに。ちなみにまだまだ暑いです。猛暑。汗だくです。
横には、パンフレットにも載ってるみみずくの手水鉢。みみずくのように見えるかどうかは分かりません。
面白いですね。ちなみにあちこちにガイドさん(無料)が居て説明してもらってます。
岩国城
岩国城へ行くには、ロープウェイに乗ります。5分位でしょうか。
そこからゆっくり歩いて10分くらいかけて岩国城へ行きます。お願いしていたわけではないのですが、そこにもガイドさんが居たので合流して説明を聞きながら移動です。
岩国城は、再建されたもので、城壁もこんな感じで壊されてます。反対は見えないので保存したままって言ってました。
江戸幕府の一国一城令で破却だそうです。天守閣は昭和37年(1962年)の再建。
岩国城の最上階からの眺めは最高でした!目の前の錦川が素晴らしいです。
色は少し薄くなってますが、川の色はエメラルドグリーンですね。
昔から災害が多かったそうですが、これだけクネクネ曲がってるとそうなんでしょうか。
かっこいい!やっぱり城山はかっこいいです。再建って言っても古図面から復元しているので当時はこんな感じだったんでしょうね。
二の丸跡の下の城壁ですが、ここが400年前のものが現存してるところじゃないかな。
棄却時にこちら側は街道から見えなかったという事でこっそり残しておいたそうです。ロープウェイまで戻ります。
ちなみに足の釘とボルトを抜いてから、ちょうど1ヶ月です。抜鉤(ばっこう、抜糸みたいなもの)も終わってほぼほぼ普通に歩けるようになってますが、まだ膝の曲げ伸ばしはちょっと辛いです。いいリハビリになります。
ロープウェイ山頂駅からの眺め。四国の大小の島々がよく見えます。これはいい景色だ。
なかなか岩国城はよかったです。
白山比咩神社
さてさて、ロープウェイから降りて向かったのは、白山比咩神社(しらやまひめじんじゃ)。
「比咩」で「ひめ」って読むんですね。
なんでも白山って言う通り石川県の白山信仰の神社だそう。
最後ガイドさんに聞いてましたが、流されないという橋。もとは中国のとある橋にアイデアをもらって、山梨県大月の猿橋(三大奇矯)を参考にして作ったそうです。
美しいです。江戸時代から既に評判で参勤交代の大名たちもわざわざ見に寄ったという事ですからね。浮世絵にもたびたび登場してます。
観光ではお金を払って渡りますが、地元では子供の通学だったり重要な生活道となってるそうです。
ちなみに、世界で唯一!純粋な木造アーチ橋だそうです。流されないように橋桁がないですよね。とても頑丈だそうで、高校生数百人(だっけな?)が乗っても2mmしか沈まなかったという話を聞きました。
アーチを下から見たところ。最高級の200年ものの桧を使ってるらしく、1本なんと130万とのこと。
なかなか良かったです。ちなみに最近の日韓問題の影響で韓国からの観光客はほぼいないそうです。以前はいっぱい来ていて韓国語のパンフレットもあるのになんて言われてました。
さてさてここからは乗り鉄です。青春18きっぷが1回分残ってたので、ここからゆっくりと時間をかけて実家へ戻ります。なんと4時間半です。笑。
岩国駅へ戻るのはバスでいけばすぐなんですが、岩徳線に乗りたくて、向かったのは川西駅。錦帯橋から歩いて15分位です。
左に行けば岩国駅。右は錦川清流線へも繋がってるようです。いや~、時間があれば乗りたかったのですが、次回にしました。
川西駅から岩国駅まで10分でしたが満喫できました。
ここ、岩国駅が始発なんですが、なんと下関駅まで3時間39分かけて進みます。これ。(山陽本線)
前半は、結構海スレスレに走っているのですごい景色はよかったです。乗り鉄らしく人もチラホラいたので人気なんでしょうか。
3時間39分、35駅はさすがに一気に走る訳ではなく、途中2回くらい休憩挟んでました。
休憩中は、周りの列車の写真を撮り続けです。もうすっかり乗り鉄です。
門司駅観光
おまけです。途中、門司で途中下車してレトロな街並みを見てきました。
大学まで北九州に住んでましたがあまり来なかった門司です。まぁそもそも鉄道にはほぼ無縁でしたから。
おしゃれなお店もありましたが、どこも支度中でした。
(おまけ)
翌日、なんでも台風15号が来ると言うので福岡観光をスキップしてそうそうに飛行機で戻りました。福岡に住んでてまだ行ったことのない大宰府天満宮へ行こうと思ってたのですが、私の予約していた最終便が欠航になってしまい、夕方の便へ変更。なんとか帰宅できてラッキーでした。ちなみに成田空港は電車もバスもなく陸の孤島となってしまってたようです。
飛行機の前にちょっとだけ時間があったので門司港へ行ってみることに。ええ、レトロ駅です。(昨日行ったのは門司駅、これから行くのは門司港駅です)
気付きます?ベンチなど一切がないんです。柱や屋根の内側は木製、屋根を支える梁には線路のレール材だそう。
見たかったのはこれ。復元された門司港駅です。なんと、駅としては日本で初めて国の重要文化財に指定されたそうですよ。
2012年からの工事だったみたいなので6年かけて大正時代の姿に戻ったそうです。(現役の駅舎で国の重要文化財に指定されているのは、現在、門司港駅と東京駅の2つ)
空港まではリムジンバスに乗ればすぐなんですが、電車で最寄り駅まで行ってからバスにしました。
また帰省した時には来たいなぁと思います。