台湾。平溪線でローカル線ぶらり。菁桐、平溪駅、そして十分駅で十分大瀑布を見る!
2020/11/23
台湾旅行の2日目です。
初日は、鉄板の観光地の龍山寺、台北101、士林夜市へ行ってきました。
2日目、さてどこに行こう!って考えつつ、朝決めて出たのは、台湾ローカル線の旅です。
で向かったのは、平溪線(ピンシーシエン)という路線。これもメジャーと言えばメジャーなんですが、ちょっと台北から出てみようって事ですね。
今日もバスに乗って行きます。ホテルの目の前にもバス停ありますし、結構便利でした。駅までは10分弱歩かないといけないので不便かなと思ってましたが。
空いてて座れますし、エアコン聞いてますし、時間に正確です。
で、気づいたのが、台湾の人ってかなりセッカチかなと。前の停留所を出るとほぼみなさん立って、ICカードのタッチをして降車の準備をしてドアの前に立ってます。
これ、ご年配の方もみなさんなのです。日本だと、止まるまでお待ちください。って感じですけどね。笑。
途中、セブンイレブンのATMでキャッシング。画面メニューが中国語だったのでちょっと戸惑いましたがなんとか出金できました。
で、ここからがちょっと戸惑ったのですが、平溪線のスタートは瑞芳駅が始点になるのです。で、そこまで何のためらいもなく地下鉄の駅に行ってみます。
う~ん、GoogleMAPの表示と違うので、駅員さんに聞いてみますが、英語がNGで、身振り手振りでどうやら違うと。ここは地下鉄だから、あっちの方面だってことに。
なるほど、日本で言えばメトロとJRの違いか!?
そして、分かったのは、ここは松山駅。笑。日本の松山と交流があるようです。
ここで切符を買うのに手間取ってしまいます。初日に買ったフリーパスはいわゆる地下鉄+バスの乗り放題なのでそのフローパスが使えず、切符を買わないといけません。
自動販売機みたいなものがあったのでそれを扱っていたのですが、う~ん、買えない。
最後はおとなしくインフォメーションで聞いて、窓口で買いました。瑞芳駅まで80ドル。安い。
蒸すけど時間あるか?って聞かれて、OK。でも列車来るから少しだけ。って伝えてたつもりですがなかなか10分くらいかかりそうで、途中で切り上げてもらいます。笑。
でギリギリホームへ走っていくと、目当ての列車は15分遅れ。なるほどね!
ま、でも間に合ってよかったです。ちょっとホームで朝食を食べさせてもらいます。
いろんな列車が走って行くのですが、行先が分からないので遅れてる4152の列車を待ちます。駅員さんにも確認してみました。
ちょうど4152が来たんですが、先頭車両の上に列車番号が書いてあったので分かります。車掌さんも向こうの方から大きなジェスチャーで教えてもらいました。優しいなぁ台湾の人は。
で看板に向かって、平溪線に乗り換えです。
平溪線なんですが、結構な観光列車というか観光地行きの列車みたいで行列になってました。乗り換えはホームの移動だけです。
トレッキングのスタイルの人も多いですし、サンダル履いてますが、ビニール袋に水筒持ってる人もいますし、大賑わいですね。ギリギリ座れるくらいかな。
みんな楽しそうで、ちょっとテンションが上がってます。
切符は瑞芳駅までしか買ってないのですが、駅員さんは到着駅で払って!って言ってた(はず)なのでそのまま乗ります。その辺は日本と同じですかね。
向かったのは、終着駅の菁桐駅(ちんとん)感じが難しい・・・。
途中メジャーな観光地があるのでそこで結構な人数が降りていくので、最後まで行くのはほんの10%くらいでしょうか。
車両にはトイレも付いてるので安心です。和式ですが、とってもきれいでした。
まぁ、どうせかみさんと二人ですし、誰にも気を使うこともないのでニンニクかじりながらソーセージを頂きました。ニンニクがピリッとして美味しい!こんなニンニクの食べ方は初めてですが、なかなかいいですね。
次の列車は約1時間後。ちょっと興味本位で隣駅の平溪駅まで歩いてみることにしました。ガイドブックには歩いて30分程度って書いてあるので、まぁ近いんですかね。
赤い橋があって、そこに通常は竹の筒がいっぱいぶら下がっているようなのですが、撤去されたばかりなのか数本しかありませんでした。
しかしこの植物は南国ですよねぇ。で、確かにむちゃくちゃ暑い!
平溪駅までは、ほぼ想定通り30分くらいでした。線路沿いを基本歩いていきます。
なんで歩いたかって、なにか面白いものでもあるのかな?って感じと、普段の生活の雰囲気を見ながら歩いてみたいなって事もあったのですが、なにせ猛暑で、特に何もなく、ひたすら道路を歩くだけでした。笑。
いやいやこれはまったくお勧めできません。素直に列車にのって戻りましょう。笑。
平溪駅周辺。坂が多い。暑いので動きたくない・・・って感じです。
アイスクリーム屋さん。
クレープに、ピーナッツの削ったのをのせて、(お好みで)パクチーを入れて、アイスクリームを2つのせて出来上がり!
ピーナッツは、カンナみたなもので削ってました。パクチーは・・・入れなきゃよかった。パクチーは大好きなんですが、アイスクリームとは合わないような気がします。
ここのお店オリジナルかと思って食べてみましたが、この後回る観光地では何度も見たので定番のスイーツのようです。
ちなみに周遊券というか乗り放題の一日周遊券があるのでそれを買ってます。80ドル/人。
ここでは、線路から天燈(ランタン)を上げるのが名物らしいです。
願い事を書いてそれを上げるんですね。これどこに行くんだろう!?
そんなこんなで待ってると列車がきました。この鉄橋の上を走る列車をみるのも名物だとか。
とにかくみんな撮り鉄です。笑。全員スマートフォンで写真撮ります。
で、次に向かったのは、行きで見たあの駅、そう、十分駅です。ここが一番の観光地みたいですね。
一斉に降りるのでまぁ、ここからは人、人、人です。昨日の夜市なみですかね。
かみさん曰く、やっぱりアジアは人と人の距離が近いよね。って。そんな感じですかね。
十分駅で何をするかは特に決めていなかったのですが、滝があるってガイドブックに書いてて、歩いて行けそうなので行ってみることに。
台湾一の滝だそうで、十分大瀑布。台湾のナイアガラと言われてるそう。
でですね。まぁ、これがアジアか!って言う名所というか、線路にも人、人、人ですね。天燈はこっちがメジャーというかメインだったみたいデス。そりゃもうガンガン上げてます。
一応、線路へは入るなって看板もありますが、そんなの関係ないですね。これですからね。なかなか面白かったです。
でも、川岸とか山の中とか回収ができないようなところにもいっぱい落ちてたんですけど、どうするんだろ?
そんなこんなで展望台みたいなところまで歩いてきました。ここが起点になるのかな?
そこから遊歩道の起点みたいな感じで歩いていきます。途中大型の観光バスもいっぱい止まってたので、皆さんバスで来るみたいです。猛暑なのでか、駅から歩いてる人は少数派だったと思います。
橋が見えてきました。今度は線路の上を歩いてるわけじゃなくて、橋の隣に線路があるようです。
これか?瀑布って感じでもないですが・・・。列車から見えていた滝はこれだったのですが。
線路の先に神社みたいなところがあるようでみなさんそっちに歩いて行ってるので、私達も行ってみます。
どうやら勘違いしていたらしくその先があるようでした。大瀑布って看板が出てました。
ナイアガラの滝は見たことないですが、まぁサイズ感は違うとして見ごたえは十分ありました。十分駅なだけに。笑。
確かに見ごたえはあるので、平溪線に乗ったら十分駅は外せないですね。お勧めです。
でも歩いていくのは往復1時間くらいかな。暑かったので水分補給お忘れなく。
ちょっと写真が多くなったので、2日目は続きます。