奇跡のスリランカ。スリランカらしい古都キャンディでトゥクトゥクの兄ちゃんと仲良く観光。
2024/02/21
スリランカも6日目。今日の夜はキャンディに泊まって明日には帰国になります。文化三角地帯のアヌラーダブラから始まって、ミヒンタレー、ダンブッラ、シーギリヤ、ポロンナルワとずっと観光してきてもう満足度は120%です。
この日にミネリア国立公園を入れようかと考えてましたが、さすがにサファリ2回は贅沢しすぎかなと考えてキャンディ泊にしました。
なので行き当たりばったりの旅行ですが、最終的な6泊8日の日程はこんな感じです。
1日目)成田からコロンボフォートへ。
2日目)アヌラーダプラ遺跡観光
3日目)ウィルパットゥ国立公園、ミヒンタレー
4日目)ダンブッラ観光、シーギリヤロック
5日目)ポロンナルワ
6日目)キャンディ
7日目)キャンディからコロンボ経由で帰国
世界遺産ではゴールもありますが、今回の旅ではあまり海には興味がなかったので行きませんでした。まぁゴールまで行くとちょっときつい移動になりますので。
移動はすべてローカルバスを使ってるのでとっても安く済んでます。
昨日ポルキリでちょっと食べ過ぎだったので、今日はどうかな?とドキドキしてましたが、今日はロティ。これもうまい!量はちょうどよくて助かりました。そしてスリランカティーも最高ですね。
このホテルに2泊しましたが、宿泊がRs.5508(1泊換算で2,100円)朝食付き。もちろん個室、ホットシャワー付き。
なかなかリーズナブルです。クーラーはですねぇ、基本要らないですね。シーギリヤでは朝晩は少し冷え込みます。アヌラーダブラでは暑かったですが、基本別途の上に扇風機がありますのでそれで私は十分でした。
今日もバスで行きます。ダンブッラを経由してキャンディまでです。
一応バスの時間を聞くと8:15には来るよって言ってたので一応時刻表みたいな決まりがあるようでした。笑。
朝だからか通勤通学の人たちを載せて結構飛ばしてバスが走ります。
ダンブッラまでって言っていてたぶんダンブッラ行のバスなんだと思いますが、いつものように車掌さんにお前はここで下りろ!と指示されます。お?ダンブッラ?って聞くと、そうだって。
で、降りると、キャンディーって叫んでます。
で出発直前のキャンディ行のバスの車掌が私にこれに乗れって。キャンディ行くの?って聞くと、そうって。もうみんなにガイドされてるみたいデス。こんな国あるんだね。
とにかくダンブッラのどこで下りたかもよく分かりませんが、あっという間にキャンディ行へ乗り換えできました。笑。
シーギリヤからダンブッラまではRs.35、30分くらいです。ダンブッラからキャンディはRs.360で2時間くらいかかりました。
キャンディ行バスはエアコンが効いていたのでちょっと割高なんだと思います。ダンブッラからの距離は70km位ですね。
そしてあっと言う間というか、まったく苦労もトラブルもなくキャンディに到着。
左奥がバスターミナルです。
キャンディで何するか?って何にも考えてなかったんですが、一応、ここだけはってところで仏歯寺に行きます。
さて、ホテルに行くか、仏歯寺に行くか?ホテルはここから歩いて10分位のところなので一旦チェックインしてもいいのですが、トゥクトゥクのお兄ちゃんに営業されてました。
仏歯寺までRs.150。まぁそんなもんか。で、ホテルまで送ってもらうことでRs.300で交渉。
お兄ちゃんが中に入るのか?入るとRs.1500だぜ(高いぜ)?って。まぁここまで来て1000円ケチって中に入らないってのはないですし、ここはスリランカを代表する仏教寺院なので入ります。
トゥクトゥクのお兄ちゃんに12:00に同じところに迎えに来たもらうってことで、バックパックはトゥクトゥクにおいて出かけます。お兄ちゃんにいいやつばかりじゃないから中に入ったら気を付けな!って言われて、お前はいいやつか?おー。って握手して別れます。
ちなみにちょっと長めの短パン(膝が隠れるくらい)でOKでしたが、ちょっとギリギリだったかもしれません。
チケットセンターは向かって右の方にあります。お兄さんに言えばRs.1500払ってチケットをもらえます。まぁ自動販売機なんですが、丁寧にやってもらえます。
仏歯寺はその名前のままに仏歯が奉納されているとされている寺です。仏教とにとってはとっても重要なところだそう。紀元前543年にインドで仏陀を火葬した時に手に入れた歯をアヌラーダブラに奉納してから、巡り巡って、今はキャンディに奉納されているとのこと。
そう、仏教徒にとってはとっても重要なところなんです。なので世界中から集まります。
で入口です。見ての通り99%はローカルの人で、いかに信仰されているかってのがよくわかります。
2階に上がってみます。2階の熱気はすごいです。周りにみなさん座ってずっとお祈りしてます。
そして正面の献花台のところ。もう人人人で大変なことになってます。みなさん本当に真剣にお祈りされてます。
なので写真撮影可と言えども、やっぱり写真撮ってる私はちょっと浮いているので早々に降りることに。
観光地というか、むちゃくちゃ現役の信仰対象のお寺なのでちょっと入って写真撮るってのは似合わない場所ですね。強烈に感じます。その意味では外から写真撮るだけでも良かったのかもしれません。
トゥクトゥクのお兄ちゃんとの待ち合わせ時間までまだ少しあるので、気持ちよさそうな東屋のようなところで休憩してみます。
出るとこんな噴水がありました。イギリス時代の名残かな?いきなりヨーロッパ風ですね。
さて、約束の12時になりました・・・。
ほんとに来るのかな?ホテルまでの送迎含めてRs.300払ってないから来るだろうけど。
ほんとかな?来なかったらどうしよう。バックパック預けてるし。連絡先しらないし。
12時過ぎました。
う~ん。
12時10分。
あ、やられたかな?パスポートや現金、貴重品はすべて持っているので帰国できないとかはないですが、バックパックに入っていてなくなると困るもの・・、パソコンと望遠レンズの2つかな。
パソコンは痛い。仕事で使ってるやつだし。どうしよう。警察かな?
う~ん、
来ました。おーい、おせーよ?って言うと、いやいや5分だろ?って。いや15分位だけど。まぁ来てくれたからいいか。
次回から、どんなにいい人に見えても、何らかの理由付けてバックパックは持ち歩くようにしようと誓いました。笑。なくなるとシャレにならないので。
まぁ、今回はよかったです。
一旦ホテルへ戻ってチェックインするのですが、もう一か所行きたいところがあって、それはゾウの孤児園です。トゥクトゥクのお兄ちゃんに聞くと、先週行ったけど最近ゾウいないよ?子供のゾウがデカくなってるのとパレードとかで出払ってるんだよ!
まじで?で、代わりに紹介されたのがMILLENNIUM ELEPHANT FOUNDATIONってところ。孤児園は見るだけ、こっちは触って乗れるぜ!って。一応地球の歩き方にちいさくのってるNGO施設の事なんだと思います。
で、さっきの送迎のRs.300を含めて合計でRs.2500でどうだ!と。その代りキャンディの観光地は全部回るぜ!って。まぁ高い気もしますが、ELEPHANT SAFARISまで片道40km弱、往復100kmですし、まぁそれほどべらぼうでもないので、その提案にのって行くことに!
まぁ、結果、6時近くまでかかったので仏歯寺まで含めると6時間くらいいろんなところに連れて行ってもらってまぁ正解でした。その間ずっと兄ちゃんといろんな話ができてそれはそれでとっても面白かったです。
では俺たちのジャーニーの始まりだ!って言ってました。笑。
基本ほとんどガイドブックに載ってないです。
昔の機関車が展示されてます。
景色のいい峠道で、ここが撮影スポットだよって。なんだか向こうに見えるのはシーギリヤロックか?なんて冗談を言いつつ。
なんだかんだ、1時間以上かかったかな?無事MILLENNIUM ELEPHANT FOUNDATIONへ到着です。ゾウに乗る時間とかで値段が変わってくるのですが、一番安いのでRs.2000で、それでOKです。
そしてこれが歯。1本です。持ったけどちょっと思い。すごいね、ゾウ。
ゾウは頭がいいってのは聞きますが、脳みそは体にしては小さいけど、十分でかくて、なので賢くて忘れることがないそうです。え?そうなの?じゃ私と会ったことは一生忘れない?だそうです。
ゾウに乗った感想。ゾウはあったかい。体温を感じました。笑。
次にゾウを洗います。毎日30分くらい洗わないと虫が付いちゃうんですって。
大変ですね。この後はぞうのうんこを使って(まぜて)紙を作る工場を見学します。
でもちゃんと殺菌しつつ、パルプと混ぜるのでちょっと入ってるって感じなんですね。混合の割合は聞いてないですけど。
全部手作業だったのでちょっと大変そうですが、その分高く値段付けて売れればいいのかな?
最後はここでノートにしたり、箱にしたり加工してます。で、最後にショッピングです。まぁお決まりのパターン。
で一応お土産にノート1冊だけ買いました。小さいノート1っ冊でRs.750なのでかなり高め。トゥクトゥクのお兄ちゃんにバックマージン入るのかな?なんて考えてましたが、まぁ楽しい旅だったのでその辺まで気にすると何もできませんからね。
最終日なのでちょっと羽目をはずして。
おばちゃんがカンカンって切れ目入れて、ストロー入れてそのまま飲みます。おいしい!でもぬるいので冷えてたらいいのに。笑。
で、内側のゼリーみたいな部分を削いで食べます。
兄ちゃんは1日1個食べるそうです。健康になるぜ!って。日本にはココナッツあるのか?ないよ。えー、スリランカは至る所ココナッツだらけだぜ!って確かに至る所にできてます。木に登って食べるそう。
これもうまい!ちょっと塩かけて食べるととっても美味しい!なので結構食べました。
ちょっとお腹が心配ですが・・・。
日本人だって言うと、日本語喋れるという(横浜に住んでた)このおじさんがアサインされて、説明してくれます。でも日本語半分くらいしか聞き取れない?英語でお願いしたいんだけど・・・、って言ってみるものの日本語で継続です。笑。
なんと年齢は82歳だそう。スパイスを飲んでるので元気もりもり、肌もきれいだって自分で言ってました。確かに80オーバーには見えないかな?
まぁこのスパイス屋さんがちょっと曲者で、カレーとかに使うスパイスを売ってると思いきや、髪の毛の薬とか胃腸薬とか加工品になってるんですねぇ。なので要らないって言ったら、なんか買ってくれって帰してくれません。
怒りにまかせて、I don’t need it.って言っても手を放してくれないんですねぇ。かなり険悪になりましたが、最後はRs.1600の値札のスパイスティーをRs.500でゲットできたのでよかったかもしれません。
私は気にしませんが、皆さんお土産物屋さんではご注意を。笑。
そして行きたかった紅茶の工場。お土産は紅茶を買いたいと思っていたので。
まぁ、このお姉さんであれば、紅茶買わないからって腕掴んで離さないとかはないでしょう。笑。
最初はこの茶葉で、加工の過程によって黒、赤、緑なんてなるんだよって。
最後は機械で色別に自動で割り振られてかごに落ちてきます。さっきのゾウのうんこを使った紙工場とはうって違って機械化が進んでます。まぁ世界中に出荷されてますからねぇ、スリランカの紅茶は。
これが作ってる紅茶の種類。GREEN TEA (SENCHA)ってのもありますね。右下がDUSTってありますが、スーパーとかで売られている安い紅茶だそう。
値引きも一切なしでした。気持ちよくRs.4000分買いました。なにせちょっとルピー両替しすぎて余ってたので。笑。
そして駅で時刻表で明日の電車の予定を見ながら、本当はエキスポ・レイルとかラジャダニエクスプレスとか豪華列車があってそれに乗ってみたかったのですが、もう今はやってないみたいデス。なので普通の電車を使う必要があります。
上の時刻表はキャンディ駅に貼ってあるものなんですが、あまり信用せず窓口に聞いた方がイイです。私の場合10:30ってなってましたが、実際は10:40。ちょっとの違いですが、フォート駅のようにその時間帯の電車が走ってないとかもあるかもしれませんので。
ただ、キャンディから空港(ニコンボ)には直通バスが出ているそうで、それに乗れば2時間ちょっとで空港につくらしいです。コロンボフォートまで電車で行くとかなり遠回りになるそう。
明日考えよう。調子よかったらキャンディでショッピングでもして午後バスで空港へ。そうでなかったら、電車でコロンボ経由、タクシーで空港へというパターン。
最後はキャンディの丘の一番高いところにある白い大仏に行きました。
大仏途中まで登れました。そこからキャンディ湖を見渡せて、結構絶景。
いや~、楽しかった。11時過ぎからもう暗くなる18時近くまでこの兄ちゃんとガッツリ遊んだ感じです。
キャンディのホテルはちょっと豪華。なんと言ってもちょっと高めで3,377円(朝食付き)。なのでこんなにきれい!
そしてシャワーのお湯がちゃんと出る!これは素晴らしい!フツーはチロチロって洗うにギリギリの量しか出ませんでしたので。
最後の夜ですし、ちょっと贅沢目で。
翌日は案の定お腹を壊して下痢だったのでいつでもトイレに行けるように電車でフォートへ向かってからUBER使って空港までタクシーで行きました。
コロンボ、ニコンボ周辺はUBER使えます。でも台数が少ないので私の場合15分位待ちました。でもフォート駅から空港までRs.2200。でこれは高速代のRs.300を含んでたので、内訳はRs.1900+高速Rs.300です。行きで空港でアサインされたタクシーがRs.2650(高速代なし)でしたからやっぱりUBER安いです。マナーも完璧ですし。
トゥクトゥクも営業してましたが、空港までは遠すぎてトゥクトゥクじゃ無理でしょ?って言っても大丈夫って言い張ってました。笑。
いや~、スリランカは楽しかったです。今回初めてローカルの交通機関を使ったので、現地の人との交流がよかったですね。みんな親切ですし、笑いますし。国も教育無償ってだけあって、どこもきれい。とても南アジアの国とは思えないくらいです。
また行きたい国になりました。次回はヤーラ国立公園かな?
フライト 91,230円
宿泊6泊 13,312円(@2,200円)
ジャングルツアー 9,230円
入場料 14,100円
電車&バス 1,650円
トゥクトゥク 4,500円
タクシー 4,000円(空港往復)
食事 9,400円(半分以上はビール代)
お土産 5,500円
その他 700円合計 153,622円
移動費は電車バスで節約して、遺跡、ツアー、ビールは気にせずというプランです。入場料の高さが目立ちますね~。
でも素晴らしい国なので機会があればぜひ行ってみてください。