お願い事が最速で叶うというピンクガネーシャを見にパワースポットのチャチューンサオへ。
1月24日から4泊6日でタイへ行ってきました。都合10回目になります。
一応海外なんですが、慣れてくるとあまり国内旅行と変わらないように感じてきます。パスポートは持ってる必要は当然ありますが、フライト降りてから、両替や電車なんかの移動ルートもだいたい慣れているのでストレスなく行ける国です。
去年の9月でカフェを辞めてからは、半分働いて半分遊ぶということを続けてます。
昔から考えてた理想の形なんですが、これを書いてる2月ではなかなか遊びすぎで少しお疲れ気味になってきたので、ペースを落とそうかなって考えてたりします。
で、今回のタイ。4泊と少し短めなんですが、行きも帰りも深夜便を選んでみました。バンコクに24日の早朝に着いて、28日の夜のフライト(日本時間だと29日の深夜)です。なのでまるまる5日間観光できる計算になります。
とはいえ、もうコロナ明け、去年から数えて3回目になるので、あまり回るところもないと言えばそうなんですよね。その意味では今回はあまり移動せずに脱力系の旅を目指してます。
巨大空港で、入国審査でそれほど時間がかかることはないですし、当日は早朝ですからいつもはスムーズなんですが、この日はむちゃくちゃ混んでて、1時間くらいかかってしまいました。
どうも後のニュースで、入国審査のITシステムがダウンしてたみたいで審査官が人手で対処してたそうです。審査官によって超早い人、むちゃくちゃ遅い人がいて、暇だから数えてたら、だいたい3倍~5倍・・。どこの窓口に並ぶかでずいぶん時間が違います。
この日最初に向かったのは、日本人には人気のピンクガネーシャ。
バンコクから日帰りで行ける場所なんですが、移動は少し面倒です。よくバスでの行き方が紹介されてますが、バスの時間が微妙(よく分からないし、正確じゃないことが多い)だったので今回は鉄道で行くことにしました。
鉄道はタイ国鉄の時刻表を見れば時間は分かりますし、多少の遅れはあっても、基本的に正確です。
空港で買ったお弁当。50バーツでしたが、駅の路上で売ってたのは25バーツでした。差はあまりなかったので知ってたら駅で買えばよかったかもしれません。
タイ国鉄の運賃はむちゃくちゃ安いです。国鉄だからってのはありますが、片道7バーツ(約30円)。
駅のホームでお弁当食べなたら待ちます。少しと言っても、4,5分遅れてるようです。
因みに、不用意に切符を買う時に携帯を置いたままに忘れてしまってました。弁当食べ終わったら携帯がないことに気づいて、頭が真っ白。データはバックアップから復元できるのですが、スマホがないと身動きが取れないので・・・。
かなり焦ってたら切符売りのオジサンが手を振って呼んでくれました。取っておいてくれてたんですよね。助かりました。
ホームからと、線路からぐいぐい乗り込みます。最後は、動いてる車両へ飛び乗ってました。
相変わらずワイルドです。
そして、目的の列車が近づいてきました。チャチューンサオへ向かいます。
改札は社内です。車掌さんが回ってきて、新しく座ってる人に向かって「切符出して」のジェスチャーです。大量に乗ってる時なんかよく覚えてるなぁって思ったりしますが、たまに漏れてる人がいます。ええ。様子を見てるだけで飽きないです。
こちらは大学があったので学生さんですね。下りなので席は空いてて、4人掛けシートにそれぞれ1人か2人で座ってます。
車両のドアはないので、走行中でも(やろうと思えば)飛び降りれますし、後ろの車両も扉がありません。
まぁそんな感じののんびりとしたタイです。
ラットクラバン駅からチャチューンサオジャンクション駅までざっと1時間。
まだブログにはあげてませんが、前回はこの先パタヤまで3時間ちょいかけて鉄道旅を楽しんでます。
駅を降りると、タクシーやらトゥクトゥクやらが営業してきますが、高いのでお断りしながらバスステーションを目指します。ちょっと面倒なんですが、10分くらい歩いた先になります。
こういう初めての土地での移動は全部GoogleMapを使うので、ほんとスマホがないと身動き全く取れないです。昔の時代だと地球の歩き方だけもって移動してたと思うのでほんと便利な時代になりました。
分からなかったらその場でネットで調べられますし、そうすると体験談とかいっぱい出てきますからね。
ここでバスではなく、ソンテウに乗ります。ソンテウは、ピックアップトラックの荷台を改造して人が乗れるようにした、タイではおなじみの乗り合いタクシーミニバスみたいなもんです。
行けばピンクガネーシャのイラストがあるので、すぐに分かります。ピンクか?って聞けばそうだって言うので間違いないです。
トゥクトゥクは基本タクシーと同じなので高いです。多分100バーツは超えると思いますが、ソンテウだと片道40バーツ。
ただ、時間が決まってるのと、人がいないと動かないのでその辺がネックですね。行きは2人でしたけど動いてくれました。
そして無事にチャチューンサオへ。
ピンクガネーシャと言うのは、正式にはワット・サマーン・ラッタナーラーム。パワースポットして人気らしく、地球の歩き方でも巻頭カラー2ページで写真が載ってます。
日本人からすると、ちょっとした遊園地に来たような感覚になりますが・・・。
おお、デカい・・・。
一般的な参拝を目的に2011年に建築されたそうなので、10年くらいで新しいです。タイでは世界遺産のアユタヤやスコータイなどの遺跡をみてきて、それは数百年前のものだったりするので、感慨深く観光してましたが、10年前の象なのでそれほど感動というか、感慨深いものはなく、若干一度は行ってみないといけない・・みたいなスタンプラリー的な気持ちで来てます。
「祈願成就までのスピードが大変速いご利益寺」だそうです。
ピンクガネーシャの周りはやはり小さい遊園地感がすごかったです。遺跡好きの私としては、まぁざっとみて帰ることにしました。
このネズミにお願いごとを囁くと、ネズミが代わりにピンクガネーシャにお願いごとを伝えてくれるらしく、それが3倍のスピードで成就するらしいです。行った時もみんなネズミに囁いてました・・・。
珍しく、日本語が聞こえてきたので、数人の日本人とすれ違ったみたいです。バンコク以外で日本人と会うことはめったにないので、やっぱりガイドブックに載るくらい日本人には人気なんでしょうかね。
交通の便が悪いので、今回ピンクガネーシャだけ見て戻りましたが、他にも似たようなガネーシャが2つあるようです。ソンテウの定期ルートにないので、トゥクトゥクかタクシーで行く必要があると思います。ちなみに田舎に来るとGrabは全く使い物になりません。Boltは使ってないので分からないですが、多分同じじゃないかな。
時間があるので、ランチ。商店街のフードコートのようなところなので味はごく普通。50バーツ。
ソンテウ乗り場に行くと、その時点で一人しか待っていなかったので、動かないらしく、減便になってました。待ってれば動いてくれるだけラッキーです。
ソンテウは屋根しかないので、走ってるときは風が気持ちいいんですが、欠点は排気ガスをめちゃくちゃ吸うってところですね。排気ガス苦手であればマスクは必須ですが、マスクしててもすごいです。私も途中でマスク付けました。
片道1時間の鉄道は車窓からの眺めで飽きずにすぐに戻ってきます。まずはホテルへチェックインします。
一度は見てみようと思ってたピンクガネーシャでした。バンコクからだと半日くらいで観光できるのでちょっとバンコクの喧騒に飽きたらおすすめの場所だと思いますが、遺跡とか、歴史ある寺院とかではないので、その辺は、好みが分かれるところかなと思います。
バスの行き方が紹介されてますが、鉄道だと時間に正確ですしソンテウも定期便になってるのでお勧めです。片道7+40バーツの47バーツ(約200円)で交通費はとても安く済ませられます。
今回の私の旅行は脱力系なので、まぁまずまずと言ったところです。
つづく。