快晴!絶景!男を感じる登りばっかりな霊峰男体山へ。日光からの360°景観を堪能しました。
2020/12/11
日本百名山の男体山(2484m)へ行ってきました。先週はおとなりの日光白根山へ家族で登ってましたが、そこから見える男体山は、とても雄大でほんと「山」って感じです。包容力があって、小さいことは気にせず、どんと構えているおとうさんの山です。(お母さんは女峰山、長男は太郎山です)一回登ってますが、先週からちょっと気になってました。(笑)
栃木県の男体山は、どこから見ても円錐形の美しい姿が特徴で、特に中禅寺湖越しに見ると富士山に似ているので下野富士とも呼ばれています。(ちなみに、日本各地に○○富士と呼ばれている山は300以上あるらしいです)
関東一の霊峰とのことで、山岳信仰の聖地となっているようです。1999年に世界遺産に登録された「日光の社寺」には日光山内になる二社一寺とそれら周辺の自然環境が一体となって遺跡としての文化的要素が形成されているとなっているので男体山もその要素になるようです。
2014-7-20 (月曜)
男体山(2484m)
日光国立公園
日本百名山
中宮祠(日光二荒山神社)~男体山(ピストン)危険個所も特になく、道も分かりやすいですが、とにかく登りがきついと思います。マイペースで。
昨日、宇都宮まで戻ってきて今日行く山をいろいろ検討していて、まだ行ったことのない女峰山へ行こうかと考えてました。コースタイムで9時間くらいなんですが、6.5時間くらいで霧降高原から往復したようなブログもあったのでまぁ大丈夫かと。相変わらずアバウトです。
ただ、夕方から雨が降り始め、18時頃は、バケツをひっくり返したような土砂降りでした。え?なんでだろうと天気予報をみると、明日の雲行きが怪しいじゃないですか。ずっとNHKを見てると、関東は全般晴れだけど、大気の谷間になる東北は雨みたいな予報をしゃべってます。確かに日光は40%程度でした。雨もまだ降っています。
どうしよう?と思いながらすでに20時には記憶がありませんでした。(寝てました)
目覚ましなしでも遊びの日はバチっと目が覚めます。(仕事の日も別の意味で目が覚めます)2時半です。
天気予報は曇りで、15時頃から雨になってました。うーそうするとロングコースになる女峰山はあきらめて、サクッと?登れる男体山にしようということで早速出発しました。3時にチェックアウトです。
男体山は日本百名山で、ここも15年くらい前に登ってます。単純に直登をず~と登って行く面白くない山ってイメージがずっとありました。まぁ、雨を避けてですし、宇都宮まで来ているのでいいかと。海の日で百名山なので込みそうかと思って3時出発!
少しトラブル(最後のおまけ!)があって遅れましたが、駐車場に5時過ぎに止めて準備万端!中禅寺湖はきれいですね。青空が広がりそうで天気も期待できそうです。
駐車場は中にもありますが、私は中禅寺湖のほとりの無料駐車場へ停めました。トイレは中にもありますが、トイレットペーパーはありません。(ティッシュは買えるようです)
さぁと思いきや、門が閉まっています。なになに?開門は6時?なるほど周りにチラホラ待っている人もいます。あと40分かぁ。
暇つぶしに牛石なんかを撮ってると
おじさん達が門の横に消えていきます。?ん?次のグループも。で、着いていくと、裏から入れました。ちょっと(とても)罪悪感がありましたが、待つのは苦手なので、一緒に入って5時半にはスタートできました。
ここから登ります。
お決まりですね。まずは1合目です。こんな印が9合目まで全部?あります。2合目はちょっと自信ありません。
登山道は結構荒れてます。急な登りが続くんですが、土が砂状なのかこんな感じです。以前屋久島の縄文杉を見に行った時に、タクシーのおじさんが、登山靴が最悪で山がボロボロになるって言ってました。その時は親父と2人でスニーカーでしたが。(笑)
これもお決まりですね。おさるさんが結構のびのび遊んでます。もしかすると餌あげる登山客もいるんでしょうか。
舗装道路を登るとまた山道に戻ります。うす暗い中をひたすら登る道って、あんま楽しくないですよね。私はソロなので話す相手もいませんし。なのでか、基本登山中は私は休憩ほとんどとらないんですね。止まって水飲むことはありますが・・・。
山頂まで展望がいまいちってブログもありますが、今日はなんとずっと絶景です。4合目あたりから、中尊寺湖をチラチラみながら登れます。写真だとうまく伝わらないですが、中尊寺湖の青がすごく濃くてほんといい景色です。
道は、4合目から8合目まではかなりきつい急登です。休むところもないので結構きついと思います。私も前日の那須岳ヒルクライムの疲れが少しあったので、まぁ、今日は男体山でよかったと思います。上から見るとこんなに急です。特に昨日の雨の後なので、足場が悪く、石の上はよく滑ります。
下から見上げると、こんな感じです。結構きついですね!
途中で鳥居をくぐります。いよいよでしょうか?
8合目こえてこの景観です。いやいや、すでに大満足!ここら辺ですれちがった人たちとすでに喜びを共有してました。「ほんといい天気でよかったですね~」「いやーすごい絶景ですよ~」なんて。ソロ登山は口数が多くなります。(笑)
8合目から少し緩やかになって、9合目をこえれば山頂はもうすぐです。といいつつ、大体、山は9合目くらいからがきついんですよね?この階段を登れば?と思いつつ、
じゃーんって、まだこんなにあります。
でもそこを登れば頂上です!7:40登頂!
コースタイム3:50なので△1:40でした。登りは自転車のおかげもあってあんまり疲れません。(下りは苦手です)それにしても絶景です。カメラで表現できません。(腕の問題でもあります)
鐘と剣と鳥居!雲がすごい。
ただ、この剣がどういう意味なのか分かりません。
先週家族で登った男体山もくっきり。以前乗ったタクシーの運転手さんが、山は登るんじゃなくて見るもんだよ~って言ってましたが、確かに。でも山頂でみると格別です!
こちらは息子の太郎山!お母さん(女峰山)撮り忘れました。
いやいやほんと絶景です。中尊寺湖の青と空の青、あざやかな城の雲と山です。みてるだけでよだれが出ます。
感動の景観を動画撮りました。
堪能して下山開始です。この景観、8時くらいなんですが、下山開始してほどなくかなりガスがでてきました。5合目~8合目まで励ましてくれた中尊寺湖の景観もガスってほとんど見えません。いや、やっぱり早起きがいいですね!
山の教科書的には午前中をめどに下山できればいいんですが、なかなかそうもいきません。でもせっかくなのでいい景色を見れる午前中に登るのがお勧めです。下山しても10時前。渋滞もなく13時には帰宅です~。(コースタイムはあくまで参考にして、やっぱり標準タイムを基本にしましょう!)
いや~、三連休むちゃくちゃ楽しかった!
#かーちゃん、広角レンズが欲しくなった!
男体山は二洗山神社(ふたらさんじんじゃ)の御神体山なんです。山岳信仰の御山として関東第一の霊峰です。登山道はかなり荒れています。たぶん、土の性質と急登の登山道のせいだと思うんですが。入山料として500円必要です。私も下山時に払いました。すいません。記帳して登山料を払うとお守りもらえます。
(今日のおまけ)
ナビが使いこなせていません。「二洗山神社中宮」へ行く必要があるのですが、むかった先は「二洗山神社」。こちらは日光東照宮の隣にあります。駐車場は8時からで、しゃーないなーと、近くの24時間駐車場に止めて、いざ!
未明の神社は格別におごそかやなぁって思いながら登山口探すもありません。
あれ?トイレの脇を・・・。GPS見ると、ずいぶん離れてます。日光はGPSの感度悪いなぁと。探しても探しても登山口がありません。
!、GPS当たり!全然違うわ。確かにいろは坂も通ってないし。もはや笑うしかありません。こんなの私しかいないと思いますが、みなさんもナビの入力は注意しましょう。