車旅3)岡山観光。奇岩絶壁の豪渓、詳細不明な鬼ノ城にきび団子の吉備津神社へ。
車旅の続きです。 第3回目「広島~山口~島根~岡山(4泊5日)」の4日目です。
朝は島根から移動して、備中松山城を見てきました。ここから岡山観光なんですが、結構見どころが詰まってました。
豪渓
向かったのは、豪渓。川沿いの景色が素晴らしいところですね。ちょっと分かり辛かったりしましたが、なんとか駐車場へたどり着きました。川沿いを散策していく感じになってます。
上を見上げると、「奇岩絶壁のいかつい岩石美」とあるような景色がありました。おお、これか?ってすいませんよく分からず、特に案内板がある訳でもなくその辺をうろちょろ見てきました。数組他の方もいましたが多分同じように歩いていたので合ってたんだろうと思ってます。
ブログを書くので調べてみると、「天柱山・剣峰など」って名前が付いてる岩もあるようなんですが、やっぱりどれがどれだか分からずです。散策してきたところが豪渓としての見どころだったのは合ってました。
しかし紅葉の名所って書いてある通りです。このブログを書いてる頃はもう紅葉してるんでしょうかね。近くだったらちょっと行ってみたいかなぁって思いますね。
見晴台みたいなものが見えたんですが、下の道路まで行くと「登山禁止」ってあったので今は登れないんだと思います。たぶん。
国指定名勝地で、岡山県を代表する名勝地ってあるので、それなりに楽しめました。案内看板くらいあればいいんですけどね。
と、自然を満喫して、向かったのは、鬼ノ城です。
鬼城山(鬼ノ城)
ここは、ちょっと行くのが大変でした。細くて離合ができない山道が続きますので運転は注意しないといけないですね。私は、登山の時はこんな道ばかり行くので慣れてると言えば慣れてるので問題はなかったです。山頂付近に着くと広い駐車場があります。そこから歩いて向かいます。
ここはお城と言えばお城で、日本100名城にも指定されているんですが、ちょっと不思議なところで、「歴史がいまだ解明されていない謎の山城」と言われてます。
戦国武将たちが建ててきた城とは違って、古代山城ってあります。「大和朝廷によって国の防衛のために築かれたとされる古代山城」らしいです。大和朝廷時代のものなので見えてるものは基本すべて復元されたものですが、ここの広大な敷地に確かに城があったんだという想像でも悪くないですね。ちょっとした浪漫みたいなものを感じます。
特に資料があったわけでは内容なので、すべて「想像」での復元みたいです。それにしてもこのマークみたいなものは何だろう?
ぐるっと回るウォーキングコースもあるようでしたが、他も遺構と言うかほぼ何も残っていないところなので、この後展望台だけ寄って戻ります。ちなみに建物の中には一切入れません。
一通り写真撮り終えて、展望台へ向かいましたが、あぁ、この眺めですね。お城の規模が分かるというか、雄大さを感じる山の景色に溶け込んでいて、そこから見えてた景色から国防を担う城だったという想像をしたんだと思います。
誰が何の目的で建てた城で、どういう歴史を作ったのかって知りたくはありますが、たまには、全く謎っていう城もいいかもしれません。日本100名城のスタンプを集めている訳じゃないんですが、なんか順調に回ってる気がします。笑。
豪快な自然と大和朝廷時代の山城を巡って、続きは吉備津神社です。
吉備津神社
吉備津神社の吉備ってことで吉備団子の神社です。桃太郎の鬼退治で有名な所と言えば、親近感がわきます。
北随神門。新しいようにみえて室町中期の再建だそう。
先へ進むとすぐに本殿があります。
本殿・拝殿は国宝で、室町時代応永32年(1425年)再建だそうです。
そして何より廻廊。天正7年(1579年)再建、全長360mにもなるそうです。ちょうどいいタイミングだったのか誰もいなかったです。
自然のままに作られた廻廊で、なんとも美しいかなと思います。桜が咲けば絵になると言うか絶景ですね。
外から見てみると、奧に南随身門が見えます。これがなんと吉備津神社の最古の構造物だそうです。延文2年(1357年)再建。
戻って、拝殿、本殿を再度見てみました。
樹齢600年と言われるイチョウのご神木。
いや、きれいでした。
さてさて、だいぶ回ってきたので、この日泊まる予定の岡山市内へ戻ります。
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