京都宇治の世界遺産。極楽浄土の平等院鳳凰堂と日本最古の神社建築の宇治上神社。
京都へ行ってきたときの記録です。
京都は世界遺産として17の文化財が登録されています。去年もだいぶ回りましたが、今回はこの世界遺産を中心に復習も兼ねて回ってみた感じです。
京都の世界遺産(17の文化財)
賀茂別雷神社(上賀茂神社)
賀茂御祖神社(下鴨神社)
教王護国寺(東寺)
清水寺
延暦寺
醍醐寺
仁和寺
平等院(宇治市)
宇治上神社(宇治市)
高山寺
西芳寺(苔寺)
天龍寺
鹿苑寺(金閣寺)
慈照寺(銀閣寺)
龍安寺
本願寺(西本願寺)
二条城
で、宇治市には平等院と宇治上神社の2つが登録されているので行ってみました。平等院は以前訪問したことがあるので2回目で、宇治上神社は記憶がないのでたぶん初めてだと思います。ちなみに17の文化財の残り15は京都市になりますね。
平等院
駅から歩いて宇治川。
京都に来ているからか、こんな川を見てもなんだか京都っぽいって感じます。橋がいい感じなのかな。
手前は宇治橋。歴史的にも有名な橋みたいですよね。
歩いてすぐに平等院です。私のブログはほとんど平日のお出かけなんですが、ちょっとこの日は休日だったこともあってそこそこの人出がありました。それでも人気の観光地にしては人は少ないんですけど、人混みが苦手は私は躊躇しながら進みます。
平等院はさすが世界遺産になるだけ有名ですし、鳳凰堂は十円玉に描かれているのも、もう国民全員見てる感じですよね。
なので目的は、もうこの鳳凰堂になるわけです。初めて見たときはそれは結構感動したもんです。この日もなかなかの雰囲気で再訪でも十分満足できるものだと思います。なので写真は鳳凰堂だらけになってしまいました。
鳳凰堂は極楽浄土の宮殿がモデルだそうです。
きれいだなぁ。どの角度からみても完成された美しさってのを感じます。ずっと見てられる感じです。また色がいいんでしょうねぇ。この日はあいにくの曇りなんですが、天気がよかったら手前の池にもっときれいに映るんでしょうか。
鳳凰堂の中にも入れるんですが、見てると結構な密ですし、以前見学しているのでこの日は外から眺めてただけです。
これは昭和47年に復元された2代目だそうですが、日本三名鐘の1つだそうです。確かに絵柄がすごく細かくなってます。
ぐるっと一周してきて、やっぱり名残惜しいのでもう一回見てきました。
いや~、やっぱりきれいでした。京都駅からそれほど離れてないのでまた季節を変えて再訪してみたいなぁと思います。
宇治川を散歩です。
浮島十三重石塔。でかいですよね、高さ約15mだそうです。橘島にあります。
そして平等院と宇治川を挟んで対岸にある宇治上神社へ向かいます。
宇治上神社
と、宇治上神社へ向かう途中に宇治神社があります。
名前が似ているだけあって、宇治神社も宇治上神社と明治維新まで二社一体の神社だったそうです。また、本殿は鎌倉時代初期の建造物だそう。
ちなみに、宇治はうさぎがよくいる訳なんですが、説明書きを見ると、「宇治」は昔「菟道(うさぎみち)」と書いて「うじ」だったそうです。ん?じゃなんで宇治になったのかは分かりません。
宇治神社には、馬酔木の大木があってちょうど満開な感じでした。
そして、ちょうど梅が咲き始めてます。
宇治上神社は宇治神社から歩いて1,2分。こちらも平等院と同じく世界遺産ですね。
拝殿。国宝です。1215年の建立だそう。約800年前です。ほんとまじですか・・・。京都は戦争で空襲はなかった?と言われていてそれだとこういうむちゃくちゃ古い文化財もきちんと残ってるんですよね。
本殿の手前には桐原水という水があります。「宇治七名水」の一つで、唯一現存している湧水だそうです。
そして本殿。本殿は国宝に指定されているんですが、平安時代後期に伐採された木材が使われているそうです。日本最古の神社建築。
「一間社流造りの三殿からなる。左右の社殿が大きく中央の社殿が小さい一間社流造りの三殿からなる。左右の社殿が大きく中央の社殿が小さい」って説明書きの通り、珍しい構造になってるかなと思います。平安時代ならではなのかな。
1060年の建立。これは古すぎて歴史等の資料がないようで、年輪年代測定法という方法で算出したもののようです。およそ960年前。まぁ大雑把に1000年前、10世紀前ですよ。
仕事では何度か宇治には来てましたが、久しぶりに観光で再訪できました。平等院鳳凰堂は相変わらずの絶景でしたし、宇治上神社も日本最古の神社建築という貴重なものでよかったかなと思います。
京都へ戻りましょう。
久し振りの京都。ちょうど梅が咲き始めた季節です。復習も兼ねて世界遺産をまた少しブラブラしてみます。
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