世界唯一の大陸縦断鉄道「ザ・ガン」に乗って車窓の景色とレストランでの食事を満喫。

少し前の旅行記になります。去年(2023年)の7月31日から8泊9日でオーストラリアへ行ってきました。

大陸って、オーストラリア以上に大きな面積をもつ陸地を「大陸」と呼ぶそうです。なのでオーストラリア大陸が一応一番小さい大陸になる訳ですね。ともあれ、世界唯一の大陸横断鉄道となるザ・ガンです。（細かいですが、正確には南から北までいくので大陸「縦断」鉄道になるんでしょう）

初日午後に乗車してからは、ノンビリ車窓を眺めてすごします。ちょっと困ったことに、車内アナウンスの英語がほとんど聞き取れません。車掌さんなのか、ノリノリでしゃべってるんですが、なんでしょう、ラジオでガンガンしゃべるくらいのスピードなので、集中して聞かないとダメですし、それでもなかなか聞き取れないんですよね。

まぁそれでも何とかなりました。

ちなみに出発地のアデレードは南端で、季節は冬。日本と真逆です。そして終点のダーウィンは北端で季節は夏。むちゃくちゃ暑いです。この気温差もすごいです。

部屋は2人部屋と1人部屋があって、2人部屋の場合にはトイレシャワーが中についてます。ちょっと狭いですけど、使う分には自由に使えるので便利ですよね。

1人部屋は部屋だけで、通常はソファーで、夜はベッドになります。ベッドになると横にカバン1つおけるかどうかってくらいのサイズです。トイレ、シャワーは別になります。

と言っても、各車両にトイレ2つとシャワー1つあるので、全く困らないです。しかもシャワールームは着替え用の部屋とシャワー室とあって、ホテル並みの広さでした。

シングルは両側に部屋がある感じです。

そしてほどなく昼食です。昼食は時間帯が決まっているので稀に少し待つ時もありますが、食堂車に行けばそのまま席に着けます。これもすごくよかった。

そして食堂車の手前の車両がバー車両になってて、スナック類とアルコール含む飲み物が食べ放題飲み放題です。

いや、ほんと至れり尽くせりですね。

アデレードを出てからは草原の中を走ってましたが、車窓の景色もだんだんと変わってくるのが面白いです。

走ってる車内からの景色なのでうまく撮れなかったんですが、夕日。

羊さんもいたるところに。

夕方を超えると、草原から少し荒野っぽくなってますね。GoogleMAPで今の現在位置を見ながら楽しんでました。

そんな感じで車窓からの眺めを楽しんで、のんびり過ごして、夕食です。

夕食のメニューも、毎回いくつかのパターンから選べます。

初日はこんな感じです。

で、2泊3日なので3日間こんな感じかと言うと、2日目と3日目、それぞれ途中駅で一旦停車して体験ツアーに参加することができます。例えば2日目は7種から選べました。出発前1ヶ月頃に公式サイトから事前に申請しておくんですが、一応申請通りになってました。

この体験ツアーもザ・ガンの乗車料金に含まれてます。一応ツアーの中でもヘリコプターフライトとかは別料金でしたけど。

私の明日2日目のツアーはウエストマクドネル国立公園。目玉は「シンプソンギャップ」という巨大渓谷です。

車内では各部屋で音楽を聴くこともできるんですが、私はずっと車窓を眺めてます。楽しいですよ。

別途の寝心地はどうでしょう、これは人によってはやはり振動があるので寝れない人もいるかもしれませんが、私はぐっすり寝てました。笑。

つづきます。

 - 4.オセアニア オーストラリア, 鉄道, 風景