魅惑のミャンマー!電動バイクを借りて快適に回るニューバガン。そして奇跡のサンセット。
2020/11/23
旅も4日目、バガン最終日です。
昨日はボロボロの電動自転車を借りてなんとかオールドバガンのハイライトを回ってきました。今日は昨日の夕方借りた電動バイクで回ります。
前回にも書いてるのですが、ツアーじゃない個人観光客はほとんどが電動バイクです。たまに馬車や自転車見かけるくらい。バイクはヘルメットなしで乗りましたが行かれる方は自己責任でお願いします。ヘルメット借りれるかどうかは、かぶってる人たまに見たので借りれるんじゃないかと思いますが、すいません分かりません。
昨日夕日がきれいだというシュエサンドー・パヤーに行ったのですが、修復工事で登れなかったので、ブログで調べて別の寺院へ行くことにしました。そこはたぶん大丈夫だと思います。
だいたい昨日だとバスセンターに6時についてそこから間に合ったので6時半くらいかな?
場所取り(笑)があるので暗いうちに出発です。ととと、昨日と違ってバイクなのでたぶん10分もしないで到着する予定。いや~楽だ。
ということで明るくなってから出発しました。
Bulethi Payaでサンライズ
場所取りって?って、こういう事ですね。到着した時点で一番上のテラスはいっぱいでした。
ここではお土産を売るお兄さんがバガンに入る時に払ったチケットの紙を見せてくれと言われます。
まずは2段目まで登ります。みなさんBulethi知ってるんですねぇ。
二人はずっとスマホみてますね。世界中どこ行っても同じですね。
日の出の時間よりちょっと早めにきて場所取りして正解でした!
待ってる時間は何もしゃべらずともこの場にいる人達の一体感があります。
空が赤くなってきました。この日も曇が広がってるので、微妙かな?
このBulethiですが、サンライズの方向には電線が伸びてるので写真的にはちょっとイマイチ。今日一日回って登れるスポット探していこうと思います。
雲に隠れてちょっと残念ですが赤くなったそらの左からのサンライズです。
寺院がはるか向こうまでずっと続くバガン。このサンライズが人気なのもよく理解できます。ほんとに何もない、寺院のみの景色。
ほんときれいです。
ちなみに、この写真の左にあるタワーを建てたのも世界遺産に登録されなかった理由の1つみたいですね。
雲の隙間から少しだけみえた太陽もまたすぐに雲に隠れていきました。でもなんとかサンライズ見れてよかったです。
余韻に浸りながら、みなさんわさわさ降りてきます。手前ではお兄さんの絵が売れました!たぶん価格交渉で買わないって言ってたお姉さんを追いかけてきて最終的に買うみたいです。よかったね。
一回ホテルへ戻って食事します。しかしバイク快適!超快適!ぷーんって10分かからず戻れます。昨日は自転車でこの往復だけでヘコヘコしてましたからねぇ。
ホテルはどこも朝食が付いてます。で、どこもバイキングでだいたいこんな感じ。
朝食食べて、さぁ、今日はいよいよニューバガンへ行きます!とまってるホテルはニャンウンウーなのでオールドバガンの先になりますね。時間があればオールドバガンに戻ってきて、昨日見れなかった寺院(平野の奥の方)も見たいと思います!
バイク快適。オールドバガンへ向かう途中。道路はデコボコ、穴だらけなので気を付けて運転しましょう!
ちなみに補足すると、バイクもボロボロですよ。ミラー折れてたりします。笑。でもバッテリーもずいぶん持ちますし、そもそもちゃんと進んでくれるのでそれだけでありがたいです。笑。
門をくぐってしばらく進むと、左にニューバガンへのマークがあります。
途中にあるこれ、ホテルみたいです。こういうホテルは要らないんでしょうね。大きなお世話だと思いますが。
現地の人はバイクが多いですね。みんなノーヘルです。子供も乗せます。4人とかで乗ってる場合もありますね。朝の学校。バイクでお母さんが送ってます。学校が一番きれい!
さてさて、ニューバガンをどう回ろうかと考えつつ、一旦、一番奥のローカナンダー・パヤーから戻りながら散策することにしてみました。
ローカナンダー・パヤー
ありました。最奥って言っても数キロですし、バイクだと10分くらいでしょうか。ほんと近いです。
ここも結構賑わってますね~。営業されないです。そうですね、振り返ると、昨日のオールドバガンでもそれほど営業はされなかったですね。
ローカナンダー・パヤーは川沿いにあるのですが、その向こうの山が見えます。
あまりカメラで撮らないようにしていますが、バガンはゴミ多いです。東南アジア特有の感じですね。
川岸もそうですし、町中も、寺院の中もゴミけっこうあります。
これは観光客なのか、現地の人なのか、でも熱心に掃除してる姿もみるのですけどね。
個人的にはこのゴミ、少なくとも寺院の中はない方がいいんじゃないかと思いますね。
ヤンゴンでもフツーに車の窓からがんがんゴミ捨てるので国民性もあるんでしょうね。
で、これがローカナンダー・パヤー。修復中なのがちょっと残念でした。
足場も竹で全部作ってるんですがよくできてますよね。階段も中にちゃんとあって上まで登れるようになってます。全部竹ですからね。
中は入れません。
屋台のおやつも美味しそうなんですけどね、どうしてもお腹が心配で手が出せません。
では北上しながら続けて散策してみます。
セィンニェ・アマ寺院とセインニェ・エィーマ・パヤー
寺院と仏塔で、11世紀のものらしいです。
ずっと気になってますが、遺跡にガツガツ電送装備をつけるのがミャンマー流
だんだん慣れてくるとガイドブックを片手にというよりもマークをみてよさげなところを回るようになります。バイクで機動力が高いので楽に回れます。また、未舗装の道路もガンガン入っていけます。
というのと、ガイドブックにはひととおり載ってるわけじゃないので、主要なところを抑えて、回ります。ニューバガンはオールドバガンと比べて見どころはそれほど多くありません。
Kyauk Myet Maw Stupa
これはマイナーだからなのかかなり壊れてます。修復が追い付いてないんですね。
もはや原型がどんな形だったのかよく分からないくらいに崩壊してますね。
見学している間、牛も進んできました。笑。また、牛が仲良く並んで食べてるのがかわいいですわ。
Soe Min Gyi Oak Kyaung
これもでかいです。修復中だけど、ここまでくるとこの足場で感激しちゃいますよ。
ちなみにミャンマーは犬が多いです。道路でもどこでもいます。
当然飼い犬じゃなくて野良犬。
でも面白いんですが、おしっことかうんこしてないんですよね。そして吠えないです。人間をよけてすごく自然に共存してます。
どうなってんだろ、ほんと不思議です。
お土産(絵)を軽く営業されましたが、断りつつ、この子がかわいいので写真を撮らせてもらいます。
SMILEって言ったらお母さんがお菓子の袋を差し出して、子供もにっこり!
ひととおりチェキ撮ってあげて、最後家族写真です。いい笑顔です。チェキのおかげでとってもフレンドリーになれます。
ナガーヨン寺院 Naga Yon Temple
でこれがナガーヨン。ミィンカバー村で最も美しいと言われているらしいです。
中に入るとおそらくその当時のままですかね。オールドバガンは床とかきれいにされてるところ多かったのですが、ありのままって感じがします。
ミィンカバー村の中心まで戻ってきました。ここがニューバガンの一番の繁華街です。
そうなんです。ちいさいんですよね。そういう意味で言えば、宿泊、拠点はニャンウンウーしかないと思います。(リゾート気分を味わうならオールドバガン)
マヌーハ寺院
復旧中なんですが、荷揚げしてるのは鉄筋ですね。これがダメな復旧ということでしょうか。確かに11世紀に鉄筋はないでしょうし。
裏に回ります。裏には寝仏があるらしいです。でミャンマーの若者が撮影中でした。Instaかな?結構ポーズ決めてましたね
ナンパヤー寺院
ナンパヤー寺院はマヌーハ寺院の左となり少し進んだところにあります。
これシンプルですよね。でもなにか惹かれる美しさがあるような気がします。
Gubyauk Nge Temple
Loka Oakshaung Temple
手前のお土産物やさんでスカートを買え買えって言われるんですが、スカートは要らないんですよねぇ。で男の子の写真チェキで渡してあげました。
ちなみに、落書きもいっぱいあります。笑。生活の一部ですからね。
ここも中をぐるっと回れます。と、先ほどの男の子が、チェキがお気に入りだったらしく、後ろからくっついてきて、中を(ミャンマー語で)紹介してくました。言葉が分からないので何言ってるか分からないのですが、ジェスチャーは完璧でしたね。ほんとかわいかったです。
お気に入りのチェキを見せてもらってるところ。おかあさんのも全部持ってました。笑。
チェキ撮ってあげたおかあさんがこれ、登れるよ!って教えてもらったので、登ってみましょう。
なかなかいい眺めです!よし、今日のサンセットはここにしよう!
ニューバガンの奥から散策してましたが、もうオールドバガンまで戻ってきてました。昨日みた寺院がちらほら見えますね。
これは名前は分からないのですが結構でかくて迫力ありました。残念ながら入れません。
ダヤマンヂー寺院
もうほぼオールドバガンまで戻ってきました。昨日回れなかった、平野の奥部へ行きます。
でかい・・。でも解説みると未完成だそう。そして暗殺処刑などの文字がならんで夜は幽霊がでる噂とか・・・。
見ての通り、表も裏も全部彫られてます。よくみるとすごいな。
外から見ると完成しているようですが、確かに壁の小窓のところに仏像が入るはずのままなにも入ってないですね。
スラマニ寺院
そして今日前半のラストはスラマニ寺院。1183年の建設。フレスコ画がよい状態で残ってるとのことです。
入って正面にいつものように仏像がありますね。でその横からいつものように周回してみたいと思います。
最初気づかなかったんですが、足でした。カメラの性能で明るく取れてますが、実際は暗くてあまり見えてないです。
フレスコ画って漆喰を壁に塗ってそれの乾かないうちに水性の絵の具で直に書かれた絵らしいのですが、900年前の絵がこんなにきれいに残ってるってすごいですね~。
残念ながら壊れてる部分もありますが、全体的に8割くらいはきれいに残ってると思います。
ニューバガンから戻ってきて最後はオールドバガンの平野の奥まで見てきました。
全体通してみて、やっぱり見どころはほとんどがオールドバガンの方ですね。日程がすくない場合はオールドバガンだけでも十分だと思います。
今回は晴れでしたが、やや雲があったので歩きやすかったです。ムリすればオールドバガンで1日で回れるでしょう。
バイクで戻ってくると、お店のおっちゃんがいました。いつも笑顔です。最後サンセット見に行くからって伝えると、それまで充電しておいてくれるとのこと。ほんと助かります。でもバイクのバッテリーはこれだけ動いてもほとんど減ってなかったです。快適でした。
ホテルへ戻ってちょっと休憩して、夕方に備えます。
と思ってても暇なので、ニャンウンウーの町をプラプラ散歩してました。
家が並んでるんですが、ここの家に住めるのはいい暮らしだと思います。オールドバガンやニューバガンの寺院の間にある家はほんとアフリカみたいなところに建ってるので、電気も水道もないと思いますし。
奇跡のサンセット
ではではサンセットを見に行きます。お昼にチェキ撮って遊んだあの寺院へ行ってみることにします。
途中、何かのお祝いなのか、きれいな花をつけられた牛が行列で歩いてました。
サンセットを見る場合、できれば30分前~1時間前には到着しておいた方がいいと思います。場所取りもありますが、雲が下の方に広がってると予定時間より早い時にサンセットになってしまいますので。
テラスに座って、何も考えずに、ひたすらサンセットに見入ります。充実ですね。
その後、当然のようにおなじおかあさんにスカートやパンツを勧められますが、最終日でお金ないからごめんねって断ります。
でもどうしても買ってほしいって言うので、このサンセットを見れる場所を教えてくれたお礼もあって、はがき2000k(10枚入り)を買いました。
チェキとってあげた子はもう家に帰って寝てるって言ってました。お姉ちゃんかな?少し大きめの子もチェキを撮ってあげて戻ります。
こんな感じでみなさん集まってきてて、ぞくぞくとお祈りに行ってました。本当に根付いてるんですねぇ。
ホテルへ戻ろうと思ったのですが、最後だけライトアップを見ようと、ニャンウンウーにあるティーローミィンロー寺院へ行ってみることに。
こちらも人は多くないですが、みなさん来てました。ライトアップきれいですね。
僧侶もスマホで写真撮りまくってました。時代ですね。
さてさて、ホテルへ戻り、バイクを返します。明日の予定を聞かれたので、もうヤンゴンに戻るって伝えると、バイク屋のおじさんが、じゃ空港まで送るよ。5000kで。
おおー、そうですよね!相場通り。お願いします!って9時の時間でホテル前約束します。
食事は、昨日と同じところ。(ちなみにランチも同じところ行きました。)
この日はちょっと油断しました。そのまま帰って寝たのですが、はい、お腹壊してしまいました。ポークカレーなのか、昼から結構ビール飲んだからなのか?疲れか、分かりませんが、油断大敵、正露丸のんで明日の移動に支障がないことを祈ります。
さてさて、2日間のバガンの旅も終わりで明日はいよいよヤンゴンへ戻って帰国になります。お腹心配ですが、もう少し続きます。
ホテル = ニューバガン = オールドバガンめぐり
4日目の旅の費用
おみやげ 2000k
食事 12500k
合計 14500k(1261円)レンタルバイク代は昨日支払い済。