世界遺産のハロン湾クルーズ。ニョキニョキ感すごい奇石と圧倒的規模のスンソット洞窟。
2023年年末は12月26日から5泊7日でベトナムへ行ってきました。2日目です。
2日目?正確には3日目です。初日の夜にハノイに到着、2日目はハノイ旧市街を中心に散策してすごしました。
この3日目はハロン湾へ向かいます。ただ、どうやって行くかを決めてませんでした。行き方は3パターンあると思いますが、ハロン湾(地名としてはバイチャイ)を観光した後はニンビンへ移動する予定でした。
1)ハノイ発のツアーに参加する。
2)リムジンバスを手配する
3)ローカルバス+長距離バスに乗る。
1)は往復になるのでNGで、2)はツアー会社かまたはホテルへ手配を依頼すればいいかもしれません。ただ夜まで飲み歩いていたので時間が厳しいです。
最初は気楽に3を考えてましたが、ローカルバスでハノイ側のバスステーションまで移動して、そこからバイチャイ側のバスステーションまで行って、さらにそこからハロン湾の港へバスで行くことになります。これはなかなか難しく、バスの時刻表なんて調べても出てこないので行ってみないと分かりません。バスステーションへの移動はGrabを使ってもいいかもしれませんが、おそらく移動で一日使ってしまいそうです。
ハロン湾のクルーズは3時間コースと5時間コースの2つがあってできれば5時間コースに行きたかったので、できれば午前中に着きたい・・・。日数がもっとあれば気楽にバスなんですけどね。
悩んだ結果、
4)Grabで行ってしまおう!
ってことでGrab(タクシー)で行くことにしました。値段を確認すると、ざっと8,000円ちょい。(Grabで表示される価格に高速代が追加でプラスされて結果10,000円)
早く移動して、ハロン湾のツアーに参加できるのでこれでよしということで。
ちなみに、Grabの高速代は降車後、請求額で勝手に入って来るんですが、その価格が正しいかどうかって分からないんですよね。これがGrabの欠点かなと思うんですけど仕方ないですね。この時も通行料で20万ドン(約1100円)が加算されてました。
ホテル出てGrabで募集するんですが、3台くらいキャンセルされましたが、なんとか行ってくれるドライバーつかまえました。
時間にして3時間かからないくらい。バスより圧倒的に早いです。
ハロン湾クルーズが目的ですが、出航港が実はハロン国際港とトゥアンチャウ国際港の2つあるんです。どちらも同じみたいなんですけどはハロン国際港はツアーが多い?ってみたので、今回はトゥアンチャウ国際港へ。
で、多分、ぼられたんじゃないかなぁ。
タクシー下りると、一人のおばさんがこっちこっちって客引きしてきました。無視してターミナルに向かいますが、ずっと付いてきます。入るとカウンターが1つあって、一人の人が立ってて自然とそこで交渉という流れです。
おそらく、入口から付いているので、他のボートは遠慮してたんじゃないかな?(推測ですけど)
法外な料金を紙に書いていたので、ガイドブック(地球の歩き方)を出すと、さっと紙を変えて値段を訂正しました。
で、ガイドブックには3時間コース44万ドン、5時間コース49万ドンって書いてます。
チンピラのようなお兄さんが言うには、それは夏料金で今は冬なので高いと。で、5時間コースは少人数(~15人)で90万ドン、大人数で80万ドンっという話。一人だったらいろいろと交渉するんですが、他の交渉先も見当たらず、面倒でもあったので、90万ドンでお願いしました。正規が49万ドンなので41万ドン(約2400円)高く、3人分で約7200円。
う~ん、その後どれだけ探してもシーズンオフ(冬)が買いなんて情報はないのでまぁぼられたんだと思います。それほど目くじら立てる金額(7200円)ではないのですが、騙されるというのがかなりやっぱり頭にくるんですよね。
ベトナムは、昔から残念ながらぼったくり、騙す人多いんで仕方ないですね。その辺は仕事も絡めて何年もお付き合いしてる国なのでよく分かってるんですけど。
個人旅行で行く場合には、皆さん気を付けて下さい(そんな人あんまりいないと思いますけど)
その後キャンセルしようかなぁなんて思ってましたが、まぁそれももめるし、一回払ったお金は多分意地でも返さないので諦めました。笑。
ツアーなのかガンガン出航していきます。
本来はボート(船)の中でランチを注文できるんですが、どうも騙された感があって料理もどうも・・ってなってバナナを買って食べてました。笑。まぁでもこのバナナ少し酸味があって美味しいんです。
日本だと松島が似たような感じですが、世界遺産のハロン湾はどうでしょうか。ちなみにハロン湾に来るのは初めて。
1時間くらい待たされて、いよいよ出航。想像通り約束の人数以上25人くらい乗ってました。でもそこそこ船が大きかったので気になるほどではなく、快適でした。
松島と比べても仕方ないですが、ニョキニョキ感というか詰まった感じがすごい。遠くから見て、どこにボートが入っていくんだろうって感じです。
奇石の連続ですけど、一応いくつか見どころがあって、右に見えてるのが香炉岩。ベトナムの20万ドン札に印刷されてます。
どうってことないんですが、ハロン湾では一番有名みたいです。
字からすると鶏が戦うって感じなんですど、他の紹介ではキスする鶏ってでてました。
横からボートが近づいてきてバナナを売りに来ました。商魂たくましい。
奇石はすごいです。で、海もきれいなんですけど、いわゆる透き通って透明で青い!って感じではなく、どんより濁ってるんで一般的にはきれいとは言わないんでしょう。
でも、まぁ眺め続けると飽きてくるんですが、飽きてきたころにスンソット洞窟に到着です。
3時間コースと5時間コースの大きな違いはこのスンソット洞窟に行くかどうかですね。
このスンソット洞窟は、ファンタジー感があるって前評判だったんですが、なかなかすごかったです。
地上からの光が青く見えるんです。ライトアップではないんですけど、洞窟の空気と干渉して色が付くのかな?この光でかなり神秘的に見えます。
最初は(たぶん)ぼられてちょっとイマイチ感がありましたが、乗ってみるとなかなかにいいハロン湾。こういう景色がすきな人にはビンゴだと思います。
船はむちゃくちゃ多いです。これでオフシーズンって言うんで、シーズン中はどうなるんでしょうかね。
ちなみにハロン湾で1泊するクルーズ船のツアーもあるようです。こっちはたぶん飽きるかな・・・。
続きます。