奇跡のスリランカ。文化三角地帯でも必見のダンブッラ。天然洞窟に描かれた壁画は圧巻の迫力。
2024/02/21
いよいよ、スリランカの旅も中盤の4日目です。アヌラーダプラから出て、どこに行こうか考えつつ、目的の一つ、シーギリアを考えながら
1)ダンブッラ経由と
2)先にポロンナルワへ行く
て2つのパターンを考えてました。ダンブッラは、石窟寺院が観光の名所というかここしかないので1)のルートにすれば(状況次第ですが)午後シーギリアロックに行けるかもしれません。
って理由で、1)のダンブッラ経由にしました。
シーギリア泊は1日でもよかったのですが、その場合はもう一泊はポロンナルワになります。
洗濯したいって単純な理由でシーギリアに2泊にしました、笑。アヌラーダプラでも選択しましたが、ここで2泊しないとあと洗濯のタイミングがないんですね。笑。
1日目)成田からコロンボフォートへ。
2日目)アヌラーダプラ遺跡観光
3日目)ウィルパットゥ国立公園、ミヒンタレー観光
4日目)ダンブッラ観光 ← ここの話
5日目以降未定
アヌラーダプラから向かうはシギリアですが、その場合、一旦ダンブッラへ行って乗り換える必要があります。
アヌラーダプラから、ダンブッラ行き(キャンディ行き)は、昨日と違ってオールドバスセンターからの出発らしいです。
なのでアヌラーダプラのホテルをでてからトゥクトゥクをつかまえて、オールドバスセンターへ向かいます。
バスセンターに居たおじさんにダンブッラって聞くと、これだって。正確にはキャンティ行きに乗ってダンブッラで途中下車。
もう迷うところがないですね。インターシティバスになるのかな?クーラー効いて寒いです。
フロントガラスに7:25発って書いてますが、あまり乗客いません。どうなんだろう?って思ってたら3割くらいの乗車率で出発。
途中、お客さん拾いながら、最終的には8割くらい埋まってたかな。
アヌラーダプからダンブッラまでRs.300。距離は70km弱あります。ローカルと比べてちょっと割高ですが、レシートもらってるのでぼられてる訳ではありません。
ちなみにスリランカのバスはちゃんとレシートもらう場合がほとんどなのでバス運賃でぼられるって心配はあんまないと思います。レシートには発と着と料金がきちんと記載されてます。
Googlemapの予想とほぼ同じ、1時間ちょっとでダンブッラ到着です。8時40分。
ダンブッラのバスターミナルから歩いて寺院まで行こうと思ったのですが、営業されたトゥクトゥクのドライバーにそれは遠いよって言われました。結果、確かに歩けない距離じゃないけどちょっと遠い。
腹ごしらえでパン2個、Rs.65で食べつつ、営業激しかったトゥクトゥクで石窟寺院まで行きます。
まぁ、このドライバーも営業激しく、結果石窟寺院まではRs.300で行ってもらいました。(だいたい1.5倍くらいかな)ここまではトゥクトゥクのドライバーに恵まれてませんね。
私のガイドブック(地球の歩き方)は’13~’14で古いので地図ではGoldenBuddhaのある方にチケットオフィスって書いてますが、実際は反対に移動してるみたいデス。
トゥクトゥクのお兄さん、感じはよくなかったけど、ちゃんと反対のチケットオフィスの方へ連れて行ってくれました。
しばらくは階段を歩いて登ります。まぁ岩山の山頂付近にある石窟寺院ですからね。
階段は結構ありますね。前のちょっと太目の女性は、その後、右に見える男の子に手を貸してあげるってしつこく付きまとわれてました。自分で登るから大丈夫って。まぁ、手を貸してもらえればチップ要求するのは目に見えてますからね~。
無事、入口まで。中国からの団体さんと遭遇。ちょっと避けたいので少し急ぎ目で進みます。入る前に靴を預ける必要があります。
ここで、来る途中に買ったチケットを提示。チケットはRs.1500。1ヶ所の観光入場料としては結構割高です。
注意点としては、チケットないとここから入れないので、反対側から来てチケットなしだと一旦下って、チケットオフィスで買ってから再度登らないといけません。
入ってすぐ。手前が第一窟。岩山の洞窟を彫りぬかれてるのが分かると思います。
第一窟 デーワ・ラージャ・ヴィハーラ
第一窟なので最古の石窟で寺院最大の仏像があります。約14mあるそうです。でかい!
天井はだいぶ崩壊してますが、それでもまだ迫力は健在じゃないかと感じます。
では次へ。こんな感じで、岩山を削られる形で石窟が続いてます。
ダンブッラは第一窟~第五窟まで続きます。
第二窟 マハー・ラージャ・ヴィハーラ
で、第二窟はダンブッラ最大の洞窟です。なにしろ入るなりこの迫力!すごい!
この第二窟が一番の迫力ですね。幅52m、御区域25mです。まぁ50mプールみたいなもんかな?
そして現在の信仰の対象でもあるのでローカルの人はここだけじゃなくてだいたいこういう風に花を添えてます。
第三窟 マハー・アルト・ヴィハーラ
続いて第三窟へ向かいます。第二窟から第五窟までは廊下でで渡れるようになってます。
第二窟の迫力に押された後は消化試合みたいなもんでしょうか。でもここでも57体の仏像ですからそこそこの迫力があります。
しかしダンブッラでは洞窟内のカメラ撮影はまったく制限されてませんでしたね。私はフラッシュは焚きませんが。フラッシュは禁止かな?そこらへんはよくわかってません。
この洞窟寺院は紀元前1世紀に造られたのが最初という歴史です。当時の首都だったアヌラーダプラから追放されてここに身を隠しながら王権奪回の機会を狙っていたというのですから、今日私がバスで通ったところをまさしく逃げてきたんでしょうか。2000年以上も前の話ですね。
第四窟 パッツィーマ・ヴィハーラ
確かに小ぶりなんですが個人的には、小さくまとまっていて天井の壁画なんかも見ごたえあるかなと感じますね。特に青が新鮮。
第五窟 デワナ・アルト・ヴィハーラ
そして最後。ここは1915年なので、およそ100年前。最近ですね。
確かに2000年前と100年前?だとちょっとって感じなんですが見た目はよく分かりません。そんなもんか?
交通の要所にしてポツンとあるダンブッラの石窟寺院なんですが、迫力は十分です。
やっぱり文化三角地帯の中でもダンブッラの石窟寺院は必見じゃないかと感じます。
下りはチケットセンターではなく、反対の大仏(Golden Buddha)の方へ下ります。
ここもすごい人気ですねぇ。ガンガンしたから上がってきてます。
で、降りると、ゴールデンテンプルがありました。すごいなこれ。
TEMPLTEってあるので寺院なんですよね。レストランにしかみえない。というかレストランじゃないかと。
横には面白いモニュメントがあります。僧侶達がならんでゴールデンテンプルへ向かってます。
では、ダンブッラの石窟寺院の見学は終わりです。これからシーギリアへ向かいます。
でバスターミナルまでたぶん、2,3kmですね。歩いてもいいのですが暑いのでできればバスに乗りたい!
ってバス停を探してるとトゥクトゥクの兄さんが営業に。
いくら?Rs.150。(お?行きは300だったけど相場だ)。一応、Rs.100にならない?って聞くと、いやいや2kmちょいあるから150が相場だよ。って。
なんとなくやり取りからやっといいトゥクトゥクのドライバーに会ったかなって感じです。
で、お願いしてバスターミナルまで行ってもらいました。アヌラーダブラからのバスで降りたところはバスターミナルじゃなかったのでちょっと探さないと行けなかったのですが、ちゃんと連れて行ってもらって、あそこの7番に止まってるのに乗るんだよって教えてもらいます。
一応シーギリアまで行こうか?って営業されましたけどバスで行くから大丈夫と。だってバスの方がすごく安いからと。
シーギリアって聞くとこのバスを教えてくれました。確かに頭の表示をみるとシーギリア行きになってました。
バスは好きなところで止まってくれます。ブザーを鳴らすか、ブザーがない場合、天井にある紐を引っ張って鈴を鳴らします。
Googlemapでホテルの場所を見ながら近づいてブザー鳴らして無事下車できました。バス代はRs.50。
まだ午前11時なので一旦ホテルへ行ってゆっくりして午後を考えます。
今日泊まるホテルはこの先。Palitha HOMESTAYです。HOMESTAYってなってるってちょっと民泊っぽいのかな?なんて考えながら実際民家の間を抜けて歩いていきます。
スリランカ来て初めてティー。なんて言ってもずっと水とビールだったので、ここで初めて飲みます。
お部屋もきれいで満足。宿帳みると久しぶりのお客さんみたい。たぶん今日は私一人かな?
後で聞きましたが、Expediaに登録したばかりで私がExpedia経由での初めてのお客さんだったそう。それは何よりです。
では午後に向けてちょっと休憩。