伊豆箱根鉄道の大雄山線に乗って天狗のパワースポットの最乗寺へウォーキング。
2021/06/06
大雄山線
10月27日に伊豆箱根鉄道の大雄山線に乗ってきました。
恥ずかしながら、伊豆箱根鉄道ってのを知らなかったのですが、駿豆線と大雄山線の2つの路線があるらしく、大雄山線は小田原が始発になってるようです。
大雄山線は小田原からは20分ちょっとで終点の大雄山まで行くのでそれほど長くないですね。駿豆線も三島から修善寺まで走ってるんですが、40分位なのでこちらもそれほど長くはないようです。
軽く電車に乗って、周りを観光できればって感じで考えていたのでちょうどいいかなと予想です。伊豆箱根鉄道のホームページに沿線ウォーキングガイドってあって、「 【和田河原駅発】南足柄の伝承地とざる菊めぐり」が2時間程度って書いていたのでそのルートに沿って歩いてみることにしてみました。
ルートにある寄り道はこんな感じ。2時間ちょっとでこのボリュームってすごいですよね。
玉宝寺(五百羅漢)
若宮神社
中沼薬師堂
極楽寺
清左衛門地獄池
仁王門
花咲く里山(ざる菊鑑賞会場)
大雄山 最乗寺
ざる菊は11月~ということですが、この日は10月27日、ちょっと早い気もしますが、菊が目的ではないのでいいかな。
小田原駅は、もう何度も行ってますが、大雄山線は全く気付かなかったです。小田急のホームからJR越しに車両が見えてました。
乗り放題の切符があるのでそれを購入です。一日で560円。小田原から大雄山まで280円なので往復料金と同じです。途中下車するのでこちらの方がお得ですね。
金太郎がイラストに描いてるのは、金時山の登山口になってるからみたいです。金時山は2016年に登ってるので、もう3年前ですかねぇ。
片道20分なので、乗ってる時間は短いです。最初に降りたのは、五百羅漢駅。
で駅から歩いて3分位のところに、玉宝寺というお寺さんがあります。通称は五百羅漢と呼ばれてるそうです。
各所に五百羅漢ありますが、ここは木造で本堂の中にあるそう。
川越でも見ましたね。こちらは石でした。通常は石じゃないかなと思います。
本堂の中にあるので、外からは見えないのですが、お寺の方に拝観したいと伝えると問題なく入れました。よかった。
本堂の中の五百羅漢はかなり迫力です。これは一見の価値あるんじゃないかな、小田原では有名なお寺さんらしいです。
年代も比較的新しそうなものから結構古い時代のものかなと思うものもあって、それぞれも似たものもあまりないので見ごたえは十分ありました。
撮影の許可は要るのか要らないのか分かりませんでしたが、お坊さんに聞いたところ大丈夫ですよって言われてます。問題ないようですね。
少し時間かけてみたかったのですが、残念ながら10分位後に法要?なのかあるということで短い時間になってしまいました。
さて、先ほどは緑の車両でしたが、今度は青の車両に乗ります。向かったのはハイキングコースのスタート地点の和田河原駅です。
大雄山線は、完全に生活路線なので本数が多くて助かります。あまり時間は気にしなくてよいです。
で、コースに沿って歩いてみます。約8kmで所要時間は約2時間(施設での見学時間を除く)って書いてます。でも結構きつかった。笑。
横で公民館祭りやってました。
子供がサッカーをやってて、長閑な雰囲気です。観光地って言うより、地元の神社仏閣って感じで、バシャバシャ写真撮ってるのは難しいかな。笑。
立派なお寺でした。こちらも法要なのか檀家さんがかなり居たのでちょっと居心地悪く退散です。
極楽寺から出て歩いてる途中、タマガワホトトギスかな。いつも見る黄色と違います。いろんな種類があるので名前は違うかもしれません。
で、ぐいぐい歩いていきます。次に向かったのは清左衛門地獄池。
「平成の」ってのがよく分からないのですが、「平成の名水百選は、全国で162点の応募の中から100地点選定され、神奈川県では本市の清左衛門地獄池が選定されました」ってあります。環境省が認定してるみたいデス。
時代は令和になったので令和版もできるんでしょうかね。
1日に1・3万トンの地下水が湧いてるらしく、そういえば近くには工場がありました。
水はやっぱりすごく透明できれいでしたね。
それにしてもあんがい見どころがいっぱいあるなぁ。
そこから歩いて、向かったのは仁王門。写真みて気づきましたが、大雄山最乗寺って書いてました。
道路脇にポツンってこの仁王門があるんですが、この先に最乗寺があります。って事は参道だったんですねぇ。
でその参道を進めばよいのですが、ハイキングコースではここから道をそれてざる菊を見るルートに入ります。結構きつい・・・。
だって山ですから・・・。ちょっとした街歩き気分でしたが、これはもうちょっとした登山じゃないだろうかって、ジーパン履いてきたことを少し後悔してしまうくらいでした。
そして、当初の・・・本命の「花咲く里山(ざる菊鑑賞会場)」です。
ガーン、やっぱり、まだ咲いてない。笑。
ピンクの菊だけが咲いていたので、それを写真に撮って進みます。
歩いてきたけど駐車場あるのかな?ちょっとした農家のお庭って感じでした。
きついきついって思いつつ、振り返ってみるとこの景色。そうなんです、結構登ってきてますよ。
先ほどの、最乗寺の参道へ戻ってきました。「てんぐのこみち」って名前だそうです。
ただ、超滑る・・・。苔がすごくて、アスファルトを覆ってます。これはかなり注意して歩きましょう。
スリップ注意の看板もありました。ところどころはかなり怖かったです。
っていう感じで、このコース結構つらいなと思い始めたころに最乗寺へ到着です。
もうゴールに着いたかのようです。入口にあるお土産物屋さんで「天狗そば+とろろ」。フツーに美味しい。
でもトッピングの漬物がさらに美味しかったです。
最乗寺
なんの下調べもしてこなかったのですが、かなりデカイ。今日既に回ったようなちょっとしたお寺を見て戻るつもりでしたがそんなことはなかったです。笑。
結構階段がクネクネしているのでどこまで続いているかはよく見えないんですよね。なので進んでみるとその先があるってパターンで結構登ったんじゃないかな。
こんな感じになってるみたいでした。左上の奥の院まで行くんですが、山寺のように山全体がお寺さんって感じですかね。
まだ紅葉には1ヶ月くらい早いんだと思いますけど、モミジの大木が結構あったので紅葉はきれいだと思います。
こちらが本堂ですね。本堂の中に入れます。(撮影はNGだったと思います)
でかい建物がそこかしこにあります。
ちょっとコメントが雑になってきましたが・・・。
ずっと隣に川が流れていて、水の音がするのもあって、山に来てるって感じがします。
って見ると、標高429mって説明が書いてました。なるほど、ちょっとした山ですね。下からは全部で354段あるそうです。
ちなみにこれが以前の下駄だそう。10倍くらいになってるんじゃないだろうか。
知らない土地を歩いてみるのもいいですし、こんな感じで予想外の立派なお寺に迷い込むのも楽しいです。日帰りでもなかなか非日常感が楽しめてよかったかな。
このモミジが紅葉すればそれはきれいだと思います。今年は無理にしてもいつかまた来れたらいいかな。
お寺の前からはバスで大雄山駅まで行けます。
三色制覇は何気にうれしい感じです。なかなかよかった大雄山線ですが、今度はもう一つの駿豆線に乗ってみようかなと思います。