戦後の木造復元天守では日本最大級を誇る城郭建築で復元した白石城。
2021年7月17日の記録。過去記録なので簡略化して書いてます。
仙台城・瑞鳳殿の後は同じ宮城にある白石城(しろいしじょう)へ。
お城はだいたい別名があるのですが、白石城の別名は益岡城または桝岡城というらしいです。
仙台藩の南の要衝の位置にあって関ヶ原の戦い後、明治維新までの260余年間、伊達家の重臣片倉氏の居城となっていたそうです。
残念ながら他のお城と同じく明治時代に解体されていますが、平成7年に復元されています。
平成7年の復元って、言うとそれなりに最近なんですが、この白石城のすごいところは、木造建築で復元されているところなんですよね。
天守閣などが復元される場合はだいたい鉄筋コンクリート作りで、中に入るとデパートみたいになってるお城がほとんどなんですが、木造復元ってなかなかに珍しいです。
白石城のHPを見ると、建築基準法では13メートルを超える木造建築を建てることが禁じられているらしいのですが、建設大臣特別認定を受け、建てることが実現したそうです。
まだ復元からそれほど時間は経っていないのですが、この先100年、200年と保存されていけば、それはそれでまた素晴らしい史跡になるんじゃないかと思います。
以前行った四国の大洲城も当時の図面を忠実に再現して復元したお城でした。
愛媛は大洲。伝統技術を忠実に再現して復元された大洲城と、粋を極めた臥龍山荘へ。
だいぶ前の旅行記になりますが、これで東北旅行は終わりで帰京しました。で、次は九州へ。
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2.東北 続日本100名城