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車輪を想わせる見事な放射状節理の根室車石とラムサール条約湿地「風蓮湖・春国岱」へ。

   

2023年12月、北海道、道東の旅行の2日目の続き。道東、根室まで来たので、一応お城を回ってきました・・・。根室半島チャシ跡群。

根室半島チャシ跡群

「チャシ」はアイヌ語で「柵囲い」という意味だそうで、北海道内で500ヶ所ほどあるらしく、24ヶ所は「根室半島チャシ跡群」として日本100名城に選定されてます。

お城って言うか、囲いなんですよね・・。多分。

何か所もあるのでどうしようかなって思ってまして、大きな看板のある2ヶ所のみ回ってみました。

まぁ、指定の場所に行っても、ただの崖だったりして、ぐるぐる回ってもよく分からない箇所もあります。

こんな感じでして、よく分からないままでした。こうなると少し当時を復元してあげた方がいい気もしますが、手つかずで残しているというのもいいんでしょうね。

100名城スタンプ集めてる人はここまで来るのかなぁ。感想は、、寒かったです。

根室車石

帰り道で寄ったのは根室車石。花咲灯台の下の海岸に露出する玄武岩質の枕状溶岩という説明です。

これです。

いつも何度も見てる柱状節理なんですが、車輪を想わせる形をしているので車石と呼ばれているようです。よくみる柱状節理、確かに縦、横は見たことありますが、円は見たことないですね。海岸沿いですが、目の前で見ることができるので迫力があります。ちなみに、柱状ではなく円形なので「放射状節理」と言うようです。

横から見るとこんな感じ。

横の岸壁を見ると、俵状になってました。これもすごい。

「溶岩が冷えて固まったのは今から6000万年前ころ,恐竜が絶滅した頃」って言うんですよね。ロマンありますよね。

見えてる建物のは公衆トイレなんですが、これも車石に似せているのか・・・、たぶんそうだと思います。でもかわいいです。

春国岱(しゅんくにたい)

根室車石を後にして、中標津へ戻る途中に春国岱へ。

春国岱はラムサール条約湿地。高山植物や塩生植物、多くの種類の野鳥などが暮らしているそうで、ネイチャーセンターもあるんですよね。知らなかったんです。

ネイチャーセンターで簡単な案内パンフレットをもらって散策してきました。

ただ、実際に行ってみて、駐車場から先は木道は朽ちていて通行止め。迂回していきます。

野付半島のかつてのトドワラのようですね。

まぁまぁ凍っててちょっと心配だったんですが・・・、ええ、散策路は凍ってました。さすがにアイゼンとか持ってきていないので撤退です。完全に凍っててツルツルだったんですよね。

今回は準備不足でした。次回は凍ってない時期に来たいと思います。

そして、ちょっと帰り道、時間があったので改めて野付へ。飽きないです。

かっこいいとしかいいようがないです。何度見ても飽きないです。ええ、目が合って見つめあうんですよねぇ。向こうは警戒してるんだと思いますけど、笑。ここまでよく見れる場所って他にあるのかなぁ。

道東は、要は太平洋側なので北海道の中でも若干気候は安定しているのかなぁなんて思ってました。天気は翌日まで持つ予定だったのですが・・・、明日最終日です。



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