13世紀頃に建てられたアユタヤ王朝の繁栄とビルマ軍の破壊の歴史を観ます。
少し前の旅行記になります。去年(2023年)の7月4日から5泊6日でタイへ行ってきました。
初日アユタヤ遺跡の観光です。
人は少ないですね。団体客がまずいません。日本人なんて、この旅行でバンコク以外では一人も会いません。
なのですごくゆっくり見れます。と言うか、人が多くても広いのでゆっくり見れるんですが、私は人混みが苦手なのでリラックスできます。笑。
アユタヤ遺跡で一番有名なワット・マハタートを見てから、すぐ隣のワット・ラチャブラナへ。
ワット・ラチャブラナ / Wat Rajaburana
ほんとにすぐ隣なんですよ。お隣さんです。もうアユタヤ遺跡群じたいが、遺跡の総合博物館みたいな感じで密集してますからね。
8代目の王が王位継承争いで死んだ二人の兄たちの慰霊のために建立した寺院だそうです。
門構えがすごく建築美を感じます。きれいです。
中は集会所みたいな広場の先にトウモロコシ型の塔があります。
このへんのガルーダの像あたりは装飾の色が違うので修復されてるんだと思います。
塔側からみると。
この意匠もすごく細かいんですよね。
ワット・プラシーサンペット / Wat Pra Srisanpet
続いて行きます。その後ろにあるのがワット・プラシーサンペット。アユタヤ王宮内にあった最も重要な寺院だそうです。
第2次アユタヤ侵攻で、寺院そして仏像はほぼ破壊されたみたいなんで、今見てるのは戦後になって修復されたものなんでしょうね。
寺院のシンボルは、東西に並ぶこの3基の仏塔。当時の王と王子それぞれの遺骨が納められていたそうです。
さすが王室の守護寺院ってだけあって豪華ですし、広かったです。
ワット・プララーム / Wat Phra Ram
どこも近いです。自転車で5分とか遠くて10分とかですね。お次はワット・プララーム。アユタヤ王朝初期の寺院だそうです。
足が長い鳥。
本堂そして7つの礼拝堂の跡があるそうなんですが、初期の寺院だからか少し小ぶりでしたね。
アユタヤの犬はどれもおとなしい犬ばかりでした。安心です。
そして、次へ。
ワット・ロカヤ・スターラーム / Wat Lokaya Sutharam
草原の中にいきなりでてくる高さ5m、全長28mの巨大寝釈迦仏です。
綺麗だなって思ってたら1956年に復元だそうです。まぁそれでも70年ですね。
自転車でぐるぐると回ってきて、寝釈迦仏を見て一休み。
アユタヤはわりとこじんまりしてて自転車で回るのにちょうどいいサイズ感でした。それぞれの遺跡も見ごたえ十分で、修復されているものもありますが、あまり大げさではないですし、ビルマ軍にやられた仏像や焼けた後もそのまま残ってるので、まさに13世紀の廃墟という感じが伝わります。
またしばらくして行ってみてもいいかなぁ。なんて思うくらいです。
暑かったので、戻りつつ、食事。
悩ましい円安に加えて、タイはタイで物価高になってます。
昔は安い東南アジアだったんですが、もうそんな事は言ってられません。ちょっとしたレストランでビールとチャーハンで220バーツ。ざっと900円くらいかな。アユタヤは田舎なので、少しだけ日本より安いですけど、バンコクに戻ると物価はほぼ日本と一緒です。
自転車を返して、鉄道でまたバンコクへ戻ります。
鉄道は楽しいです。アユタヤ往復も、旅行者はほぼいなかったので、現地の人ばかりでした。タイ語は分からないので何をしゃべってるか分からないですけど、その雰囲気の中にいるのがとても心地よいです。
途中、軍服の人も乗ってきましたが、軍人も移動で使うのかな。
途中途中で物売りにくるのも楽しみの一つです。
そしてバンコクに戻ってから、少し早い夕食。あれ?そうアユタヤで食べてからそんなに時間経ってないんですけど、暇だったので。
やっぱりタイ料理は美味しい。得に少しちゃんとしたレストランに入るとその味は抜群ですね。ビールと写真の2品で650バーツ(約2700円)ええ、値段はほぼ日本と変わらないです。
バンスー駅。
さて、次どうするかと言うとチェンマイへ行きます。鉄道です。
なので、本当はアユタヤからバンコクまで戻らなくてよかったんですけど、始発から乗りたかったので、一回バンコクまで戻ってきてからチェンマイへ向かいます。寝台です。
まだ観光1日目です。笑。
ちなみに、クルンテープアピワット中央駅でシャワー浴びれます。無料です。私が行った時は、1室だけ使えました。なので多分大丈夫だと思いますが、寝台列車での移動になると、シャワー浴びるところがないので駅で使えるととても助かります。
当然ですけど、シャンプーとかは一切ないです。でも、なんとお湯がでます。素敵です。
私もシャワー浴びてスッキリして出発を待ちました。
つづきます。
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