北海道、道東旅行。朝からオジロワシとキタキツネを見て釧路湿原ではタンチョウ鶴。
2021/01/31
北海道、道東の旅行3月2,3日の2日目です。
朝はのんびり出る予定です。夜は早く寝たので少し早めに起きて、旅館の前を散策してみました。と言っても、漁港があるのみですけどね。
昨日、鳥の写真撮るのが難しかったので、ちょっとカモメで練習。
う~ん、やっぱり難しい。笑。
宿のおかみさんが言ってた通り、3月は観光客が少ないらしく、周りにも人気もありません。静かな漁港の朝です。
しかし、やっぱり北海道はいいですね。人が少ないと言うか、人工物があまりないので、どこ見ても地平線だったりしますし。
ただ、今回はPM2.5 の影響でずっと薄曇りでした。どうも中国とロシアの方で大規模な森林火災があってその影響だそうです。
夏になるとここから観光船がでてて、野付湾をクルージングできるようです。まだ乗ったことはないので、ぜひとも今年にでももう一回来たいかなって考えてます。
ではでは、朝ごはんをしっかり食べて出発です。ちなみに、朝ホテルや旅館で朝ごはんを食べるのは久しぶり。いつも朝食前に出かけてしまいますからね。笑。
朝、向かったのは、野付湾。今日の予定は釧路を経由して、帯広まで行くんですが、どうしてももう一回ワシを狙いたくて少しですが戻ってみます。
止まってるのはカモメのようでした。
野付湾に行けば、オジロワシやオオワシが居るはずなんですよねぇ。
上も下もぜんぶ真っ白なんで、ウユニ湖みたいな写真になるんですねぇ。
オジロワシ
遠いなぁ。笑。
ワカサギ釣りの人たちが要らないワカサギを捨てるのを待ってるんですよねぇ。昨日ガイドさんに教えてもらった通りでした。
餌を待ってるところを申し訳ないですが、私がゆっくりと近づいて行きます。
でもこんな周りに何もないところなので私が近づくのに気づかないはずがなく、あえなく途中で飛んで行ってしまいました。笑。
まぁ上を見上げれば、数羽飛んでるんですけど警戒してかなかなか降りてこないのでちょうどよかったです。
しばらく待ってましたが、1回きりのチャンスでした。
では、予定通り釧路へ向かいます。
山の名前は分からないですが、こんな景色をみながらドライブですね。
警察に捕まるのはいやなので、安全運転で進みます。
向かったのはツルセンター。タンチョウ鶴を見に行きます。
居ました!キタキツネ。冬のこのモフモフしたしっぽがすごくかわいいです。
向こうに歩いて行ってしまうので、「ほ~~~」って訳の分からない鳴き声をだして興味を引いてみます。笑。これには家族もえ?って。
少し興味あったみたいですが、すぐに歩いて行ってしまいました。
巣があるのかな。オスメスはよく分からないのですが、ちょっと前にキツネの生態とか勉強してたのでちょっとうれしかったです。
結局、釧路へ行く途中、3回くらいキタキツネを見ることができました。けっこういるんですね。
これはお座りしてくれたキタキツネ。ええ、私の分けわからない「ほ~」って言う鳴き声で座ってもらいました。笑。
鶴見台
ここはタンチョウを餌付けしてるんですね。餌は朝9時と午後2時らしいのですが、到着したのは11時すぎ。餌やりの時間しかいないのかな?って勝手に思ってましたが、なんのなんの、いっぱいいました。
ツルって勘違いしてるのかな。ま、そんなことはないでしょうけど、ハクチョウもかわいいですよ。このおしり。
てしばらく観察してると、タンチョウが飛び立ったり、飛んできたりって感じで楽しめます。
PM2.5 の薄曇りの空がちょっとイマイチですが、青空だともっといい感じなんでしょうねぇ。
一応予定としては、ツルを見るって事だけ決めていたので帯広空港へ向かう予定でしたが、途中展望台があるって標識があったので、行ってみることにしました。
コッタロ湿原展望台
向かったのはコッタロ湿原展望台。ラムサール条約の登録湿地で、かつ日本一の湿原になってる釧路湿原を一望できます。ちなみに釧路湿原はでかいので展望台はここだけじゃなくていろいろあります。
で、コッタロ湿原は釧路湿原の北東の端になるそうです。釧路湿原がでかすぎて、その一部をコッタロ湿原と言うみたいですね。
頑張って展望台まで登れば、見渡す限りの湿原が広がってます。正直ここが日本ですからね。
みんなできれいだね~、って言ってると、隣の夫婦が双眼鏡で見つつ、オス?メス?なんて言ってます。何を見てるんだろうってピンと来なかったのですが、双眼鏡を借りて見てみると、あー、タンチョウツルがいました。
そうですね。釧路湿原はタンチョウの最大の生息地ですからね。
でもさっきの鶴見台でいっぱいツルを見ましたが、餌付けされているのでどうしても動物園感があったのですが、これはすごい。
でも標準レンズしか持ってきていなかったのですが、車まで戻って望遠を撮ってきました。見えるかな?これがだいたい肉眼で見てるのとイメージが同じくらいです。
いやいや、ここでもツルを見れてよかった。
戻り途中、またツルがいました。先ほどのとは違います。(反対なので)
車止めて近づけます。ケンカしてるのかな?求愛って感じじゃないな。笑。
小さい小川越しだからかあまり警戒心がないようです。スマホをもったかみさんがヒタヒタと近寄ってます。
さすが日本最大の湿原で、最大のタンチョウ生息地です。フツーにツルがいますからね。
いやいや、ワシにツルに大満足でした。
帰りは最後にキタキツネに遭遇してお別れして帯広へ向かいました。
キタキツネは、夏に餌をもらうと、狩りを忘れてしまって冬を越せずに死んでしまうって話をききます。このキツネはちゃんと狩りできたんでしょうね。
弾丸ツアーでしたが、北海道旅行を満喫して帰宅です。
(おまけ)
帯広で、昔懐かしい「ぱんちょう」の豚丼を食べてきました。
最初に食べたのは、もう20年以上前かな。キャンプで北海道を回ってた時に偶然見つけて入った記憶があります。で、すごい衝撃を受けたのがこの豚丼。
また帯広に来れば寄りたいなって思います。