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「人間一生、物見遊山」そんな生き方をしてみたい。

 

尾瀬、至仏山。ガス&小雨の中の蛇紋岩に苦戦するも、お気楽登山で楽しみます!

      2020/12/11

8月20日 尾瀬の至仏山に登ってきました。

至仏山は2年前に登って以来です。蛇紋岩って要は、とっても滑りやすい石がたくさんあるので滑って歩くのが大変ですが、中腹から見る尾瀬ケ原と燧ケ岳はとってもきれいな山ですね。

ニュージーランドから帰国して、どうやらずっと日本も天気が悪かったみたいです。毎日雨の夏なんて、まぁ山登り楽しみにしている身としてはけっこうつらいですねぇ。実は夏のテント泊に備えて、テントを新調してたりするのですが、まだ出番がありません。

さてさて、この週末は?ということで見てみたのですが、まぁあまりよくない感じです。

金曜日に飲み会を入れてしまったので土曜日の山登りはできず、日曜はイマイチの天気なので、家でゴロゴロしてようかと考えてましたが、かみさんがどうも山登り熱?が少し復活してきたみたいで、どこかに行こうと提案がありました。

実は土曜日も飲み会を入れていたのですが・・・笑。

ヤマテンとにらめっこしながら、手軽で天気よさそうなところを探しつつ、最終的に八ヶ岳か尾瀬まで絞り込み。

でもお盆最終の日曜日なのでってことで大渋滞は嫌なので渋滞予想を見てみます。中央は13:00頃から40kmくらい、関越は15:00頃からやはり最大40kmくらいの予想。

でも15:00からってことで早めに行動すれば多少回避できるかもという理由で尾瀬方面、至仏山にしてみました。

雨かもしれないので最悪は尾瀬ヶ原を散策するというエスケーププランも立てられます。

土曜日の飲み会は、ちょっと申し訳ないですが一次会で帰宅。11:00には寝れました。で4時起床、4:30出発です。

天気はそれほどよくないのでたぶん空いてるでしょう。

第一駐車場には7:00着です。沼田インター降りてからのアプローチが長いですが、家から2:30ですから、よく考えると結構近いです。

駐車場は第一で7割くらいかな。

駐車場に停めたら乗合タクシーで鳩待峠まで進みます。980円(片道)です。個人的には南アルプスみたいにバスに乗るから駐車場代(1000円)は無料にして欲しいって感じですが。

トイレは駐車場にも登山口にもあります。どちらもきれいです。

この時期の尾瀬はひととおり花も終わってるので、ちょうどシーズンの中休みって感じですね。

あと、乗合タクシーの発着場所が変更になってました。正確には2分歩くくらい手前の広場。

駐車場から登山口まで2,3分歩いて進みましょう。

この時期なので特に花は期待せず・・。

マルバタケブキ。咲き始め。この花はこれくらいの時期が一番いいです。

ガラガラの登山口。既に空は雲が広がってます。予報だと朝、「晴れるかも?」なので晴れなかったってことですねぇ。まぁ最初から期待していなかったのでまったく悔しくもなく。

左の登山口から小至仏山経由で至仏山に登ってもよいのですが、至仏山から山の鼻へは規制で下りられません。なのでいつもの山の鼻経由で周回するルートにします。

超久しぶりにかみさんと二人の登山。

最初の石畳のところも雨で濡れてると滑りやすいので注意しながら進みます。

ところどころは滑り止めも設置されていて整備されてますねぇ。

タケシマランの実。さくらんぼみたい。

ウド。

アジサイ。

途中かなり両脇が刈りこまれてましたが、どうも熊が出たみたいです。

係の人?が登山者皆さんに、クマが出たので注意するようにって説明してました。あ、でも熊鈴は前回の巻機山の時に壊れて今日は持ってきてません。おーまいがー。

なるべく話ながら、で、15:00には下山するように言われて進みます。

ソバナかな。

マルバタケブキの生まれたて。

山の鼻まではくだり&平坦なのでお散歩気分で歩けますね。でも花がほとんど終わってるのでそれほど見るところもありません。

キンミズヒキ。

夕方から活動するそうです。尾瀬だけなのかな?ちょっと知りませんでしたが、朝も昼もいつもいるので注意は必要ですね。(熊は朝、夕に活発に行動します。でも昼に寝てて行動しない訳じゃないのでご注意を)

山の鼻にもりっぱなトイレがあります。100円。お金入れない人、結構多いですよねぇ。

クマは尾瀬沼あたりでかなり目撃されてそうって情報を入手したので売店で急いで熊鈴を調達しました。これ、モンベルの鈴なんですが、ちり~~~~ん、って少し細めの音が遠くまで響くのでよかったです。私とかみさんそれぞれ着けて歩きます。でもこれか登る至仏山では目撃ないのですが、やっぱり鈴がないと不安です。

ガスガスなので尾瀬ケ原を散策するっていう案でもよかったのですが、かみさんは至仏山登る気満々です。ちょっと蛇紋岩がなぁなんて考えながら、よしせっかくなので登りましょう。百名山ですし!

でも真っ白って訳じゃないので、それほど悲観するまでもないです。

でも至仏山はガスの中です。まぁちょっと残念ですね。

ワレモコウ。チョコレート色です。

ウサギギクかな。ちょっと小さ目。

咲き始め。

ちょっとピンボケ。

サワギキョウ。やっぱりきれいですよねぇ。でも有毒らしいです。

無視の名前はちょっとわかりませんが、ちょうど同色で隠れてるつもりなのかな。

中休みとはいえ、足元をみるといろいろな花が咲いてますね。さすが尾瀬です。

ノアザミ?

では早速登りましょう!

上は雲がかかっていたので、どこまで尾瀬ケ原が見えるかどうか。燧ケ岳は全く見えません。

ゆっくり登ります。今日はかみさんが大き目の水筒に氷をいっぱい入れてきているので、冷たいお茶が飲めます。

尾瀬沼がきれいに見えたのはこれが最後かな。あとは雲の中でした。

ウスユキソウ。前半からずっと咲いてました。

よく見るとやっぱりかわいいですよねぇ。

徐々に高度を上げて、雲の中に入るとこんな感じです。雨もポツポツ降ってきました。でも予報で言えば夕方までは多分持つんじゃないかと思います。

1ヶ所だけちょっとした鎖場がありますが、すべる蛇紋岩に注意すれば大丈夫。

ヒメシャジン。背景の岩によく似あいます。

タカネトウチソウ。

途中から階段があるのですが、結構荒れてる(壊れてる)のと滑りやすいので注意して進みます。

コゴメグサ。

読んでる人からするとこんな日に登って楽しいのか?って感じですが、確かにソロだとちょっとイマイチですが、パートナーが居ればず~としゃべってるのでそれほど苦でもないですね。なにせ歩いてるだけで楽しいですから。笑。

山頂に近づいてくるとけっこう開けてきます。

ただ、イマイチ写真にコメントかくモチベーションが・・・。

でもさすが人気の百名山だと思います。こんな天気でも結構登ってる方、多かったです。

小至仏山方面。

至仏山(2228m、日本百名山)無事登頂です。

至仏山の山頂は少し広くなってるので、みなさん山頂で休憩します。本当は絶景が広がるのですが、登山者の顔しか映らないので、山頂標識だけ。

座って休憩するのも微妙な感じでそのままスルーして下山します。天気がイマイチなのでかみさんは温泉で頭がいっぱいみたいでした。既に11:30です。

しかし、難敵、至仏山。蛇紋岩は至仏山から小至仏山、その先が一番の難関です。ツルッるなんですよねぇ。まぁこれは濡れてなくてもそうなのですが、本当にしっかり歩いても滑ります。なるべく手でその辺の岩を掴みながら進まないといけません。

アーモンドみたいな実。

小至仏山の山頂が見えてきました。

こちらも一応山頂標識だけ撮って進みます。

こちらはまだチングルマが咲いてますね。

小至仏山からは木道とたまに蛇紋岩です。こちらは緩やかですが長~い下りですね。

途中の湿原がありますが、ワタスゲももう終わってます。

まぁでもこれだけガスってても気持ちいいです。

ソロだとどうしてもガツガツ登ってしまいますが、ゆっくり歩いてるのもいいのかもしれません。

前回の至仏山も天気イマイチだったので次回は快晴の時を狙って登りたいと思います。

もうオオカメノキの実もこんなに赤くなってます。

イワイチョウ。

ムラサキタカネアオヤギソウ。

コオニユリ。いつもみるゴマみたいな斑点はなかったです。

時間 5:47(休憩含む活動時間)
コースタイム 6:05
距離 12.22km
獲得標高 838m

たまにはのんびり登山もいいもんです。

渋滞避けてそのまま帰宅予定でしたが、湿度高くてちょっと雨の中歩いて、少々汗臭いので、さっぱり温泉に入ることに。温泉入ってそば食べて帰宅です。

天気悪かったからか、関越道の渋滞予想でいう一番混んでる時に帰りましたが、帰りは3:30で行きと比べてもちょうど+1時間で帰れました。これは助かりました!

もうすぐ46歳になりますが、最近周りでも登山を始める友人がチラホラ増えてきて、フェイスブックで山行の様子が共有されてきます。やっぱり山登りはいいもんですねぇ。

次はどの山に登ろうかなぁ。



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