ぶらり群馬(その3)稜線の美しさがたまらない白砂山へ野反湖から登山
2021/09/21
5月20日(金)2日目です。夜は何にもすることがないのですぐに就寝してしまうので相変わらず朝早いです。朝も5時前から温泉に入って超ご機嫌!
朝散歩。川沿いにこんな感じの共同浴場があります。いい雰囲気です。でも朝は9時~なので今回は入れません。しかし朝は気持ちいい!
次回また来ることがあれば入りたいです。でも中どうなってるのか興味津々。洞窟みたいなんでしょうか?
朝起きて今日のプランを考えてましたが、どうにも昨日の渋峠から山に登りたくなってしまいました。登山を止めた訳ではありませんが、ロードバイクの楽しさにどっぷりつかっていたので去年の12月の谷川岳からご無沙汰してます。
で、すぐそこ(って言っても遠いですけど)にいい山がいろいろとあります。考えた結果、去年から行きたかった「白砂山」を登ってみることに。一応200名山ですが、知名度はイマイチです。たぶんアクセスの悪さがあるんだと思います。
朝ゆっくりと旅館で朝食を頂いて、8:30に出発。コンビニでお昼調達してなんとか10時には歩き始められればって計算です。
で、宿を出てすぐなんですが、えええ?すげー、何この青色?四万湖なんですが、川の青を思い出すと、なるほど。でもうなるほど青いです。いいんでしょうか、こんな青でも。って思ってしまう感じ。
なんら準備していなかったので、コンビニまで寄って野反湖を目指します。前日通った峠をまた戻ります。腕が腱鞘炎になるくらいハンドル回します。
で、登山口。結構秘境です。山奥ですね~。野反湖を見ながら登山口へ。
ハンノ木沢。一旦下ってからです。川の水が限界まで透明。ほんときれい。
スタートが10時と少し出遅れているのでしっかり歩きましょう。
今年はどこも雪は少ないですが、ここはまだありました。アイゼンは不要で踏み抜きって感じでもありません。楽勝ですね。
少し歩けば、白砂山への稜線が見えてきました。いや~。初めて見ると結構いい感じの尾根歩きになりそうです。
ここからは少し緩い尾根歩き!ちょっと花の名前はわかりませんが、登山道に咲いてます。
登山好きで、そんなエベレストとか、クライミングとかしないって人は多いと思いますが、その中でも尾根歩きが好きって人はほとんどじゃないでしょうか。ずっと続く稜線の景観がほんときれいです。
ばっちり快晴じゃなかったのですが、それでも続いていく稜線を見ながら、最初はえ?あんなところまで?って思えるところへ歩いて行けるのはなんとも気持ちいいです。
ピークはいくつもあってアップダウンを繰り返しますが、手前の一番大きいピークが猟師の頭。
金沢レリーフを通過します。この金沢レリーフってなんだろうって調べてみると「金沢淳さんを偲んで作られたもの」らしいです。実際のレリーフは見なかったのですが岩にあるmたい。
いやー、いいもんです。
山頂から先へも稜線が続いていますが、ここから先は登山道がありません。なのでストップですね。
平日の静かな山歩きです。山頂の景色を堪能して下山します。
いきなり登山だったので、準備が今一つ。でも日帰りお手軽コースなので大丈夫です。リュックはロードバイク用の9L。水、補給食と防寒着はぎりぎり入ります。服はいつもと同じですが、まぁ山向きの服いつも来てるので。
困ったのが靴ですね。登山靴持ってきてません。でもMTB用に買ったハイキングシューズだったのでこれでよしとして来てみました。
結果、やっぱり靴は大事!ビブラムソールですが、裏がへにゃへにゃなので疲れます。あと滑ります。この程度の山が限界ですね。トレランの人と途中すれ違いましたが、トレラン用の靴ってどうなってんだろう?
戻りもアップダウン続きます。なのでコースタイムは行きも帰りもあんまり変わらないですね。小さいピークでもこんな感じ。
石楠花は3分咲くらい。蕾は真っ赤でこんな感じ。紙細工で作ったみたい。
そんなこんなで無事下山です。登り2:10くらいで、全部でトータル4:20くらい(休憩含む)でした。スタートが遅かったので、八間山は回りませんでした。でもよくコースタイム見ると八間山行ってもそんなに時間変わらないみたいです。行けばよかったと・・・。次回ですねぇ。
この時期もう少し雪が残ってる事が多いみたいで、そうすれば白砂山ももっといい雰囲気になっていたようです。でもどこまでも続く稜線を自分の足で歩いて進むのはやっぱり気持ちいいですねぇ。今日山に入ったのはおそらく10人未満。アクセスが悪くてマイナーなのですが、おすすめの山です。
野反湖回りや、特に八間山の稜線上にはシラネアオイが群生しています。
4時間ちょっとって言う短い山行でしたが、ほんと満足できました。登山道の入り口駐車場はとても大きくてきれいです。トイレもあって完璧!
八間山の登山口にも大きな駐車場があります。これは八間山登山口から続き登山道
野反湖
野反湖はほんと神秘的なブルーです。標高1513mのダム湖。信濃川から日本海にそそいでいるそうです。
帰り際、白砂川。やっぱり青いです。酸性が強いらしく昔は「死の川」って呼ばれたそう。
いやー、楽しかったっす。今日は渋川伊香保温泉へ。源泉かけ流しを堪能します。
しかしこのまま天気が続いていい感じだったんですが、恥ずかしい話、筋肉痛になってしまいました。翌日は妙義山の周りを自転車でポタポタしようと思ってましたが、これじゃぁ厳しいですねぇ。