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天空の城と言われる玉城城跡と、玉城城の守り城で城壁の曲線が美しい南部最大の糸数城跡。

      2024/02/01

知念城跡の次に向かったのは玉城城跡です。

玉城城跡

ええ、沖縄は改めて見てみると、グスクだらけなんですよね。

で、玉城城跡。こちらも、知念城跡と同じように「東御廻り(アガリウマーイ)」の14ヶ所の拝所の1つになってるところみたいです。

道路脇からもう見えてたりします。丘の上なので、少しだけ登りです。そして、保護のためだと思いますが、きれいな階段がありますね。確かにかなり崩れていて、保護は必要なようです。昔はこの階段がなくて、ロープを伝いながら登ってたそうですよ。

玉城城跡で言うと、何と言ってもこのアーチです。主郭の城門。

調べてみたんですが、築城年代や歴代の城主についてはよくわかってないみたいです。ただ、「石垣の積み方から約600年前のものと推定される」とWikiにありました。

修復したのかどうか、先ほどの知念城跡よりも石積みが雑なようにも見えますが、積み方の方法が違うんでしょうかね。

私には、手でOKってしているように見える城門です。笑。その先に見えるのは、ゴルフ場です。

やっぱりグルグル回っても見どころはこの城門ですね。道路脇からも見えます。

南城市のWebには「天空の城、太陽の門」なんて書いてありましたが、確かに小高い丘の上で見晴らし絶景ですし、なかなか満足できます。

玉城城跡はサイズは小さいので観光にはそれほど時間はかかりません。でも景色はいいので、途中立ち寄りたいところかなと思います。

その次、糸数城跡へ向かいます。

糸数城跡(いとかずじょうあと)

こちらも南城市のグスクになります。

玉城城跡もそうだったんですが、糸数城跡も「駐車場」みたいな看板はなく、なんとなくここに停めていいのかな?っていうところへ。すごく広いです。前回の知念城、この前の玉城城よりもかなりでかい。

一通り歩いてみて全体を確認します。

城壁は、なかなかのサイズで、つながってるんですが、木が生い茂っていてどこが繋がっているのか最初はちょっと分かり辛いんですが、少しだけふらふらと歩いてるとだいたい分かってきますね。

定番のガジュマルの木の脇を抜けて進むと、なかなかの景色が広がってました。

本土の戦国時代の城と決定的に違うのは、この曲線なんですよね。城壁の曲線が元の地形に合わせてクネクネとつながるんですが、なんでしょう万里の長城みたいな。(万里の長城も行った事はありません)

ちなみに、糸数城跡を調べようとWikiを見てみると、なんとほんの1行しか書かれてませんでした。ええ、要は分かってることがあまりないってことですね。

沖縄本島で言うと南部最大のグスクでして、遺構としての城壁もかなりきれいに残ってるんだと思います。他にも見てみましたが、「玉城按司の三男の糸数按司の居城であった」と言うくらい。

ただ、琉球の戦国時代の初期(14世紀前半頃)に築城されたと推測されているみたいなので、その意味では守りを固める城だったのでこれだけ城壁が高く作られてたんでしょうね。

なので、ここは歴史と言うより、見栄えで堪能します。

居城と言うにはあまりにもデカいんですけど、どういう構造だったか分かればCGでも見てみたいくらいです。

戦国時代のお城であれば、大名の歴史、人柄や、戦、いろんな情報があってお城を見るので楽しみもいろいろありますが、沖縄のグスクの場合、残念ながら遺構のみなので、愛着がわいて何度も通うというところまではいかないかもしれません。まぁ、「糸数按司」の城と言っても顔も何も分からないですからね。

ただ、なかなか国内では見られない、美しい曲線の城壁だったり、石積みだったりが見れるので、沖縄に来た時には一度は行ってみる価値はあるかと思います。



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