わたらせ渓谷鐡道のトロッコ列車に乗って渓谷の景色を楽しみます。おまけで足尾銅山。
2021/08/25
4月28日わたらせ渓谷鐡道に乗ってきました。
初めての10連休ゴールデンウィークへ突入です。10連休もあればまぁどっかにガッツリ旅行に出かけたいってのが私の性格なのですが、今年は厳しいかな。
去年のGWを振り返ると、ずっと山に登ってました。前半、後半の2回に分けて奥秩父の甲武信ヶ岳から雲取山までの縦走ですね。
今年は骨折後のリハビリ中なので当然テント泊はできないですし、山もまだ十分じゃないので旅行かなって思います。
ただ、娘が部活に入ったのがGW直前で全く予定が見えず、まぁ結果娘はGWはほぼ部活の練習なので旅行に行くのはちょっと難しいかなというところ。
で、日帰りでどっか行くところないかなと探して、乗り鉄復活で、まだ行ったことのない「わたらせ渓谷鉄道」に行ってみることにしました。
ルートは基本JRを使うことにして、自宅~新宿~小山~桐生~大間々~足尾って感じ。東武鉄道でもよかったのですが、最近何度も乗ってるので久しぶりにJRにしてみました。あと、JR両毛線も乗ったことがなかったので。
あと休日のお出かけ切符も使って割安に行けますしね。
ちなみに、JR新宿~桐生は2,268円なので、往復では4,536円です。
休日おでかけパスだと桐生までは行けず、足利までになりますが、2,670円で乗り放題です。足利から桐生まで差額が240円なので、3,150円で往復できます。
計算すると一人1,386円お得になります。二人だと約2700円です。これはお得です。時間で言えば、東武線使った方がだいぶ楽なんですけどね。
わたらせ渓谷鉄道もフリー切符があって、1850円になります。で、トロッコ列車乗るのに510円かかります。
往復すると金額はこんな感じです。
休日おでかけパス :2,670円
足利から桐生まで差額 :240×2=480円
わたらせ渓谷鉄道フリーきっぷ:1,850円
トロッコ整理券(往復) :510×2=1,020円
合計6,020円トロッコ整理券は普通車に乗れば不要です。私は行きは買って行きましたが、戻りはたまたまトロッコ列車になったので、結果として往復トロッコ列車になりました。
紫陽花、藤の花が本物だってかみさんが驚いてました。
両毛線では途中あしかがフラワーパーク駅を通過します。ちょうどいま藤の花が満開らしく、ちょっと行ってみたいなぁと思いつつ、今日の予定は渡らせ渓谷ですからそのまま桐生を目指します。
お休みの日でしたが、大勢の学生が部活に行ってるみたいで、まさに生活路線ですね。窓から見える景色は結構、田園風景が続いててよかったです。
改札を出ずにそのまま乗れるのですが、フリーきっぷを買いたかったのでやり方を聞いてみると、一回改札の外へでて自動販売機で買うとのことでした。
これで、桐生から大間々へ進みます。
乗ってみると後方はロングシートで人気がないみたいでガラガラでした。
先頭車両(2両編成)はクロス(ボックス)シートで、こちらにみなさん座ってます。
そして無事大間々駅へ到着です。ふりーきっぷなので乗り降り自由です。
私が乗った(予約)したのは渡らせ渓谷号なんですが、整理券を事前に買えば乗れることは保証されますが、座席は大間々駅で9時からの先着順になります。(出発は10時54分)
後方の右側を取りたかったので、9:12に大間々駅へ着いてそのまま座席を予約できました。トロッコ列車もボックスシートというか向かい合わせなので、進行方向後ろ向きだとちょっと辛いですからね。
わたらせ渓谷鉄道はもちろんディーゼルなんですが、エンジンかけた時なのか、ぶわーーーって駐車場が真っ黒になるくらいの排気ガスでした。笑。
最初はなにか故障かな?なんて思いましたがそうでもないみたいデス。
大間々駅で無事に「トロッコわたらせ渓谷号」の座席予約ができましたが、時間は1時間半ちょい余ってます。で、その間に大間々駅周辺を観光してきました。
かみさんが花を一緒にいれて写真撮った方がいいって言うのでちょっと撮ってみましたが、望遠にすればよかったかな。どちらもボケてるような写真になってしまいました。
これ、なんて花なんだろう。去年は我が家にも咲いてたらしいのですが、私は覚えてませんね。
高津戸峡
大間々で観光するところはそれほど多くないのですが、待ち時間でちょうどいい感じの高津戸峡を散策してみます。
下流はこの絶景でした。なんと言っても新緑がほんときれいです。
ちょうど30分くらいで歩ける遊歩道が川沿いにあって、そこが高津戸峡と呼ばれているようです。
この「おおまま」がかわいい感じで思わず写真撮ってしまいました。
ポットボールはよく見ますが、これはほんとツルツルまるまるですね。笑。この石だけ柔らかかったんでしょうね。
橋の向こうには滝が流れていたのですが、特に標識もなかったので人工なのかな?
そろそろ時間なので大間々駅へ戻ります。
トロッコわたらせ渓谷号
今日乗るのはこの列車。4両編成なんですが、先頭1号車と最後尾4号車は普通列車で真ん中の2,3号車がトロッコ列車になってます。
列車は結構前から止まってるので、私たちは30分前くらいに乗ってみました。まだガラガラです。
そして予定外でしたが、なんとビールの自販機が車両にあったので、とりあえず頂きます。笑。トイレもついてたみたいです。1時間半くらい乗ってますからね。
ラッキーだったのは、満席だと言ってましたが、私たちの前2席は誰も座ってこなかったのですね。向かいの席までの距離は狭いので前二席が空席だとだいぶ広く感じました。ほんとラッキーでした。
味ははい、そこそこです。予約もできますが、予約なしでも十分買えました。社内販売もあっておつまみとかも売りに来てくれる充実ぶりです。
トロッコ列車は快適でしたが、この日は少し寒かったので、ひざ掛けとかあった方がよかったかも。笑。座席の右を取ったのは、しばらく渡良瀬川を右に見ながら進むためです。
途中、10分くらいトンネルがあります。その間はイルミネーションで楽しませてくれますが、風とディーゼルの排気ガスはすごいです。笑。
で、悩ましいのがですねぇ。2/3くらいは出発から右に渡良瀬川を見ながらこんな景色も見れるのですが。
特に一番きれいと言われているのが、沢入駅からの左側なんです。それがこれ。
ええ、まぁこっちの方が特にきれいですよね。なので、結論としては左がよかった。笑。
でなんでこんな写真撮れてるかと言うと、たまたま、前の席に続いて左の席も空いてたんですよねぇ。ほんとにラッキーでした。
新芽の吹く様子がもう花が咲いてるように見えます。きれいすぎる。
終点は間藤駅なんですが、足尾銅山を観光する予定だったので、通洞駅で下車。
観光地って言えば、足尾銅山くらいしかないので、列車を降りた人たちがほぼ全員並んで足尾銅山(歩いて5分位)へ向かうというちょっとあまり見慣れない光景でした。
足尾銅山
ええ、先ほど書いたように、通洞駅で降りた人たちはほぼまっすぐに足尾銅山へ向かって行きます。
私もかみさんも足尾銅山に来るのは初めてです。
チケット買うと、訳も分からずトロッコ列車に乗せられてそのままトンネルの中へ。
そして洞窟の中で降ろされました。笑。う~ん、どうなってるんだろ。何の説明もないので、前の人について歩いていくだけです。
まぁ、雑ですね。笑。そのまま順路に従って説明をみながら歩いて無事脱出することができました。
そして出口で見てるとまたトロッコ列車が洞窟へ入って行きます。
まぁ、一応説明を読んで足尾銅山の歴史について学んだので良しとしましょう。
さてさて、帰ります。帰りは普通列車でよかったのですが、時間の関係からまたトロッコ列車になりました。渡良瀬溪谷4号。
今後は(登り方面なので)右に座って、トンネルの排気ガスが嫌だったので最後尾の4号車(窓付の普通列車)に乗りました。
いつか乗りたいと思ってたわたらせ渓谷号に乗れてなかなか楽しい電車旅でした。かなり長い時間ですね。
で、最初に書いた通りお出かけ切符でお得に!なんて書いておきながら帰りは湘南新宿ラインでグリーン車へ。そしてセレブなシートでビールを頂きながら帰宅です。
足尾銅山は微妙でしたが、今度は両毛線であしかがフラワーパークと佐野ラーメンかな。