世界一の長さという木造歩道橋の蓬莱橋と、三種の神器の草薙剣を祀る熱田神宮。
某日、和歌山へ行ってきました。
で、その途中で静岡県島田市にある蓬莱橋に立ち寄ってきました。
蓬莱橋(ほうらいばし)
蓬莱橋でピンと来る人は少し少ないかもしれませんが、静岡県島田市の大井川に架けられた木造橋です。
島田市の駅から歩いて20分くらいかかります。天気がすごいいい日でまぁ気絶しそうになりながら行ってきました。橋に何しに?って事ですが、観光で見るだけですね。
全長が897m。雑に言うと約1kmで往復すると2kmあります。大人で20分の距離です。
正式には農道らしいのですが、渡るのにお金がかかります(有料で大人100円です。これを徴収する人が居ます。)。これは珍しいらしいです。で、一度来てみたいって思ってたのは、「世界一の長さを誇る木造歩道橋」なんですよね。
ちなみに、「蓬莱橋」と書いてますが、実際はこの漢字。コンピュータに登録されていないんです。
まぁ渡るだけなので写真は単調です。はい、すいません。
で、約1kmを歩くってことは、この大井川は川幅が1kmになるって事ですね。すんごいでっかい川なんですねぇ。で、ずーーと真っすぐな橋を歩くのは結構遠くというかむちゃくちゃ遠くに感じます。
途中引き返そうかな?だって橋渡るだけだしって思いましたが、歩いてた人は一応反対岸まで行ってたみたいなので私もちゃんと渡りました。
でもこの猛暑の中、平日ですが歩いてる人いるんですよねぇ。一度は行きたいなぁと思ってた蓬莱橋ですが、まぁこの機会に渡れてよかったです。でもあまりの暑さに気絶しそうになったので、途中帽子を買いました。
ウンチクとして、島田市のHPには長生きって書いてるので私も100歳までは大丈夫でしょう。
長い木=長生きの橋、全長897.4(やくなし=厄無し」の語呂合わせで縁起のいい橋として人気があります
by 島田市HPより
そして島田市から先に向かったのは熱田神宮。
熱田神宮
名古屋って仕事では数えきれない程来てますが、観光したことはないんですよね。で一応途中だったので、熱田神宮へ行ってきました。名古屋駅からほど近く、神宮前駅から目と鼻の先の大都会の中にあります。
なんでこんなに90度で曲がってるのか?
熱田神宮は三種の神器の1つである草薙剣(くさなぎのつるぎ)を祀る神社として有名です。草薙神剣って調べてみると、こんな風に書いてるので、まぁ数多ある天照大神を祀る神社はあっても正体があるって事で熱田神宮は有名なんですね。
創建はなんと113年。約1900年前です。
草薙神剣の「正体」としての天照大神をいい、いい換えれば、草薙神剣そのものが天照大神の「霊代(実体)」としての「熱田大神」である
なので、伊勢神宮と熱田神宮は「一体分身の神」を祀る神社とされているとか。知らなかった・・・。
三種の神器の1つが熱田神宮にあるって事は、他の2つは?ってのが気になります。日本書紀に書かれているのが「八尺瓊勾玉」(やさかにのまがたま)、「草薙剣」(くさなぎのつるぎ)、「八咫鏡」(やたのかがみ)の3つだそうで、その一つの草薙剣の本物がここ熱田神宮にあるとされています。
3つとも皇居にあるらしいのですが、本物はの「八尺瓊勾玉」だけ。後の「草薙剣」が熱田神宮で、「八咫鏡」は伊勢神宮にあるそうです。
源氏が平氏を滅ぼし三種の神器を奪おうとしたのが1185年の壇ノ浦の戦い。ああ、のんきに寿司食べて観光してたあそこか?
下関の唐戸市場で新鮮で美味しいお寿司をたらふく食べて、レトロな町の門司を観光。
夕方4時位かな。静かな参拝でした。パワースポットとしては十分でしょう。
樹齢は1000年以上と書かれていた大楠。ちなみに・・・・、内部が空洞になっていて蛇が住んでいるそうです。
大木は至る所にありました。
都心の神社と言えば、東京原宿の明治神宮もそうですね。明治神宮ほど広くはなかったですが、都会の真ん中にこれだけ大きな神社があるのはいいですよね。
明治神宮へお参りして柴又帝釈天へ。夜は娘とみなとみらいをデートする充実の休日。
帰り際、境内を歩いてると鶏が突然出てきました。名古屋だから名古屋コーチンなのか!?なんて。
なんて。近づいても逃げないので人慣れしてますね。
初日のこの日は、名古屋で宿泊でした。何とも贅沢です。
明日から南紀へ向かいます。
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